学生限定アイドルガール
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13_たくさんの宝石
__寮
名前_side
(ゴーン……ゴーン……)
除夜の鐘が聞こえる…。
もう大晦日なんだ……。
焼肉食べ放題に行けたけど、私たちは個室だった。
あの時も二人で個室だった。
帰りに星をみてお互い写真撮ったっけ…。
10月は、メアリちゃんが曲のテーマが決まらないってことから。
やよいちゃんの提案でお化けの館シリーズのホラー映画を映画館に観に行った。
万里といった映画館と同じ映画館に。
11月のライブは去年と同じ秋フェスの会場で行って会場内を見て回った。
あの時の作家さんの新作を見たりして……。
去年買ったピアス…青紫にしたのは万里の瞳の色と同じだったから……。
ピアス開けようって思ったのも、万里が開けていたから。
12月は、イルミネーションに行ったら万里のことを思い出すと思ったから、グッズだけ見に行ったのにな___。
あの日、万里にあげたルービックキューブのストラップ、今年もいっぱい売れ残ってたな…。
万里にもらったストラップ、傷を付けたくなくてドレッサーに飾ったまま……。
「っ…。」
よくよく思い出したら、私ずっと万里のこと好きだったんだ…。
私が気づいてなかっただけ___。
「今更、気づいたってもう遅いよ……私のバカ…。」
万里には彼女がいる。
話しかけるなって嫌われている…。
私がRYANのリーダーだからなんとなく絡んでただけだったみたいだし……。
「嫌い……万里なんか大っ嫌い___!」
なんて……
「嘘…好き、まだ大好き……。好きだよ、万里____。」
______会いたいよ。
___自室
万里_side
最後に話したの、学園祭ん時だな…。
忘れるつもりだったのに、ずっと忘れらんねぇまま____。
名前の写真、何度も消そうと思った。
__でもやっぱ消せなかった。
学園祭ん時付き合ったやつ、やっぱ本気になれねぇまま別れたな。
カタンッ
なんか落ちて____?
「……あいつがくれたストラップ。」
……捨てられるわけねぇだろ。
「__まだ好きなんだよ……名前。ッ…。」
__神社
名前_side
「名前殿!今年こそお互い大吉引くのだ!」
「だね!とりあえず、凶以外!お願い神様!!」
「作詞作曲の神よ。私に運を…。」
「「せーの!!」」
「だ、大吉なのだ!」
「私もよ。名前は?」
「__大吉!!」
やったー!と、三人で抱き合う。
「で、なんて書いてあるのだ!?悪いこと書いてあるか!?」
「恋愛運は今年はいい感じだ……あ。」
「…あら。」
【交通事故に注意せよ】
「やばいのだ。交通事故とかすごくやばいのだ。」
「身代わりさん買っていきなさい。」
「う、うん…そうするよ。」
交通事故って……物騒だなぁ…。
___ショッピングモール
「今年の福袋も負けないのだ。」
「死ぬ気でGO…。」
「名前は、プチプラん所頼む。俺一人じゃ間に合わねぇ!」
「任せて!莇くんもファイト!」
私たちは今年も戦場に来ていた。
「今年も凄まじいな…。」
ううう…人の波に流される……。
「や、やっと出れたけど…目的地に行くためにもう一回行かないと…。」
「名前…?」
「ん?_____ばん、り。」
なんでここに___?
「っ…!」
「行くなっ!!」
逃げようとしたところを万里に腕を掴まれる……。
「…はなして。」
「…名前。お前が一年の奴と付き合ってんの分かってっけど…俺……。」
え?一年って真澄くんのこと…?
なんでそんなことになってるの???
「……私、誰とも付き合ってない。」
「…は?」
緩んだ手を振り払って私は逃げる。
「お、おい!……誰とも付き合ってねぇって。……ずっと勘違いしてたのか俺____。」
こんなところでこんな形で万里に会うなんて____。
「っ…。顔熱い…。」
好きだって気持ちが……
____大きくなってしまう。
__フードコート
「お疲れなのだ!あー買えてよかったのだ。」
「ほんと、戦場だったわ。」
「名前全部買えたんだな。…って、顔赤くね?」
「え、ああ。だ、男性に手握られちゃってびっくりして…。」
「は、はあ!?な、ななななにしてんだ!」
「なにその犯罪臭な出来事。」
「連れ去られなくてよかったのだ……。」
「…うん。ピザ食べていい?」
「それは許さねぇ。」
「年上を敬いたまえ少年…。」
「一週間パックしたいんだな。」
「本当にごめんなさい。」
ヤンキー怖い…。
万里、なんで私が真澄くんと付き合ってると思ってたんだろ…。
いったいどこからそんなこと。
____
万里_side
「…マジかよ。」
誰ともっつーことは、一年と付き合ってねぇってことだろ。
じゃあ、あの時のことなんだったんだよ……。
「ねぇ!皇天馬と、立花名前の映画見た!?」
「観た観た!【俺、お前のこと…ずっと好きだったんだ。】って言って!」
「【嬉しい…!私もずっと好きだった…貴方のこと。】って返すんだよね!」
「マジ胸熱すぎ!!」
映画…?
しかも、あの言葉ってあいつらが言ってた_____。
「映画の練習……?」
はぁああ!?嘘だろ!?
勝手に勘違いしてアイツにあんなこと言っちまって____。
「俺、まじダセェじゃん……。」
でも、ホッとした……。
まだチャンスがあるかもしれねぇってことだよな……。
もう焦ったりしねぇ。
_____名前。
__寮
名前_side
(ゴーン……ゴーン……)
除夜の鐘が聞こえる…。
もう大晦日なんだ……。
焼肉食べ放題に行けたけど、私たちは個室だった。
あの時も二人で個室だった。
帰りに星をみてお互い写真撮ったっけ…。
10月は、メアリちゃんが曲のテーマが決まらないってことから。
やよいちゃんの提案でお化けの館シリーズのホラー映画を映画館に観に行った。
万里といった映画館と同じ映画館に。
11月のライブは去年と同じ秋フェスの会場で行って会場内を見て回った。
あの時の作家さんの新作を見たりして……。
去年買ったピアス…青紫にしたのは万里の瞳の色と同じだったから……。
ピアス開けようって思ったのも、万里が開けていたから。
12月は、イルミネーションに行ったら万里のことを思い出すと思ったから、グッズだけ見に行ったのにな___。
あの日、万里にあげたルービックキューブのストラップ、今年もいっぱい売れ残ってたな…。
万里にもらったストラップ、傷を付けたくなくてドレッサーに飾ったまま……。
「っ…。」
よくよく思い出したら、私ずっと万里のこと好きだったんだ…。
私が気づいてなかっただけ___。
「今更、気づいたってもう遅いよ……私のバカ…。」
万里には彼女がいる。
話しかけるなって嫌われている…。
私がRYANのリーダーだからなんとなく絡んでただけだったみたいだし……。
「嫌い……万里なんか大っ嫌い___!」
なんて……
「嘘…好き、まだ大好き……。好きだよ、万里____。」
______会いたいよ。
___自室
万里_side
最後に話したの、学園祭ん時だな…。
忘れるつもりだったのに、ずっと忘れらんねぇまま____。
名前の写真、何度も消そうと思った。
__でもやっぱ消せなかった。
学園祭ん時付き合ったやつ、やっぱ本気になれねぇまま別れたな。
カタンッ
なんか落ちて____?
「……あいつがくれたストラップ。」
……捨てられるわけねぇだろ。
「__まだ好きなんだよ……名前。ッ…。」
__神社
名前_side
「名前殿!今年こそお互い大吉引くのだ!」
「だね!とりあえず、凶以外!お願い神様!!」
「作詞作曲の神よ。私に運を…。」
「「せーの!!」」
「だ、大吉なのだ!」
「私もよ。名前は?」
「__大吉!!」
やったー!と、三人で抱き合う。
「で、なんて書いてあるのだ!?悪いこと書いてあるか!?」
「恋愛運は今年はいい感じだ……あ。」
「…あら。」
【交通事故に注意せよ】
「やばいのだ。交通事故とかすごくやばいのだ。」
「身代わりさん買っていきなさい。」
「う、うん…そうするよ。」
交通事故って……物騒だなぁ…。
___ショッピングモール
「今年の福袋も負けないのだ。」
「死ぬ気でGO…。」
「名前は、プチプラん所頼む。俺一人じゃ間に合わねぇ!」
「任せて!莇くんもファイト!」
私たちは今年も戦場に来ていた。
「今年も凄まじいな…。」
ううう…人の波に流される……。
「や、やっと出れたけど…目的地に行くためにもう一回行かないと…。」
「名前…?」
「ん?_____ばん、り。」
なんでここに___?
「っ…!」
「行くなっ!!」
逃げようとしたところを万里に腕を掴まれる……。
「…はなして。」
「…名前。お前が一年の奴と付き合ってんの分かってっけど…俺……。」
え?一年って真澄くんのこと…?
なんでそんなことになってるの???
「……私、誰とも付き合ってない。」
「…は?」
緩んだ手を振り払って私は逃げる。
「お、おい!……誰とも付き合ってねぇって。……ずっと勘違いしてたのか俺____。」
こんなところでこんな形で万里に会うなんて____。
「っ…。顔熱い…。」
好きだって気持ちが……
____大きくなってしまう。
__フードコート
「お疲れなのだ!あー買えてよかったのだ。」
「ほんと、戦場だったわ。」
「名前全部買えたんだな。…って、顔赤くね?」
「え、ああ。だ、男性に手握られちゃってびっくりして…。」
「は、はあ!?な、ななななにしてんだ!」
「なにその犯罪臭な出来事。」
「連れ去られなくてよかったのだ……。」
「…うん。ピザ食べていい?」
「それは許さねぇ。」
「年上を敬いたまえ少年…。」
「一週間パックしたいんだな。」
「本当にごめんなさい。」
ヤンキー怖い…。
万里、なんで私が真澄くんと付き合ってると思ってたんだろ…。
いったいどこからそんなこと。
____
万里_side
「…マジかよ。」
誰ともっつーことは、一年と付き合ってねぇってことだろ。
じゃあ、あの時のことなんだったんだよ……。
「ねぇ!皇天馬と、立花名前の映画見た!?」
「観た観た!【俺、お前のこと…ずっと好きだったんだ。】って言って!」
「【嬉しい…!私もずっと好きだった…貴方のこと。】って返すんだよね!」
「マジ胸熱すぎ!!」
映画…?
しかも、あの言葉ってあいつらが言ってた_____。
「映画の練習……?」
はぁああ!?嘘だろ!?
勝手に勘違いしてアイツにあんなこと言っちまって____。
「俺、まじダセェじゃん……。」
でも、ホッとした……。
まだチャンスがあるかもしれねぇってことだよな……。
もう焦ったりしねぇ。
_____名前。