学生限定アイドルガール
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3・つながった時間
「万里~!早く!」
「だり~。」
「…名前と万里くん、なんかあったのかな。」
「なんか、すごいなかよさそうっすね。」
「記憶喪失の恋人って…そーゆーこと。」
昨夜にすべて思い出し、やっと伝えられた想い。
もうなにも失わない____。
「なんでアイツ名前と手つないでんの。コロス。」
「ま、真澄くん!だめだよ~!」
__通学路
「万里。」
「ん?」
「私、万里のこと好きだって知ったの、先輩と付き合ったって聞いたときに胸が痛くなって、それが恋だって、やよいちゃん達が教えてくれたんだ。」
「あん時とか…まじか。」
2人に会わなかったらずっと恋なんて知らないままだったかも……。
「ふふっ。」
「なーに笑ってんだよ。」
「なんか、幸せだなって。」
「…!」
あ、顔赤くなってる?
「ね、万里は?万里は~?」
「っぜってー言わねぇ…。」
え~……。
「そういえば、恋人ってキス以外に何かするの?」
「____は?」
初めて付き合ったし、何もわかんないなぁ……。
「…名前にはまだ早ぇよ。」
「…!万里知ってるの!?なに?なにするの?」
「ばっ__言わねぇって!ホラ、遅刻すんぞ。」
そういって、私の手を握りながら走り出した。
「っちょ!何するのか教えてよ~!!」
__教室
「キス以外にすること?」
「付き合ったのなら教えてあげてもよいのではないか…。」
「…ぜってー教えんな。」
なんでそんな頑なに……。
___
私たちは、夜誰にも見つからないように一日に一回キスをした。
劇団のみんなにも、お姉ちゃんにも言っていない。
ついに公演が始まる___
「え?衣装が!?」
「そ、あの時代遅れに今すぐ連絡して。」
「わ、分かった!!」
時代遅れってあだ名なんだ。
でもいったい誰が、衣装を破ったりなんか…!
「こんな時間に呼び出すとは、名前殿はブラック企業なのだ…。」
「ご飯作ってあげるから許して…。」
「時代遅れは、そっちやって。名前とネオヤンキーはこれ縫って。」
「時代遅れって呼ぶでない!」
「あはは……。」
莇くんにはチビって言われて、幸くんには時代遅れか……。
あ、莇くん……!
「やよいちゃ___。」
「ん?なんなのだ?」
「わ、私たち、一週間パックの刑…?」
やよいちゃんは21時をとっくに過ぎた時計を見てハッ!と息を飲んだ____。
「んだよ、なんとかの刑って…?」
「RYANのメイク担当なのだ…恐ろしいやつなのだ……。」
「バレなければいいよ……ね、やよいちゃん。」
「そ、そうだな!」
___後日バレることをこの時の私たちは知らなかった。
___談話室
今日は、談話室でやよいちゃん達と会議をすることになった。
「次のライブ拳銃を使って振付……難しいな…。しかも、こんなにいっぱい銃持ってるなんて、メアリちゃんすごい…。」
「クールな曲なだけ、クールな振り付けにね。」
「衣装は動きやすくしたスーツなのだ!」
まさに、秋組の公演内容のよう・・・…。
(ブーッブーッ)
「お姉ちゃんだ。もしもし?」
【拳銃持ってない!?】
「え!持ってるけど…。」
【すぐに劇場持ってきてくれる!?】
「わ、分かった!メアリちゃん銃借りる!」
「なんかよくわからないけど、ファイト―。」
「姉にこき使われる妹かの?」
「いづみさんはそんなひとじゃないわ。」
__劇場
「お、お姉ちゃん!持ってきたよ!」
「名前!助かった。」
「ナイス名前!」
「拳銃なくなったの?」
「そうなの…。でもよかった、次のライブで銃使うってメアリちゃんに聞いたの。」
ああ…それで電話してきたんだ。
「っ!」
「名前?どうかしたの?」
「ううん!なんでもない!」
急いでて分からなかったけど、足首ひねっちゃったんだ…。
「…名前。俺らの舞台終わるまで、そこで待ってろ。」
「う、うん。」
もしかして、万里気づいて____?
_____
「みんなおつかれさま~。名前も拳銃届けてくれて本当にありがとう!!」
「無事終わってよかった!」
みんなにハイタッチをする。
「……。」
「…左京くん。」
「それはやめろ…ったく…。」
左京さんハイタッチ渋ってたから、してくれてよかった…。
「十座くんもお疲れ様!」
「おう。」
最後に万里。
「お疲れ、万里。」
「名前もな。」
万里もハイタッチに応じてくれる。
みんなは着替えを終え、寮に戻る。
「おんぶと抱っこどっちがいい。」
やっぱ気づいてた____!
「……どっちもや。」
「わがままなお嬢様だな。」
万里は、軽々と私をお姫様抱っこする。
「かっる。飯食ってんのかよ。」
「ちょっ!は、はずかしい!」
「おら、暴れんなよお嬢様?」
「っ~~!」
やよいちゃんにならった惚れた弱みとはこういう事じゃ___?
「…何やってんだ、摂津。」
「名前!足首痛めちゃったの!?ごめん!私が急かしちゃったから!」
「大丈夫だよ!ば、万里が、運んでくれる…から。」
やっぱり恥ずかしい。
顔近い……。
「…なに見つめてんの。キス?(小声」
「ち、ちがうよ!!万里のバカ!」
「ぷっ、ははは!怒んなって!」
「二人とも、本当に仲がいいな。」
「三年ずっと隣の席だったらしいし、だからかもしれませんね。」
「う~~…羨ましいッス…。」
___202号室
「む、椋くん…これなに…?」
「あ!壁ドンって言うやつです!」
「そ、そうなんだ……!」
壁ドン……見てるこっちがドキドキする…。
キス以外に何するのか知りたくて、椋くんに少女漫画読ませてもらったけど、どれもキスだけ…。
本当はキスだけなんじゃ……?
お姉ちゃんにはちょっと聞きづらいし……。
__103号室
「いや、なんで俺?」
「一番おとなっぽいからです。」
大人って言ったら、至さんかなって…。
左京さんにも聞きづらいし……。
「そんなこと知ってどうすんの。JK。」
「それは知ってる口調ですね。…あ、そういえばお姉さんと仲悪いんですか?前、クソとか言ってましたけど。」
「好きではない。」
あ、仲悪いんだ……。
「じゃあ教えてください。キス以外に何するんですか。」
「ていうか、JKがズカズカ男の人の部屋に入っちゃいけません。」
「?何でですか…?___わっ」
ソファーの横に座っていたはずが、気づけば至さんに押し倒されていた。
「こういうこと。」
「…なにがですか?」
「…まじかぁ。」
押し倒されて、目の前に至さんの顔が。
…でもなんでだろ、ドキドキしない。
「あーエロゲでもやれば。」
「えろげってなんですか!キス以外のこと分かるならやります!」
「ごめん。汚い大人でごめん。」
そういいながら、私のうえから退く。
なんか急に謝るし…情緒不安定なのかな……?
「…万里と付き合ってんでしょ。」
「な、なんのことです。か。」
「嘘ヘタすぎか。そんなに知りたいなら、万里に聞きなよ。」
「…お前にはまだ早いって教えてくれないから、私はここにいるんですよ!」
「じゃあ早いんだよ。」
む…なんでみんな教えてくれないの……。
「至さんなんて毛根からはげちゃえ。」
そういいながら、至さんの髪の結び目辺りに指をさす。
「至さんかわいそうだからやめたげて。」
バタバタ____!
「わ!誰か来る!いないって言って!」
「なんかしたのか名前。」
「してない!」
ソファーの陰に隠れる。
ガチャッ
「至さん、名前知りません?」
「ノックなしとかマジか。」
「名前は知らないんすか?」
「いや、俺の足元にいる。」
至さんの裏切り者!毛根からはげちゃえ!!
「…ここで何してんだよ、名前。」
「キス以上のこと教えろって言われた。」
「い、至さんは汚い大人!!」
「至さんは50のダメージを受けた。」
ゲームに向かいながら真顔で言ってる…はげちゃえ……。
「…はぁ。まだ、んなこと知りたがってんのかよ……。」
「教えてくれるまでここで一生至さんの毛根狙い続ける…。」
「じゃあ、いいか。」
「いや、俺の毛根狙うのやめて?万里もさっさと連れてけよ。」
万里にひょいっとお姫様抱っこされて連れていかれる。
「い、至さん!えろげは!?」
「…何教えたんすか、至さん。」
「爆弾発言マジやめろ。まだなんも教えてないから。」
「万里~!早く!」
「だり~。」
「…名前と万里くん、なんかあったのかな。」
「なんか、すごいなかよさそうっすね。」
「記憶喪失の恋人って…そーゆーこと。」
昨夜にすべて思い出し、やっと伝えられた想い。
もうなにも失わない____。
「なんでアイツ名前と手つないでんの。コロス。」
「ま、真澄くん!だめだよ~!」
__通学路
「万里。」
「ん?」
「私、万里のこと好きだって知ったの、先輩と付き合ったって聞いたときに胸が痛くなって、それが恋だって、やよいちゃん達が教えてくれたんだ。」
「あん時とか…まじか。」
2人に会わなかったらずっと恋なんて知らないままだったかも……。
「ふふっ。」
「なーに笑ってんだよ。」
「なんか、幸せだなって。」
「…!」
あ、顔赤くなってる?
「ね、万里は?万里は~?」
「っぜってー言わねぇ…。」
え~……。
「そういえば、恋人ってキス以外に何かするの?」
「____は?」
初めて付き合ったし、何もわかんないなぁ……。
「…名前にはまだ早ぇよ。」
「…!万里知ってるの!?なに?なにするの?」
「ばっ__言わねぇって!ホラ、遅刻すんぞ。」
そういって、私の手を握りながら走り出した。
「っちょ!何するのか教えてよ~!!」
__教室
「キス以外にすること?」
「付き合ったのなら教えてあげてもよいのではないか…。」
「…ぜってー教えんな。」
なんでそんな頑なに……。
___
私たちは、夜誰にも見つからないように一日に一回キスをした。
劇団のみんなにも、お姉ちゃんにも言っていない。
ついに公演が始まる___
「え?衣装が!?」
「そ、あの時代遅れに今すぐ連絡して。」
「わ、分かった!!」
時代遅れってあだ名なんだ。
でもいったい誰が、衣装を破ったりなんか…!
「こんな時間に呼び出すとは、名前殿はブラック企業なのだ…。」
「ご飯作ってあげるから許して…。」
「時代遅れは、そっちやって。名前とネオヤンキーはこれ縫って。」
「時代遅れって呼ぶでない!」
「あはは……。」
莇くんにはチビって言われて、幸くんには時代遅れか……。
あ、莇くん……!
「やよいちゃ___。」
「ん?なんなのだ?」
「わ、私たち、一週間パックの刑…?」
やよいちゃんは21時をとっくに過ぎた時計を見てハッ!と息を飲んだ____。
「んだよ、なんとかの刑って…?」
「RYANのメイク担当なのだ…恐ろしいやつなのだ……。」
「バレなければいいよ……ね、やよいちゃん。」
「そ、そうだな!」
___後日バレることをこの時の私たちは知らなかった。
___談話室
今日は、談話室でやよいちゃん達と会議をすることになった。
「次のライブ拳銃を使って振付……難しいな…。しかも、こんなにいっぱい銃持ってるなんて、メアリちゃんすごい…。」
「クールな曲なだけ、クールな振り付けにね。」
「衣装は動きやすくしたスーツなのだ!」
まさに、秋組の公演内容のよう・・・…。
(ブーッブーッ)
「お姉ちゃんだ。もしもし?」
【拳銃持ってない!?】
「え!持ってるけど…。」
【すぐに劇場持ってきてくれる!?】
「わ、分かった!メアリちゃん銃借りる!」
「なんかよくわからないけど、ファイト―。」
「姉にこき使われる妹かの?」
「いづみさんはそんなひとじゃないわ。」
__劇場
「お、お姉ちゃん!持ってきたよ!」
「名前!助かった。」
「ナイス名前!」
「拳銃なくなったの?」
「そうなの…。でもよかった、次のライブで銃使うってメアリちゃんに聞いたの。」
ああ…それで電話してきたんだ。
「っ!」
「名前?どうかしたの?」
「ううん!なんでもない!」
急いでて分からなかったけど、足首ひねっちゃったんだ…。
「…名前。俺らの舞台終わるまで、そこで待ってろ。」
「う、うん。」
もしかして、万里気づいて____?
_____
「みんなおつかれさま~。名前も拳銃届けてくれて本当にありがとう!!」
「無事終わってよかった!」
みんなにハイタッチをする。
「……。」
「…左京くん。」
「それはやめろ…ったく…。」
左京さんハイタッチ渋ってたから、してくれてよかった…。
「十座くんもお疲れ様!」
「おう。」
最後に万里。
「お疲れ、万里。」
「名前もな。」
万里もハイタッチに応じてくれる。
みんなは着替えを終え、寮に戻る。
「おんぶと抱っこどっちがいい。」
やっぱ気づいてた____!
「……どっちもや。」
「わがままなお嬢様だな。」
万里は、軽々と私をお姫様抱っこする。
「かっる。飯食ってんのかよ。」
「ちょっ!は、はずかしい!」
「おら、暴れんなよお嬢様?」
「っ~~!」
やよいちゃんにならった惚れた弱みとはこういう事じゃ___?
「…何やってんだ、摂津。」
「名前!足首痛めちゃったの!?ごめん!私が急かしちゃったから!」
「大丈夫だよ!ば、万里が、運んでくれる…から。」
やっぱり恥ずかしい。
顔近い……。
「…なに見つめてんの。キス?(小声」
「ち、ちがうよ!!万里のバカ!」
「ぷっ、ははは!怒んなって!」
「二人とも、本当に仲がいいな。」
「三年ずっと隣の席だったらしいし、だからかもしれませんね。」
「う~~…羨ましいッス…。」
___202号室
「む、椋くん…これなに…?」
「あ!壁ドンって言うやつです!」
「そ、そうなんだ……!」
壁ドン……見てるこっちがドキドキする…。
キス以外に何するのか知りたくて、椋くんに少女漫画読ませてもらったけど、どれもキスだけ…。
本当はキスだけなんじゃ……?
お姉ちゃんにはちょっと聞きづらいし……。
__103号室
「いや、なんで俺?」
「一番おとなっぽいからです。」
大人って言ったら、至さんかなって…。
左京さんにも聞きづらいし……。
「そんなこと知ってどうすんの。JK。」
「それは知ってる口調ですね。…あ、そういえばお姉さんと仲悪いんですか?前、クソとか言ってましたけど。」
「好きではない。」
あ、仲悪いんだ……。
「じゃあ教えてください。キス以外に何するんですか。」
「ていうか、JKがズカズカ男の人の部屋に入っちゃいけません。」
「?何でですか…?___わっ」
ソファーの横に座っていたはずが、気づけば至さんに押し倒されていた。
「こういうこと。」
「…なにがですか?」
「…まじかぁ。」
押し倒されて、目の前に至さんの顔が。
…でもなんでだろ、ドキドキしない。
「あーエロゲでもやれば。」
「えろげってなんですか!キス以外のこと分かるならやります!」
「ごめん。汚い大人でごめん。」
そういいながら、私のうえから退く。
なんか急に謝るし…情緒不安定なのかな……?
「…万里と付き合ってんでしょ。」
「な、なんのことです。か。」
「嘘ヘタすぎか。そんなに知りたいなら、万里に聞きなよ。」
「…お前にはまだ早いって教えてくれないから、私はここにいるんですよ!」
「じゃあ早いんだよ。」
む…なんでみんな教えてくれないの……。
「至さんなんて毛根からはげちゃえ。」
そういいながら、至さんの髪の結び目辺りに指をさす。
「至さんかわいそうだからやめたげて。」
バタバタ____!
「わ!誰か来る!いないって言って!」
「なんかしたのか名前。」
「してない!」
ソファーの陰に隠れる。
ガチャッ
「至さん、名前知りません?」
「ノックなしとかマジか。」
「名前は知らないんすか?」
「いや、俺の足元にいる。」
至さんの裏切り者!毛根からはげちゃえ!!
「…ここで何してんだよ、名前。」
「キス以上のこと教えろって言われた。」
「い、至さんは汚い大人!!」
「至さんは50のダメージを受けた。」
ゲームに向かいながら真顔で言ってる…はげちゃえ……。
「…はぁ。まだ、んなこと知りたがってんのかよ……。」
「教えてくれるまでここで一生至さんの毛根狙い続ける…。」
「じゃあ、いいか。」
「いや、俺の毛根狙うのやめて?万里もさっさと連れてけよ。」
万里にひょいっとお姫様抱っこされて連れていかれる。
「い、至さん!えろげは!?」
「…何教えたんすか、至さん。」
「爆弾発言マジやめろ。まだなんも教えてないから。」