学生限定アイドルガール
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4・時間をかけて
__104号室
「十座くんは?」
「出かけてるー。」
そうなんだ…。
「万里ー。」
「ん?」
「私そんなに子供っぽい…?」
「…は?」
そう思ってるから、みんな教えてくれないんだよ。
みんなして早いって…万里だって同じ年なのに…!
「っだーから。そんだけお前のことを大事に思ってっから、そんな急ぎたくねぇんだって。」
「む…。」
なんとなくむかついて、壁にかかってる帽子をかぶってみる。
「ふてくされんな。」
「む……。」
帽子を戻して、万里のベッドまで登りふて寝する。
「…自由だな。」
あ…万里の匂いだ……。
「ふふっ。」
「なにニヤついてんだよ。」
万里もベッドに来た____。
「…別にニヤついてないよ!」
ぷいっと寝ころんだまま背を向ける。
「ほら。」
振り向くと、横になった万里が腕を広げている。
「…。」
無言で腕の中に入り、抱きつく。
「機嫌なおせって。な?」
私の頭をポンポンとする万里。
やっぱり子ども扱い____。
「……。」
「…わぁーったよ。ほら、こっち向いてみ。」
……?
「んっ。」
普通にキスをされる。
いつもしてるじゃん……。
「……っ」
な、ながい。
苦しくなって万里の胸をたたく____
「はぁ…んっ!?」
なんか口の中に入って……
_____舌が中に!
「っん。ば、んりっ。」
_____やっと口がはなれる。
「はぁっ。」
「っは…。んで感想は?」
「な、なんか…。頭が、じーんって…する。」
「ぷっ、あんま可愛いこと言うなって。」
キスって、口を付けるだけじゃなかったんだ……。
顔がすごく熱い____。
「ば、万里ばっかり…そんなこと知ってるの、ずるい……。」
「もっかいする?」
「きょ、今日はだめ。あたまくらくらする……。」
「ぷっ、まだまだガキだな。」
万里は私の額にキスをした。
_______
「私の知らない世界だった…。」
「いちいち報告しにくんのやめてくんない。」
「部活の時間まで付き合ってください。」
「やだこのJKアイドル。」
__屋上
「それで、雨が降るらしくって、その間の練習はどこかに合宿しながら行おうと思うの。」
「合宿!楽しそうだのう!」
「それについてなら、私に任せてくれる?」
メアリちゃん、あてでもあるのかな……?
「じゃあ、メアリちゃんにお願いするね!」
「恋バナするのだ。」
「やよいはぶれないわね。」
__旅館
「「あ。」」
「「あ。」」
「おま、なんでここに!?」
「ば、万里こそ!合宿練習は!?」
「ここ。」
「我らもここじゃ。」
なんで……。
___
「左京さん、あんまり温泉とか行かなそう。浴衣楽しみにしてるね!」
「変な期待してんじゃねぇ。お前らも練習だろ。さっさといけ。」
「うん!左京さんもがんばってね!」
「…はぁ。遊びに来てんのかアイツ……。」
__客間
「まさか、あの人たちも同じ宿とはね。ここは、私の父の知り合いらしいのよ。」
「そうなんだ!すごい偶然だ……。」
「まあ!さっさと練習して、夕飯食べて、温泉入って、恋バナなのだ!」
やよいちゃんが一番楽しそう……。
__宴会場
「で、メアリちゃんの言っていた通り、この宴会場で3曲のライブをするから!気合入れて行こう!」
「「おー!」」
莇くんはいないけど、習った通り簡単なメイクをする。
衣装は、どの曲にも使えるデザインの衣装をやよいちゃんが作ってくれた。
「お!可愛い嬢ちゃんたちだな!」
「俺知ってますよ!RYANってスクールアイドルで、すごい人気で!」
「俺の娘も聴いてて、俺もハマっちまったんだよな。」
「よっ!ライアン!」
ノリがライブというより、まさに宴会って感じだ。
「名前たちは始めているようだな。」
「宴会場?」
「ここで、稽古って……。」
【__皆さん盛り上がってくれたでしょうか!】
「「うぉおおお!!!」」
す、すごい声……。
【お次は、私のお姉ちゃんが監督するMANKAIカンパニーの皆さんです!】
沢山の拍手で、私たちと交代する。
「あんな堂々と、”お姉ちゃん”って……は、はずかしい。」
「え!なんで!自慢のお姉ちゃんなのに…。」
お姉ちゃんは顔を赤くして、私の頭をなでた。
___
全員が一通りのエチュードを終わらせた。
「面白かったね。」
「中二病ネタはやりたいのだ。」
「もとから中二病っぽいから大丈夫よ。」
「宴会芸やれー!」
「ヒューヒュー!」
なんかすごい盛り上がっちゃってる。
「宴会芸って……。」
「どうします…?」
「俺っち愛ダンスするッス!」
おお、チョイスが古め……。
「古いぞ~!」
「ふ、古いって言われたッス…。」
あらら……
「よし、やよいちゃん!メアリちゃん手伝って!」
「名前、何かできるの!?宴会芸だよ!?」
「度胸あんなぁ……。」
「お!さっきの嬢ちゃん達じゃねぇか!」
「宴会芸できんのか~?」
「脱ぐのもありだぞ~!」
「脱げ脱げ~!」
「っ!あいつ、ぶっころ____」
「お、おさえて、万里くん。」
ヤジなんて平気。
深呼吸深呼吸…
____。
「やだぁ~おじさまスケベ!」
「そんなことばっかり言ってちゃダメなのだ~!」
「そうそう~これからやる手品の魔法にかかっちゃうわよ~。」
「はぁ…何やってんだアイツら。」
「あ、あはは…。」
「な、なにするつもりッスか…。」
「みてみて!私たち1つずつ、ピンポン玉持ってるの!」
「これがどうなると思うのだ~?」
「どうなるかしら~?」
「「ゴクッ……。」」
私たちは、さっき相談した通りに手を動かす。
「「え!」」
「あら?いったいどこに行ったのかしら…?」
「なくなっちゃったのだ~。」
「やだ~どこ行っちゃったの~?」
3人で目を合わせて。
「「きゃ~!おじさまのへんた~い!」」
「な、なんだ?」
「あ、あれ見ろ!」
「ぶっ!ビール吹いちまった…!」
「お、おれのちくびがピンポン玉になっとるわ~!!」
宴会場が、ドッとわらいであふれた。
「え?え!?どうやったの!?」
「す、すげぇッス……。」
「はぁ…バカかアイツら…。」
「すごいですね…!」
「あれ?もう1個は?」
「おい、自分のチクビ確認しろ!」
「俺んとこにもねぇぞ!」
「ちょっとどこ見てるの~!」
「後ろなのだ後ろ!」
「名前のピンポン玉は~あの人の頭。」
「「ん?」」
「ぷっ、万里くん…!」
「…は?俺?」
「万里クマちゃんだ~!かわいい~!!」
「似合ってるのだ~!」
「ピンポン玉が2つに割れてクマの耳みたいになってる~。」
「「おぉおおお!!!!」」
「「ありがとうございました~!」」
盛大の拍手を送ってもらい、私たちは後ろに下がる。
あ、やばい、万里すっごい見てる……。
「…覚えてろよ(ぼそっ」
「えぇ……。」
宴会芸だってば______。
__104号室
「十座くんは?」
「出かけてるー。」
そうなんだ…。
「万里ー。」
「ん?」
「私そんなに子供っぽい…?」
「…は?」
そう思ってるから、みんな教えてくれないんだよ。
みんなして早いって…万里だって同じ年なのに…!
「っだーから。そんだけお前のことを大事に思ってっから、そんな急ぎたくねぇんだって。」
「む…。」
なんとなくむかついて、壁にかかってる帽子をかぶってみる。
「ふてくされんな。」
「む……。」
帽子を戻して、万里のベッドまで登りふて寝する。
「…自由だな。」
あ…万里の匂いだ……。
「ふふっ。」
「なにニヤついてんだよ。」
万里もベッドに来た____。
「…別にニヤついてないよ!」
ぷいっと寝ころんだまま背を向ける。
「ほら。」
振り向くと、横になった万里が腕を広げている。
「…。」
無言で腕の中に入り、抱きつく。
「機嫌なおせって。な?」
私の頭をポンポンとする万里。
やっぱり子ども扱い____。
「……。」
「…わぁーったよ。ほら、こっち向いてみ。」
……?
「んっ。」
普通にキスをされる。
いつもしてるじゃん……。
「……っ」
な、ながい。
苦しくなって万里の胸をたたく____
「はぁ…んっ!?」
なんか口の中に入って……
_____舌が中に!
「っん。ば、んりっ。」
_____やっと口がはなれる。
「はぁっ。」
「っは…。んで感想は?」
「な、なんか…。頭が、じーんって…する。」
「ぷっ、あんま可愛いこと言うなって。」
キスって、口を付けるだけじゃなかったんだ……。
顔がすごく熱い____。
「ば、万里ばっかり…そんなこと知ってるの、ずるい……。」
「もっかいする?」
「きょ、今日はだめ。あたまくらくらする……。」
「ぷっ、まだまだガキだな。」
万里は私の額にキスをした。
_______
「私の知らない世界だった…。」
「いちいち報告しにくんのやめてくんない。」
「部活の時間まで付き合ってください。」
「やだこのJKアイドル。」
__屋上
「それで、雨が降るらしくって、その間の練習はどこかに合宿しながら行おうと思うの。」
「合宿!楽しそうだのう!」
「それについてなら、私に任せてくれる?」
メアリちゃん、あてでもあるのかな……?
「じゃあ、メアリちゃんにお願いするね!」
「恋バナするのだ。」
「やよいはぶれないわね。」
__旅館
「「あ。」」
「「あ。」」
「おま、なんでここに!?」
「ば、万里こそ!合宿練習は!?」
「ここ。」
「我らもここじゃ。」
なんで……。
___
「左京さん、あんまり温泉とか行かなそう。浴衣楽しみにしてるね!」
「変な期待してんじゃねぇ。お前らも練習だろ。さっさといけ。」
「うん!左京さんもがんばってね!」
「…はぁ。遊びに来てんのかアイツ……。」
__客間
「まさか、あの人たちも同じ宿とはね。ここは、私の父の知り合いらしいのよ。」
「そうなんだ!すごい偶然だ……。」
「まあ!さっさと練習して、夕飯食べて、温泉入って、恋バナなのだ!」
やよいちゃんが一番楽しそう……。
__宴会場
「で、メアリちゃんの言っていた通り、この宴会場で3曲のライブをするから!気合入れて行こう!」
「「おー!」」
莇くんはいないけど、習った通り簡単なメイクをする。
衣装は、どの曲にも使えるデザインの衣装をやよいちゃんが作ってくれた。
「お!可愛い嬢ちゃんたちだな!」
「俺知ってますよ!RYANってスクールアイドルで、すごい人気で!」
「俺の娘も聴いてて、俺もハマっちまったんだよな。」
「よっ!ライアン!」
ノリがライブというより、まさに宴会って感じだ。
「名前たちは始めているようだな。」
「宴会場?」
「ここで、稽古って……。」
【__皆さん盛り上がってくれたでしょうか!】
「「うぉおおお!!!」」
す、すごい声……。
【お次は、私のお姉ちゃんが監督するMANKAIカンパニーの皆さんです!】
沢山の拍手で、私たちと交代する。
「あんな堂々と、”お姉ちゃん”って……は、はずかしい。」
「え!なんで!自慢のお姉ちゃんなのに…。」
お姉ちゃんは顔を赤くして、私の頭をなでた。
___
全員が一通りのエチュードを終わらせた。
「面白かったね。」
「中二病ネタはやりたいのだ。」
「もとから中二病っぽいから大丈夫よ。」
「宴会芸やれー!」
「ヒューヒュー!」
なんかすごい盛り上がっちゃってる。
「宴会芸って……。」
「どうします…?」
「俺っち愛ダンスするッス!」
おお、チョイスが古め……。
「古いぞ~!」
「ふ、古いって言われたッス…。」
あらら……
「よし、やよいちゃん!メアリちゃん手伝って!」
「名前、何かできるの!?宴会芸だよ!?」
「度胸あんなぁ……。」
「お!さっきの嬢ちゃん達じゃねぇか!」
「宴会芸できんのか~?」
「脱ぐのもありだぞ~!」
「脱げ脱げ~!」
「っ!あいつ、ぶっころ____」
「お、おさえて、万里くん。」
ヤジなんて平気。
深呼吸深呼吸…
____。
「やだぁ~おじさまスケベ!」
「そんなことばっかり言ってちゃダメなのだ~!」
「そうそう~これからやる手品の魔法にかかっちゃうわよ~。」
「はぁ…何やってんだアイツら。」
「あ、あはは…。」
「な、なにするつもりッスか…。」
「みてみて!私たち1つずつ、ピンポン玉持ってるの!」
「これがどうなると思うのだ~?」
「どうなるかしら~?」
「「ゴクッ……。」」
私たちは、さっき相談した通りに手を動かす。
「「え!」」
「あら?いったいどこに行ったのかしら…?」
「なくなっちゃったのだ~。」
「やだ~どこ行っちゃったの~?」
3人で目を合わせて。
「「きゃ~!おじさまのへんた~い!」」
「な、なんだ?」
「あ、あれ見ろ!」
「ぶっ!ビール吹いちまった…!」
「お、おれのちくびがピンポン玉になっとるわ~!!」
宴会場が、ドッとわらいであふれた。
「え?え!?どうやったの!?」
「す、すげぇッス……。」
「はぁ…バカかアイツら…。」
「すごいですね…!」
「あれ?もう1個は?」
「おい、自分のチクビ確認しろ!」
「俺んとこにもねぇぞ!」
「ちょっとどこ見てるの~!」
「後ろなのだ後ろ!」
「名前のピンポン玉は~あの人の頭。」
「「ん?」」
「ぷっ、万里くん…!」
「…は?俺?」
「万里クマちゃんだ~!かわいい~!!」
「似合ってるのだ~!」
「ピンポン玉が2つに割れてクマの耳みたいになってる~。」
「「おぉおおお!!!!」」
「「ありがとうございました~!」」
盛大の拍手を送ってもらい、私たちは後ろに下がる。
あ、やばい、万里すっごい見てる……。
「…覚えてろよ(ぼそっ」
「えぇ……。」
宴会芸だってば______。