学生限定アイドルガール
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
10・花火ライブ
__教室
「花火大会に合わせてライブ楽しそうなのだ!」
「演劇コンテストも行うらしくて、私たちはそのあとみたいだね。」
「演劇コンテストには、団員さん出るのかしら?」
「えっと、咲也くん、真澄くん、天馬くん、幸くん、太一くん、紬さん!だったはず!6人で1チームなんだって。」
お昼からだから、他のみんなは忙しかったり、予定が合わないみたいで出られないようだけど。
「私たちは、夜に向かおうと思います!人が多いみたいだから、伊達メガネ必須ね。」
「「おー!」」
「浴衣は着ないのかの?」
浴衣……着たいけど、持ってきてないんだよなぁ…。
この機に、新しいの買おうかな。
「もしなければ、我が貸すのだ!」
「え!本当!」
「私も借りるわ。」
「じゃあ、当日は寮に集合なのだ。」
__当日 自室
「ど、どう?変じゃない…?」
浴衣を着せてもらい、やよいちゃんに簪 で髪をまとめてもらった。
「めちゃくちゃ似合ってるのだ…。名前のうなじ、エロいのだ。」
う、うなじ!?
「本当ね。余計目立たないかしら?」
「人が多いのだ。平気であろう。」
__談話室
「あれ、万里用事があったんじゃ?」
「その帰りだよ。っつーか、なんで浴衣?」
「今から夏祭りに行くのだ。花火大会もあるのだ。」
「ふーん。」
万里は行かないのかな……。
あんまり人が多いところ好きじゃないかも…。
でも、一緒に花火見たいな。
「万里は、行かない…の?」
「必殺上目遣い攻撃なのだ…。」
ん?……うわめづかい攻撃…?
「…そーゆーとこ、ずりぃよなぁ。」
万里は口元をおさえて、目をそらす。
「行くと思って、万里殿の浴衣も持ってきているのだ。渡しておくぞ。」
やよいちゃん準備いいな……。
「じゃあ私は先に行ってるわ。」
え、一緒に行かないの!?
「メアリ殿、単独行動は危ないのだ。我も先に行くぞ。会場で待っておるぞ。」
また二人で先に行っちゃったよ…。
とりあえず、私は万里のことを談話室で待つことに。
「あれ、名前じゃん。浴衣着て何してんの。」
「あ、至さんお帰りなさい。夏祭りですよ。至さんは行かないんですか。」
「俺が、あんな人ごみ行くわけない。」
「知ってました。」
逆に行こうとしてたら、止めちゃうな…。
万里の浴衣姿初めて見るなぁ。
想像つかない……。
「うわ、万里も浴衣とか、デート確実じゃん爆ぜろ。」
「ま、俺ら若いんで。」
「誰がおじさんだよ。」
すらっとしてて、すごく似合ってる。
髪結ってるの初めて見た____!
「どうしたよ?ホラ、行くぞ。」
「う、うん!じゃ、帰ってきたら報告しますね至さん。」
「マジ来んな。」
___お祭り会場
「うわあ…本当に人が多いね!」
「迷子になんなよ。」
そういって、私の右手を握る。
「まかせて!」
「……その自信が、心配だわ。」
「お前、甘いもんばっかじゃね…?」
「そうかな。」
手には、袋入りわたあめ、リンゴ飴、チョコバナナを持っている。
「兵頭かよ……。」
「甘味仲間だからね!あ、万里!射的!」
「ちょ、引っ張んなって!あん時よりガキっぽいな…。」
__射的
「目玉商品が、本物のサファイアのペアブレスレットだって!万里の誕生石だよ!」
「お、マジじゃん。あれ取れたら、赤字じゃねぇの?」
確かに、サファイアって高いから……。
だから目玉商品なのかな?
「んじゃ、やってみっか。」
さっそく万里は一発目を当てる。
「…?当たったのに…。」
「テープでくっついてんな。…簡単には取らせねぇってわけか。」
なんか、万里が射的にあつくなってるような……。
二発目、三発目と打ち当てていく__。
「すごい、動いてる!」
「こんくらいよゆ~よゆ~。」
お店の人は、心配そうにその商品ばかり気にしている。
残り四発だ。
四発目、五発目で、箱が後ろに倒れるが、まだ下のテープに少しくっついているみたい。
六発目で、片方が完全にテープから外れた。
「兄ちゃんやれやれー!」
「アレ動かしたとかなにもんだよ…。」
「あれ、たっくんとオソロした~い。」
「僕には無理だよ~。」
そして、七発目、最後の弾で箱は下に落ちて行った。
「…取れた。」
「「おおおお!!!」」
観ていたお客さんが、私たち以上に盛り上がる。
お店の人は、まじかぁ…とつぶやいていた。
「万里すごい!本当にとっちゃうなんて!!」
取れると思わなかったものが取れて、嬉しくて万里に抱きついた。
「よゆ~っつたろ。名前、ホント抱きつくの好きだよな…。」
お店の人は、もってけ泥棒と、しぶしぶ景品を手渡してくれた。
手元にさっきの景品があるなんて、夢のようだ…。
「万里とお揃いにしたい!」
「そのつもりで取ったんだっつーの。」
そういって、飛びついたときにぐしゃぐしゃになった私の前髪を直してくれた。
_____
ライブ後、花火の時間まで時間があったのでもう少し屋台を見ていた
のだが______
「…万里、みんな……どこ行ったの……。」
迷子になりました。
どこを見ても人だらけで、みんなを見つけるのは困難だ。
不安になって、瞼が少し熱くなる__。
「…名前?」
その声に振り向く_____
__教室
「花火大会に合わせてライブ楽しそうなのだ!」
「演劇コンテストも行うらしくて、私たちはそのあとみたいだね。」
「演劇コンテストには、団員さん出るのかしら?」
「えっと、咲也くん、真澄くん、天馬くん、幸くん、太一くん、紬さん!だったはず!6人で1チームなんだって。」
お昼からだから、他のみんなは忙しかったり、予定が合わないみたいで出られないようだけど。
「私たちは、夜に向かおうと思います!人が多いみたいだから、伊達メガネ必須ね。」
「「おー!」」
「浴衣は着ないのかの?」
浴衣……着たいけど、持ってきてないんだよなぁ…。
この機に、新しいの買おうかな。
「もしなければ、我が貸すのだ!」
「え!本当!」
「私も借りるわ。」
「じゃあ、当日は寮に集合なのだ。」
__当日 自室
「ど、どう?変じゃない…?」
浴衣を着せてもらい、やよいちゃんに
「めちゃくちゃ似合ってるのだ…。名前のうなじ、エロいのだ。」
う、うなじ!?
「本当ね。余計目立たないかしら?」
「人が多いのだ。平気であろう。」
__談話室
「あれ、万里用事があったんじゃ?」
「その帰りだよ。っつーか、なんで浴衣?」
「今から夏祭りに行くのだ。花火大会もあるのだ。」
「ふーん。」
万里は行かないのかな……。
あんまり人が多いところ好きじゃないかも…。
でも、一緒に花火見たいな。
「万里は、行かない…の?」
「必殺上目遣い攻撃なのだ…。」
ん?……うわめづかい攻撃…?
「…そーゆーとこ、ずりぃよなぁ。」
万里は口元をおさえて、目をそらす。
「行くと思って、万里殿の浴衣も持ってきているのだ。渡しておくぞ。」
やよいちゃん準備いいな……。
「じゃあ私は先に行ってるわ。」
え、一緒に行かないの!?
「メアリ殿、単独行動は危ないのだ。我も先に行くぞ。会場で待っておるぞ。」
また二人で先に行っちゃったよ…。
とりあえず、私は万里のことを談話室で待つことに。
「あれ、名前じゃん。浴衣着て何してんの。」
「あ、至さんお帰りなさい。夏祭りですよ。至さんは行かないんですか。」
「俺が、あんな人ごみ行くわけない。」
「知ってました。」
逆に行こうとしてたら、止めちゃうな…。
万里の浴衣姿初めて見るなぁ。
想像つかない……。
「うわ、万里も浴衣とか、デート確実じゃん爆ぜろ。」
「ま、俺ら若いんで。」
「誰がおじさんだよ。」
すらっとしてて、すごく似合ってる。
髪結ってるの初めて見た____!
「どうしたよ?ホラ、行くぞ。」
「う、うん!じゃ、帰ってきたら報告しますね至さん。」
「マジ来んな。」
___お祭り会場
「うわあ…本当に人が多いね!」
「迷子になんなよ。」
そういって、私の右手を握る。
「まかせて!」
「……その自信が、心配だわ。」
「お前、甘いもんばっかじゃね…?」
「そうかな。」
手には、袋入りわたあめ、リンゴ飴、チョコバナナを持っている。
「兵頭かよ……。」
「甘味仲間だからね!あ、万里!射的!」
「ちょ、引っ張んなって!あん時よりガキっぽいな…。」
__射的
「目玉商品が、本物のサファイアのペアブレスレットだって!万里の誕生石だよ!」
「お、マジじゃん。あれ取れたら、赤字じゃねぇの?」
確かに、サファイアって高いから……。
だから目玉商品なのかな?
「んじゃ、やってみっか。」
さっそく万里は一発目を当てる。
「…?当たったのに…。」
「テープでくっついてんな。…簡単には取らせねぇってわけか。」
なんか、万里が射的にあつくなってるような……。
二発目、三発目と打ち当てていく__。
「すごい、動いてる!」
「こんくらいよゆ~よゆ~。」
お店の人は、心配そうにその商品ばかり気にしている。
残り四発だ。
四発目、五発目で、箱が後ろに倒れるが、まだ下のテープに少しくっついているみたい。
六発目で、片方が完全にテープから外れた。
「兄ちゃんやれやれー!」
「アレ動かしたとかなにもんだよ…。」
「あれ、たっくんとオソロした~い。」
「僕には無理だよ~。」
そして、七発目、最後の弾で箱は下に落ちて行った。
「…取れた。」
「「おおおお!!!」」
観ていたお客さんが、私たち以上に盛り上がる。
お店の人は、まじかぁ…とつぶやいていた。
「万里すごい!本当にとっちゃうなんて!!」
取れると思わなかったものが取れて、嬉しくて万里に抱きついた。
「よゆ~っつたろ。名前、ホント抱きつくの好きだよな…。」
お店の人は、もってけ泥棒と、しぶしぶ景品を手渡してくれた。
手元にさっきの景品があるなんて、夢のようだ…。
「万里とお揃いにしたい!」
「そのつもりで取ったんだっつーの。」
そういって、飛びついたときにぐしゃぐしゃになった私の前髪を直してくれた。
_____
ライブ後、花火の時間まで時間があったのでもう少し屋台を見ていた
のだが______
「…万里、みんな……どこ行ったの……。」
迷子になりました。
どこを見ても人だらけで、みんなを見つけるのは困難だ。
不安になって、瞼が少し熱くなる__。
「…名前?」
その声に振り向く_____