学生限定アイドルガール
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7・より一層
__その頃
やよい_side
(ウィーーーン)
我らは100円マッサージ椅子で、くつろいでいた。
「メアリ殿~。」
「何かしら。」
「あのゴム、自分で買ったのか?」
「いえ、遊び人の友達に嫌味で最近渡されたのよ。」
なんてひどい友達なのだ。
「お前ら、名前はどうした?」
「あ、左京殿。」
「女子会始めてすぐに寝やがりましたわ。名前はおいて、私たちだけで旅館を満喫してるわ」
息をするようにメアリ殿は嘘を付けるとはすごいのだ。
「…そうか。あと、摂津見てないか?」
「あーあのヤンキーの行動は我らにもわからぬ…。役に立てなくて悪いの左京殿。」
「同じクラスだけれど、仲良しってわけではないですから。」
「わかった。あと、そこ代われ。俺たちが使う。」
「二人が使ってるのにかわいそうだよ。」
流石ヤクザ殿。
「もう少し早かったら代わらなかったが、ちょうど温泉行こうと思ってたから年上に譲ってやるのだ。」
「じゃ、年上さま。ごゆるりとリラックスしてくださいませ。」
「変わった子たちだね。」
「はぁ…名前とは大違いだな。」
「そうかな?名前ちゃんもいい子だと思うけどな。」
「…。」
__露天風呂
名前_side
キス以上ってあんな激しいことするんだ…。
毎日は無理だよ。
「あ、名前殿!?」
「あら、万里とはどうなったのかしら。」
どうなったって______!?
「へっ!?な、なななにもないよ?お、おお話したくらい!?」
「素直に言うのだ。」
「……抱いていただきました。」
「ハグじゃないわよね。」
私は熱くなる顔を下に向けながら、小さく頷く。
「…う、よくやったのだ!」
「恋を知らなかった頃に比べると、ホント成長したわね。」
は、はずかしい…。
「あ、だれにもいわないでね!お姉ちゃんにも、劇団のみんなにもまだ言いづらいんだ。」
「そう。まあ、ゆっくりかんがえるといいわ。」
「我らは二人の応援しておるからの!」
「お世話になりました…。」
「…あら、キスマーク付けられたのね。」
「万里殿も大胆なことを…。」
キスマーク?
もしかして、あの時痛かったのって__!
「首噛まれただけだと思ってた…。」
「教えてもらえなかったのか!誰が見てもわかるのだ!」
「バレたらまずいんでしょ?ばんそうこうあげるわ。」
なにからなにまで、申し訳ない限りです…。
「そういえば、星を見られるバルコニーがあるそうよ。」
「そうなのか?知らなかったのだ。」
______星が見られる。
_____
万里_side
「はぁ……。」
結局、最後までやっちまった……。
まだ付き合ったばっかだっつーのに。
つーか、なんでアイツあんなに知りたがるんだよ…。
「……。」
俺とキス以上のことしたかったのか……。
本当に何するか知らねぇだろうし、さっきは驚かせちまったよな。
次はもっと大切にしねぇと。
やっと名前のそばにいられんだからな______。
__廊下
名前_side
「あ。」
「「あ。」」
万里と同じタイミングで出てきちゃった。
「……万里殿」
「さすがね。」
「なにもいうな。」
ニヤニヤしている、やよいちゃん達から万里は目をそらす。
「…え、と。…暇だったら、星とか見に行く…?…なんて。」
「…星?」
ついさっきのことだったし、恥ずかしくて目を合わせられない…。
「星が見れるバルコニーがあるらしいのよ。いってくれば?」
「我らは、先に寝るのだ!」
あれ!?ねるの!?
「二人はいかないの!?」
そういうと、2人はニヤッとして先に行ってしまう…。
「ちょ…。」
万里と二人きりって……。
「__!」
万里は私の右手を握る。
「星、見に行くんだろ。」
やっと万里と目を合わせると、優しく微笑んでいた。
「___うん!」
___バルコニー
「わぁ!」
本当に星が見える、沢山。
「名前と星を見んの、これで何回目だろーな。」
「私も分からないなぁ…。」
手をつないだまま、私たちは空を見上げていた。
「…。」
星空を見上げる万里を見る。
やっぱり背が高くて、いい香りで______かっこいい。
「ん?って、俺を見てんのかよ。」
目が合って万里は少し笑う。
「私、女子のみんなが万里がかっこいいって言うのがずっとわからなかったんだ。」
「んだよそれ……。」
「でも、万里と付き合って初めて気づいた。…万里、かっこいいね。」
「!」
なんとなく思ったことを口に出してしまい、ハッと気がついて顔が熱くなる。
「やっと俺の良さがわかったかよ?」
「む……やっぱり嘘。」
調子に乗った万里から目を背けてやる。
「名前は、ずっとかわいーよ。」
「っ__!」
耳元でそうつぶやかれる。
驚いて、恥ずかしくなってさらに顔が熱くなるのがわかる。
「抱いてる時の名前もな。」
「ば、万里のばか!」
怒って万里の方を向いて、胸をたたいた。
「やっとこっち向いた。」
「~~~っ。」
してやられた___。
む……。
「……泣いてた万里は可愛かったな。」
「お、おまっ…!」
「ふふっ。」
暗くてよく見えないけど、万里の顔が少し赤くなった気がする。
私だって、やられてばっかりじゃないんだから。
「今からもう一回やりたいんだな…?」
「…ごめんなさい。」
やっぱり万里にはかなわない……。
ずるい。
_____
「そろそろもどるか。」
「そうだね。」
まだ一緒に居たいけど、みんなに怪しまれちゃうから。
でも____
「うおっ___。なんだよ?」
「最後にこれだけ……。」
万里を抱きしめると、抱きしめ返してくれる。
「…これだけでいいのか?」
優しく微笑み私の頬をなでる。
「…キスも……したいです。」
「俺も。」
最後に抱きしめながらキスを交わした_______
__寮
「あ、これ旅館の時の写真?」
「ああ、ほしいのあったら焼き増しするから言ってくれ。」
「いっぱい撮ったんスね~!あ、コレ綺麗ッス!」
太一くんが手に取ったのは、星空の写真。
「あー、部屋から撮ったんだ。良く撮れてるだろ?」
「本当だ~!………!」
あ、れ?
ここに写ってるのって……
「あれ?ここに写ってる人、万チャンと名前チャン……?」
「ま、待って!!」
「あ?どうかしたのか?」
ちょうど、万里が通りかかった。
太一の顔がだんだん赤くなっていく。
「き、キスしてるッス~~!!??」
「そうなのか?」
そ、そんな大きい声で____!!
「何?」
太一の声に、左京さんとお姉ちゃんがこちらを覗く。
私と万里は目を合わせて、冷や汗を流す。
「…名前?……どういうこと?」
「い、いや…!お姉ちゃん、こ、これは…!」
お姉ちゃんは驚いた顔のまま私に問いかける。
「摂津、どういうことだ。」
「…俺、ちょっと用事あったんだわー!」
そういって逃げ出す万里の後を追う私。
____が、足が遅いため左京さんにつかまった。
「……説明してもらおうか、名前。」
「ひ…ひぇ。」
__その頃
やよい_side
(ウィーーーン)
我らは100円マッサージ椅子で、くつろいでいた。
「メアリ殿~。」
「何かしら。」
「あのゴム、自分で買ったのか?」
「いえ、遊び人の友達に嫌味で最近渡されたのよ。」
なんてひどい友達なのだ。
「お前ら、名前はどうした?」
「あ、左京殿。」
「女子会始めてすぐに寝やがりましたわ。名前はおいて、私たちだけで旅館を満喫してるわ」
息をするようにメアリ殿は嘘を付けるとはすごいのだ。
「…そうか。あと、摂津見てないか?」
「あーあのヤンキーの行動は我らにもわからぬ…。役に立てなくて悪いの左京殿。」
「同じクラスだけれど、仲良しってわけではないですから。」
「わかった。あと、そこ代われ。俺たちが使う。」
「二人が使ってるのにかわいそうだよ。」
流石ヤクザ殿。
「もう少し早かったら代わらなかったが、ちょうど温泉行こうと思ってたから年上に譲ってやるのだ。」
「じゃ、年上さま。ごゆるりとリラックスしてくださいませ。」
「変わった子たちだね。」
「はぁ…名前とは大違いだな。」
「そうかな?名前ちゃんもいい子だと思うけどな。」
「…。」
__露天風呂
名前_side
キス以上ってあんな激しいことするんだ…。
毎日は無理だよ。
「あ、名前殿!?」
「あら、万里とはどうなったのかしら。」
どうなったって______!?
「へっ!?な、なななにもないよ?お、おお話したくらい!?」
「素直に言うのだ。」
「……抱いていただきました。」
「ハグじゃないわよね。」
私は熱くなる顔を下に向けながら、小さく頷く。
「…う、よくやったのだ!」
「恋を知らなかった頃に比べると、ホント成長したわね。」
は、はずかしい…。
「あ、だれにもいわないでね!お姉ちゃんにも、劇団のみんなにもまだ言いづらいんだ。」
「そう。まあ、ゆっくりかんがえるといいわ。」
「我らは二人の応援しておるからの!」
「お世話になりました…。」
「…あら、キスマーク付けられたのね。」
「万里殿も大胆なことを…。」
キスマーク?
もしかして、あの時痛かったのって__!
「首噛まれただけだと思ってた…。」
「教えてもらえなかったのか!誰が見てもわかるのだ!」
「バレたらまずいんでしょ?ばんそうこうあげるわ。」
なにからなにまで、申し訳ない限りです…。
「そういえば、星を見られるバルコニーがあるそうよ。」
「そうなのか?知らなかったのだ。」
______星が見られる。
_____
万里_side
「はぁ……。」
結局、最後までやっちまった……。
まだ付き合ったばっかだっつーのに。
つーか、なんでアイツあんなに知りたがるんだよ…。
「……。」
俺とキス以上のことしたかったのか……。
本当に何するか知らねぇだろうし、さっきは驚かせちまったよな。
次はもっと大切にしねぇと。
やっと名前のそばにいられんだからな______。
__廊下
名前_side
「あ。」
「「あ。」」
万里と同じタイミングで出てきちゃった。
「……万里殿」
「さすがね。」
「なにもいうな。」
ニヤニヤしている、やよいちゃん達から万里は目をそらす。
「…え、と。…暇だったら、星とか見に行く…?…なんて。」
「…星?」
ついさっきのことだったし、恥ずかしくて目を合わせられない…。
「星が見れるバルコニーがあるらしいのよ。いってくれば?」
「我らは、先に寝るのだ!」
あれ!?ねるの!?
「二人はいかないの!?」
そういうと、2人はニヤッとして先に行ってしまう…。
「ちょ…。」
万里と二人きりって……。
「__!」
万里は私の右手を握る。
「星、見に行くんだろ。」
やっと万里と目を合わせると、優しく微笑んでいた。
「___うん!」
___バルコニー
「わぁ!」
本当に星が見える、沢山。
「名前と星を見んの、これで何回目だろーな。」
「私も分からないなぁ…。」
手をつないだまま、私たちは空を見上げていた。
「…。」
星空を見上げる万里を見る。
やっぱり背が高くて、いい香りで______かっこいい。
「ん?って、俺を見てんのかよ。」
目が合って万里は少し笑う。
「私、女子のみんなが万里がかっこいいって言うのがずっとわからなかったんだ。」
「んだよそれ……。」
「でも、万里と付き合って初めて気づいた。…万里、かっこいいね。」
「!」
なんとなく思ったことを口に出してしまい、ハッと気がついて顔が熱くなる。
「やっと俺の良さがわかったかよ?」
「む……やっぱり嘘。」
調子に乗った万里から目を背けてやる。
「名前は、ずっとかわいーよ。」
「っ__!」
耳元でそうつぶやかれる。
驚いて、恥ずかしくなってさらに顔が熱くなるのがわかる。
「抱いてる時の名前もな。」
「ば、万里のばか!」
怒って万里の方を向いて、胸をたたいた。
「やっとこっち向いた。」
「~~~っ。」
してやられた___。
む……。
「……泣いてた万里は可愛かったな。」
「お、おまっ…!」
「ふふっ。」
暗くてよく見えないけど、万里の顔が少し赤くなった気がする。
私だって、やられてばっかりじゃないんだから。
「今からもう一回やりたいんだな…?」
「…ごめんなさい。」
やっぱり万里にはかなわない……。
ずるい。
_____
「そろそろもどるか。」
「そうだね。」
まだ一緒に居たいけど、みんなに怪しまれちゃうから。
でも____
「うおっ___。なんだよ?」
「最後にこれだけ……。」
万里を抱きしめると、抱きしめ返してくれる。
「…これだけでいいのか?」
優しく微笑み私の頬をなでる。
「…キスも……したいです。」
「俺も。」
最後に抱きしめながらキスを交わした_______
__寮
「あ、これ旅館の時の写真?」
「ああ、ほしいのあったら焼き増しするから言ってくれ。」
「いっぱい撮ったんスね~!あ、コレ綺麗ッス!」
太一くんが手に取ったのは、星空の写真。
「あー、部屋から撮ったんだ。良く撮れてるだろ?」
「本当だ~!………!」
あ、れ?
ここに写ってるのって……
「あれ?ここに写ってる人、万チャンと名前チャン……?」
「ま、待って!!」
「あ?どうかしたのか?」
ちょうど、万里が通りかかった。
太一の顔がだんだん赤くなっていく。
「き、キスしてるッス~~!!??」
「そうなのか?」
そ、そんな大きい声で____!!
「何?」
太一の声に、左京さんとお姉ちゃんがこちらを覗く。
私と万里は目を合わせて、冷や汗を流す。
「…名前?……どういうこと?」
「い、いや…!お姉ちゃん、こ、これは…!」
お姉ちゃんは驚いた顔のまま私に問いかける。
「摂津、どういうことだ。」
「…俺、ちょっと用事あったんだわー!」
そういって逃げ出す万里の後を追う私。
____が、足が遅いため左京さんにつかまった。
「……説明してもらおうか、名前。」
「ひ…ひぇ。」