学生限定アイドルガール
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16_始動春組
__裏庭
春休みも始まり、いつもの様に家事をこなして水やりをしていた。
「なんか、忘れてるような気がするんだよなぁ…。」
ま、思い出せないなら大したことじゃないのかも?
「オイ。名前!メシまだカ!」
コツコツと頭をつつく亀吉。
「あ!ごめん!今出す!!」
亀吉のご飯も忘れてたけど、なんか違うことを忘れてる気がする____
__談話室
「ただいまー!」
「お姉ちゃんお帰り!」
どうやら新入団員を見つけられたみたい!
2人も!良かった______
あれ?あの人……
「至さん?」
「あれ、RYANのリーダーさん……?」
「何?知り合いなの?」
「うん、高1の時ショッピングモールで助けてもらって。」
まさか、新入団員として再開するなんて……。
「監督さんの妹さんなんだ。よろしくね。」
あ、さわやかスマイル。
前、違う顔見ちゃったからちょっと違和感……。
「あはは…どうもです。」
「…。」
ちょっと気まずい…。
「じゃあ寮の説明しますね!」
____
「RYANの名前さんネ!ワタシいつも動画でみてたヨ!」
「わあ!本当ですか!ありがとうございます!」
みんな知ってくれてるなんて嬉しいな…。
「新曲いつもワキワキしてるネ!」
「ワキワキ…?」
「わくわくな。」
「オー!それネ!!」
なるほど!
「じゃあ稽古始めるので移動しますね!」
「あれ?至さんは?」
「引っ越しの準備のために帰られました!稽古には明日から参加するそうです!」
「そうなんだ…!」
一気に家族が増えたみたいでなんか楽しいな…。
______
綴くんの脚本ができて読み合わせが始まったみたいだけど、真澄くんと綴くんがうまくいってないみたい…。
「これだけ毎日聞いてればバカでも覚える。」
「…嫌味かよ。」
「被害妄想。」
「っ何?」
今日稽古見せてもらうことになったけど、本当に空気悪い感じになっちゃってる……。
「次、アンタだろ。」
「分かってる!」
真澄くんが急かすようないい方しちゃってるな…。
「あ、ご、ごめん。その次、オレだよね。」
「咲也くん、あせらないで。」
「う、うん!」
映画の時は、天馬くんに同じことされた記憶があったな……。
「はい、今日はこの辺で終わりにします。進みが遅いから、みんなもう少し自主練しといてくれるかな?」
「みんなって言うか二人だけど。」
「誰のことだよ…。」
「真澄くんはもっと協調性を!」
「俺間違ってない。」
はぁ…、お姉ちゃんも大変だな。
先が思いやられる____。
_____
昨晩、みんな食欲なさそうだったし、大丈夫かな…。
「あ!名前さん!ちょうどよかった!」
「支配人さん、おはようございます!」
「衣装係のことなんですが!やよいさんに頼めませんでしょうか…!」
衣装…そっか、演劇だもんね…。
「聞いてみます!」
「ありがとうございます!!」
今月末のライブも控えてるし、一人で大丈夫かな……。
あ、そうだ_____!
【__もしもし?なに?】
「あのね、衣装づくりのことで相談があって。」
【衣装ってライブの?】
「そっちもあるけど、劇団で使う衣装も作らないといけなくて、やよいちゃんと一緒に作るの頼みたくて…。」
【ふーん。別にいいよ。演劇の衣装とか興味あるし。】
「本当!?良かった。詳しいことはLIMEのグルで連絡するね!じゃあ!」
【はーい。】
これならどっちも間に合うかも___!
______
「あ、名前ちゃん!」
「咲也くん?どうしたの?」
「実は、至さんが出ていくとか言ってんだよ。」
綴くんに真澄くん、シトロンさんまで……。
「これからエチュードで止めに行こうと思って…。」
「そうなんだ…私もやるよ!!」
「名前、助かるネ!!」
「俺は名前の恋人役。」
「それはなしな。」
____
「待ってよ、お父さん!」
「お母さんと離婚するなんてウソだろ?」
先に出たのは真澄くん。
やっぱり演技力高い……。
「なんの真似だよ、真澄。」
「お母さん、泣いてたぜ?親父だって、本当は信じてるんだろ?」
綴くんもすごい__!
わたしもちゃんとやらないと!
「パパァアア!!私のこと嫌いになっちゃったの?行かないでよォ…!」
「待ってて。オレ、お母さんを呼んでくるから!」
「綴、咲也と名前まで……。しかもパパって…。」
「お母さん、お父さんが行っちゃうよ!ほら、引き留めないと!」
「え、まさか監督が母親役……?」
「ぐすん、ぐすん……ワタシも、スロット回すネ。ケーバで三連単当てるヨ……。」
「まさかのシトロンか……!」
う、やばい、笑いこらえなきゃ…。
「ママ!パパに行っちゃだめって言ってよォ!!」
「考え直せよ、親父。親父の酒癖の悪いところも、ギャンブル癖も、みんなわかってるしさ。」
面白すぎる___笑わない笑わない……。
「ひどいな、俺の設定。…もしかして、ゲーム好きとかけた設定か?」
「お願いだから、出ていくなんて言わないでよ。俺の妹だってこんなに泣いてるんだよ。」
「パパァア!!」
泣く演技…映画の撮影の時に身に付けちゃったんだよね……。
「ほら、泣くな名前。…っ親父、考え直せって!」
「ぐすんぐすん……。」
「オレ、これからもお父さんと一緒に暮らしたいよ!」
至さんの反応どうかな____?
「……ぷっ、あははは!」
「至さん……?」
大笑いされた____!
「お前ら、バカすぎ。」
ば、バカ__!?
「オレたちが演技で至さんを本気にさせてみせます!一緒にやりたいって思ってもらえるように。…だから、一緒に舞台に立ってください。オレたちのこと信じてください!お願いします!」
咲也くん…カッコいい!!
「咲也……すっかり座長っぽいな。…わかったよ。とりあえず、ロミジュリまではやってみる。」
___良かった!!
「さっさとやるって言えばいい。」
「大人には色々あるんだよ。…でもまあ、もう一度、誰かを信じてみてもいいのかもな…。」
「うぅ…よかったああ!」
「名前、ガチ泣きだったのかよっ。」
__裏庭
春休みも始まり、いつもの様に家事をこなして水やりをしていた。
「なんか、忘れてるような気がするんだよなぁ…。」
ま、思い出せないなら大したことじゃないのかも?
「オイ。名前!メシまだカ!」
コツコツと頭をつつく亀吉。
「あ!ごめん!今出す!!」
亀吉のご飯も忘れてたけど、なんか違うことを忘れてる気がする____
__談話室
「ただいまー!」
「お姉ちゃんお帰り!」
どうやら新入団員を見つけられたみたい!
2人も!良かった______
あれ?あの人……
「至さん?」
「あれ、RYANのリーダーさん……?」
「何?知り合いなの?」
「うん、高1の時ショッピングモールで助けてもらって。」
まさか、新入団員として再開するなんて……。
「監督さんの妹さんなんだ。よろしくね。」
あ、さわやかスマイル。
前、違う顔見ちゃったからちょっと違和感……。
「あはは…どうもです。」
「…。」
ちょっと気まずい…。
「じゃあ寮の説明しますね!」
____
「RYANの名前さんネ!ワタシいつも動画でみてたヨ!」
「わあ!本当ですか!ありがとうございます!」
みんな知ってくれてるなんて嬉しいな…。
「新曲いつもワキワキしてるネ!」
「ワキワキ…?」
「わくわくな。」
「オー!それネ!!」
なるほど!
「じゃあ稽古始めるので移動しますね!」
「あれ?至さんは?」
「引っ越しの準備のために帰られました!稽古には明日から参加するそうです!」
「そうなんだ…!」
一気に家族が増えたみたいでなんか楽しいな…。
______
綴くんの脚本ができて読み合わせが始まったみたいだけど、真澄くんと綴くんがうまくいってないみたい…。
「これだけ毎日聞いてればバカでも覚える。」
「…嫌味かよ。」
「被害妄想。」
「っ何?」
今日稽古見せてもらうことになったけど、本当に空気悪い感じになっちゃってる……。
「次、アンタだろ。」
「分かってる!」
真澄くんが急かすようないい方しちゃってるな…。
「あ、ご、ごめん。その次、オレだよね。」
「咲也くん、あせらないで。」
「う、うん!」
映画の時は、天馬くんに同じことされた記憶があったな……。
「はい、今日はこの辺で終わりにします。進みが遅いから、みんなもう少し自主練しといてくれるかな?」
「みんなって言うか二人だけど。」
「誰のことだよ…。」
「真澄くんはもっと協調性を!」
「俺間違ってない。」
はぁ…、お姉ちゃんも大変だな。
先が思いやられる____。
_____
昨晩、みんな食欲なさそうだったし、大丈夫かな…。
「あ!名前さん!ちょうどよかった!」
「支配人さん、おはようございます!」
「衣装係のことなんですが!やよいさんに頼めませんでしょうか…!」
衣装…そっか、演劇だもんね…。
「聞いてみます!」
「ありがとうございます!!」
今月末のライブも控えてるし、一人で大丈夫かな……。
あ、そうだ_____!
【__もしもし?なに?】
「あのね、衣装づくりのことで相談があって。」
【衣装ってライブの?】
「そっちもあるけど、劇団で使う衣装も作らないといけなくて、やよいちゃんと一緒に作るの頼みたくて…。」
【ふーん。別にいいよ。演劇の衣装とか興味あるし。】
「本当!?良かった。詳しいことはLIMEのグルで連絡するね!じゃあ!」
【はーい。】
これならどっちも間に合うかも___!
______
「あ、名前ちゃん!」
「咲也くん?どうしたの?」
「実は、至さんが出ていくとか言ってんだよ。」
綴くんに真澄くん、シトロンさんまで……。
「これからエチュードで止めに行こうと思って…。」
「そうなんだ…私もやるよ!!」
「名前、助かるネ!!」
「俺は名前の恋人役。」
「それはなしな。」
____
「待ってよ、お父さん!」
「お母さんと離婚するなんてウソだろ?」
先に出たのは真澄くん。
やっぱり演技力高い……。
「なんの真似だよ、真澄。」
「お母さん、泣いてたぜ?親父だって、本当は信じてるんだろ?」
綴くんもすごい__!
わたしもちゃんとやらないと!
「パパァアア!!私のこと嫌いになっちゃったの?行かないでよォ…!」
「待ってて。オレ、お母さんを呼んでくるから!」
「綴、咲也と名前まで……。しかもパパって…。」
「お母さん、お父さんが行っちゃうよ!ほら、引き留めないと!」
「え、まさか監督が母親役……?」
「ぐすん、ぐすん……ワタシも、スロット回すネ。ケーバで三連単当てるヨ……。」
「まさかのシトロンか……!」
う、やばい、笑いこらえなきゃ…。
「ママ!パパに行っちゃだめって言ってよォ!!」
「考え直せよ、親父。親父の酒癖の悪いところも、ギャンブル癖も、みんなわかってるしさ。」
面白すぎる___笑わない笑わない……。
「ひどいな、俺の設定。…もしかして、ゲーム好きとかけた設定か?」
「お願いだから、出ていくなんて言わないでよ。俺の妹だってこんなに泣いてるんだよ。」
「パパァア!!」
泣く演技…映画の撮影の時に身に付けちゃったんだよね……。
「ほら、泣くな名前。…っ親父、考え直せって!」
「ぐすんぐすん……。」
「オレ、これからもお父さんと一緒に暮らしたいよ!」
至さんの反応どうかな____?
「……ぷっ、あははは!」
「至さん……?」
大笑いされた____!
「お前ら、バカすぎ。」
ば、バカ__!?
「オレたちが演技で至さんを本気にさせてみせます!一緒にやりたいって思ってもらえるように。…だから、一緒に舞台に立ってください。オレたちのこと信じてください!お願いします!」
咲也くん…カッコいい!!
「咲也……すっかり座長っぽいな。…わかったよ。とりあえず、ロミジュリまではやってみる。」
___良かった!!
「さっさとやるって言えばいい。」
「大人には色々あるんだよ。…でもまあ、もう一度、誰かを信じてみてもいいのかもな…。」
「うぅ…よかったああ!」
「名前、ガチ泣きだったのかよっ。」