学生限定アイドルガール
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15・待ちに待った海1
__屋上
「海?」
「そうよ。たまにはそういうのもいいんじゃないかと思ってね。」
「確かに練習ばっかりで夏休みを満喫できてないのだ…。」
「車なら、私の家の者がちょうど用事があるって、乗せてくれるらしいわ。」
家の者……メアリちゃんって、お金なさそうなこと言うけど、実はお金持ち…?
「じゃあ、万里も誘ってみる!」
__104号室
「は?海?名前はやめとけ。」
ベッドに横になっている万里に、はしごを登って覗くと雑誌を読んでいた。
「え!なんで!だって夏だよ!海だよ!」
「中庭にプールあるだろ…。」
なんで万里そんなに乗り気じゃないんだろ…。
絶対行くと思ったのに…。
「……じゃあほかの人と行くよ。」
しぶしぶはしごを下りる…。
「……。」
__103号室
「仕方なく万里の隣の住民に声をかけるのであった…。」
「…何しに来たんだよ。」
至さんはいつもの格好でゲーム中だった。
「俺もうすぐ実況とるから出て行ってくんない?」
「海行きましょう!」
「無理。」
知ってましたけど……。
「なんで万里行きたがらないんでしょうね。」
「俺も別に行きたくないから。」
「ソルト対応ですね。」
「ふつうに塩対応でよくね?」
「なんとなく来ただけなので、そろそろ行きますね。また来ます。」
「名前出禁。」
__104号室
もう一度はしごを登って、万里を覗く。
「至さんにフラれたー。」
「だろーな。」
「なんでダメなの…?夏嫌い?秋組なだけに秋が好きとか?」
「…なんでそうなんだよ。」
相変わらず雑誌から目を離さない万里の髪をいじる。
「全部三つ編みにしてゆるふわパーマにしてやる…。っぷ。」
「勝手に想像して笑ってんな。」
なんで行ってくれないのか、理由を一向に話そうとしない万里の上に乗る。
「……なんなんだよ。」
やっと雑誌を置いてこちらを見る。
「海!」
「無理。」
「なんで!」
「…。」
む……。
なんでそんなに頑なに話したがらないの。
「オーストラリアの時みたいに日焼けを気にしてるなら、今回は強めの塗るから!」
「そうじゃねぇよ……。」
「…じゃいいよ。十座くんと行くから___」
「なんっでそうなった__!」
万里の上から退こうとしたら、ガシッと腕を掴まれた。
「じゃあ行こうよ行こうよ!!」
「マジでめんどくさい恋人ちゃん……。」
「私に惚れたのが悪いよ。」
「…わぁーったよ。ただし、ぜってぇ勝手にどっか行くんじゃねぇぞ…。」
「はーい!」
「(全然わかってねぇな。)」
___海
「わあ!海だー!」
「だーかーら、うろちょろすんなって!」
「はーい!」
「ぜってぇ分かってねぇ返事だろ。」
「万里も大変ね。」
「惚れたのが運の尽きじゃな。」
「……。」
オーストラリアの時よりは人も少なくていいな。
「おねぇさん一人?」
「めっちゃ胸でかくね?」
「かき氷奢ってあげるよ。」
「え!かき氷____」
肩を掴まれ後ろに引き寄せられる。
「俺の彼女なんで。」
「あ、そっすか。」
「すんませーん。」
「行こうぜ。」
「言ったよなぁ?勝手にどっか行くなって…。」
恒例の片手で頬を掴まれる攻撃だ。
「ほへんははひ(ごめんなさい)…。」
「っつーか、知らねぇ奴にホイホイ付いてこうとすんなっ!」
「はひ(はい)…。」
海に来たばかりなのにすごく怒られた……。
私も悪いんだけど……。
あれ、あそこでビーチバレーしてるのって…!
「って、おい!聞いてんのかよ!」
「聞いてないわね。」
「時々、名前殿は自由人だからのう。」
「お姉ちゃん!」
「え!名前!?」
「あれ!ばななーじゃん!なんでパーカー?」
シトロンさん、椋くん、一成さん、十座くん、ママ、丞さんそしておねぇちゃんでビーチバレーをしていた。
「お姉ちゃんたちも遊びに来たの?」
「ううん!海の家のお手伝いだよ!」
「おい。名前…。勝手に行くなっつったろ…?」
ガシッと頭を掴まれる。
「ご、ごめん…。つい……。」
さっきよりも怒らせてしまった。
「あはは…、万里くんたちは遊びに?」
「そー。監督ちゃんの自由人な妹に誘われてな。」
自由人って……。
「名前、迷惑かけちゃだめだよ。あと、知らない人について行っちゃだめだからね?」
「あはは~。監督ちゃん過保護すぎー!」
「コイツ、さっきかき氷に釣られてついて行こうとしてたかんな。」
「もー!名前!」
「ごめんってば……。」
説教されに海に来たようだ……。
「わたしたちもビーチバレー混ざってもいいかな?」
「もちろんだ。」
審判:いづみ
ママ・丞・万里・やよい・シトロン
対
名前・十座・椋・メアリ・一成
「あの三人相手とか勝ち目ないし!まじテンさげ。」
「負けないよ、万里!」
「は、望むところだ。」
「行くよ!よーい、はじめ!」
「まずは俺____」
「我のボールなのだぁあ!」
「あ、優しいボールがきましたね!」
「てめ……こんのチビ…。」
「今のは完全に我のだったのだ。」
「あはは、2人は仲がいいな。」
「全然そうは見えないが…。」
私の方に飛んできたボールを一成君に飛ばすが、見事空振り。
「あはは!一成さん頑張って!」
椋くんのトスで十座くんの方に飛ぶが、何度やっても落ちてしまう。
「おい兵頭!真面目にやれよ!」
「うるせぇ。」
「おらおら、ケンカするなよ~。」
暑いからパーカー脱いじゃおう。
「俺のスパイクで決めてや_____っ!」
ぱすっ
あ、万里が空振りした。
「ちょっ!名前、いつの間にそんなに成長して!?」
「あー、パーカー着といたほうがいいかもな…。」
「…!」
「おい、兵頭見てんじゃねぇ!」
「わわわ!パーカー着ておいた方がいいと思います!」
「オー…。びっくネ。」
「ばななー超ヤベー…。」
なんかデジャヴ……。
「キャハッハ!」
「つめたいっ!」
「えい!」
海の方からそんな楽しそうな声が聞こえた。
「二人とも!海行こ!!」
そういって、真っ先に海へと向かう。
「ちょっと、名前!一人で行っちゃダメだって!」
「監督も大変だな…。」
「おい!名前!」
「わっ、つめたい!」
「__の前にちょっと来いな?」
「えぇ!?」
万里に肩を掴まれてどこかへと連行される。
「今日の名前殿、いつも以上にテンションが高いのだ。」
「オーストラリアの時、あまり好きに遊べなかったからじゃないかしら…。」
__屋上
「海?」
「そうよ。たまにはそういうのもいいんじゃないかと思ってね。」
「確かに練習ばっかりで夏休みを満喫できてないのだ…。」
「車なら、私の家の者がちょうど用事があるって、乗せてくれるらしいわ。」
家の者……メアリちゃんって、お金なさそうなこと言うけど、実はお金持ち…?
「じゃあ、万里も誘ってみる!」
__104号室
「は?海?名前はやめとけ。」
ベッドに横になっている万里に、はしごを登って覗くと雑誌を読んでいた。
「え!なんで!だって夏だよ!海だよ!」
「中庭にプールあるだろ…。」
なんで万里そんなに乗り気じゃないんだろ…。
絶対行くと思ったのに…。
「……じゃあほかの人と行くよ。」
しぶしぶはしごを下りる…。
「……。」
__103号室
「仕方なく万里の隣の住民に声をかけるのであった…。」
「…何しに来たんだよ。」
至さんはいつもの格好でゲーム中だった。
「俺もうすぐ実況とるから出て行ってくんない?」
「海行きましょう!」
「無理。」
知ってましたけど……。
「なんで万里行きたがらないんでしょうね。」
「俺も別に行きたくないから。」
「ソルト対応ですね。」
「ふつうに塩対応でよくね?」
「なんとなく来ただけなので、そろそろ行きますね。また来ます。」
「名前出禁。」
__104号室
もう一度はしごを登って、万里を覗く。
「至さんにフラれたー。」
「だろーな。」
「なんでダメなの…?夏嫌い?秋組なだけに秋が好きとか?」
「…なんでそうなんだよ。」
相変わらず雑誌から目を離さない万里の髪をいじる。
「全部三つ編みにしてゆるふわパーマにしてやる…。っぷ。」
「勝手に想像して笑ってんな。」
なんで行ってくれないのか、理由を一向に話そうとしない万里の上に乗る。
「……なんなんだよ。」
やっと雑誌を置いてこちらを見る。
「海!」
「無理。」
「なんで!」
「…。」
む……。
なんでそんなに頑なに話したがらないの。
「オーストラリアの時みたいに日焼けを気にしてるなら、今回は強めの塗るから!」
「そうじゃねぇよ……。」
「…じゃいいよ。十座くんと行くから___」
「なんっでそうなった__!」
万里の上から退こうとしたら、ガシッと腕を掴まれた。
「じゃあ行こうよ行こうよ!!」
「マジでめんどくさい恋人ちゃん……。」
「私に惚れたのが悪いよ。」
「…わぁーったよ。ただし、ぜってぇ勝手にどっか行くんじゃねぇぞ…。」
「はーい!」
「(全然わかってねぇな。)」
___海
「わあ!海だー!」
「だーかーら、うろちょろすんなって!」
「はーい!」
「ぜってぇ分かってねぇ返事だろ。」
「万里も大変ね。」
「惚れたのが運の尽きじゃな。」
「……。」
オーストラリアの時よりは人も少なくていいな。
「おねぇさん一人?」
「めっちゃ胸でかくね?」
「かき氷奢ってあげるよ。」
「え!かき氷____」
肩を掴まれ後ろに引き寄せられる。
「俺の彼女なんで。」
「あ、そっすか。」
「すんませーん。」
「行こうぜ。」
「言ったよなぁ?勝手にどっか行くなって…。」
恒例の片手で頬を掴まれる攻撃だ。
「ほへんははひ(ごめんなさい)…。」
「っつーか、知らねぇ奴にホイホイ付いてこうとすんなっ!」
「はひ(はい)…。」
海に来たばかりなのにすごく怒られた……。
私も悪いんだけど……。
あれ、あそこでビーチバレーしてるのって…!
「って、おい!聞いてんのかよ!」
「聞いてないわね。」
「時々、名前殿は自由人だからのう。」
「お姉ちゃん!」
「え!名前!?」
「あれ!ばななーじゃん!なんでパーカー?」
シトロンさん、椋くん、一成さん、十座くん、ママ、丞さんそしておねぇちゃんでビーチバレーをしていた。
「お姉ちゃんたちも遊びに来たの?」
「ううん!海の家のお手伝いだよ!」
「おい。名前…。勝手に行くなっつったろ…?」
ガシッと頭を掴まれる。
「ご、ごめん…。つい……。」
さっきよりも怒らせてしまった。
「あはは…、万里くんたちは遊びに?」
「そー。監督ちゃんの自由人な妹に誘われてな。」
自由人って……。
「名前、迷惑かけちゃだめだよ。あと、知らない人について行っちゃだめだからね?」
「あはは~。監督ちゃん過保護すぎー!」
「コイツ、さっきかき氷に釣られてついて行こうとしてたかんな。」
「もー!名前!」
「ごめんってば……。」
説教されに海に来たようだ……。
「わたしたちもビーチバレー混ざってもいいかな?」
「もちろんだ。」
審判:いづみ
ママ・丞・万里・やよい・シトロン
対
名前・十座・椋・メアリ・一成
「あの三人相手とか勝ち目ないし!まじテンさげ。」
「負けないよ、万里!」
「は、望むところだ。」
「行くよ!よーい、はじめ!」
「まずは俺____」
「我のボールなのだぁあ!」
「あ、優しいボールがきましたね!」
「てめ……こんのチビ…。」
「今のは完全に我のだったのだ。」
「あはは、2人は仲がいいな。」
「全然そうは見えないが…。」
私の方に飛んできたボールを一成君に飛ばすが、見事空振り。
「あはは!一成さん頑張って!」
椋くんのトスで十座くんの方に飛ぶが、何度やっても落ちてしまう。
「おい兵頭!真面目にやれよ!」
「うるせぇ。」
「おらおら、ケンカするなよ~。」
暑いからパーカー脱いじゃおう。
「俺のスパイクで決めてや_____っ!」
ぱすっ
あ、万里が空振りした。
「ちょっ!名前、いつの間にそんなに成長して!?」
「あー、パーカー着といたほうがいいかもな…。」
「…!」
「おい、兵頭見てんじゃねぇ!」
「わわわ!パーカー着ておいた方がいいと思います!」
「オー…。びっくネ。」
「ばななー超ヤベー…。」
なんかデジャヴ……。
「キャハッハ!」
「つめたいっ!」
「えい!」
海の方からそんな楽しそうな声が聞こえた。
「二人とも!海行こ!!」
そういって、真っ先に海へと向かう。
「ちょっと、名前!一人で行っちゃダメだって!」
「監督も大変だな…。」
「おい!名前!」
「わっ、つめたい!」
「__の前にちょっと来いな?」
「えぇ!?」
万里に肩を掴まれてどこかへと連行される。
「今日の名前殿、いつも以上にテンションが高いのだ。」
「オーストラリアの時、あまり好きに遊べなかったからじゃないかしら…。」