学生限定アイドルガール
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10_レベルアップ
__ファミレス
次の撮影の休みの日は、RYANそろってスケッチブックを持ってある人とファミレスで待ち合わせをしていた。
「おまたせ~。待った~ん?」
_____三好一成さんだ。
「全然大丈夫ですよー!」
彼は、今年から天鵞絨美術大学 の一年だ。
今日は、約束通り絵の先生として来てもらった。
「えーっと。なにしよっか。」
「私、絵の描き分け方知りたいです!」
「お、いいよん。じゃ、まず____」
一成さんは二つの猫の絵を描く。
「リアルとミニキャラなのだ……。」
「そそ。デッサンをいっぱいするとリアルも得意になるし、絵もうまくなって一石二鳥って感じ。リアルが得意な人ってミニキャラが苦手だったりするんだよねん。」
おおお…先生っぽい!
「情報量が多いのがリアルで、少なくして描くのがミニキャラという感じかしら?」
「めあたん頭いい~!」
「め、めあたん……。」
「んじゃ、とりま何かミニキャラで描いてみて~。」
それぞれのスケブで好きなものをミニキャラで描き始める。
______
「できたのだ!」
「かみかみ早~い!なに描いたのん?」
「一成殿なのだ!」
「お、俺!?」
やよいちゃんの描いた一成さんは、お世辞にも似ているとは言えない。
「かみかみ個性的すぎ~!基本、目と髪型をしっかり描くだけで似るよん。例えば~俺ってちょっと猫目っぽいって言われてて、猫目って分かりやすく大きく目を描くじゃん?んで髪を描いて…。」
「…めっちゃ似ているのだ。目を強調して描けばいいのだな…。」
うん、すごい似てる…。
「できたわ。」
「めあたんはなに描いたの~?」
「一成。」
「めあたんも俺なの!?うーんと、めあたんは、ミニキャラって言うよりリアルに近くなっちゃってるから、もう少し目を大きくしたらいいかもねん。」
「わかったわ。」
アドバイスが的確ですごいなぁ…。
「最後に、ばななーは?」
「一成さん。」
「やっぱ俺なんだ!?」
____
万里_side
アイツにあんなこと言ってから、ずっと話してねぇな…。
名前があの一年といるとこ見て、腹が立ったからってあんなこと言うべきじゃなかったっつーのはわかってっけど。
っつーか、もう俺には関係ないことだろ。
なんですぐアイツのこと考えんだよ……。
「…名前?」
ファミレスに名前とアイツらと、知らねぇ男が座ってるのが見えた。
何やってんだアイツら……。
って、俺には関係ねぇっつーの!
まだアイツに未練が残ってんのかよ俺は____。
「…だせぇな。」
__8月ライブ
映画撮影も無事終わり、夏休みも終わってしまった。
今回は、イベントと一緒にではなくRYANのライブのみのライブだ。
新曲と去年のRYANのテーマ曲と去年の8月の曲の3曲をやることになっており、新曲の他をもう一度やるのは今回が初めてだ。
「おい、チビ。夜更かししてねぇだろうな。」
「チビじゃなくて、やよいじゃ!いい加減覚えるのだ莇殿。夜更かしはしてないのだああ!」
「嘘ついてんじゃねえ!クマできてんだろうが!」
「頬をつねるなあ!!衣装を作ってたのだ!」
莇くんには、RYANのLIMEグループに入ってもらいライブ予定などをそこで伝えることになった。
「名前は、ちゃんとスキンケア頑張ってんな。」
「パックの刑が怖いからね…。」
莇くんに言われた通り、毎日スキンケアをかかさずしていた。
「メアリさんは、ハーフなんだろ?外国人にメイクすんのは初めてだな。」
「いい経験になったわね。」
あれ…メアリちゃんは”さん”付けなんだ。
全然いいけど、なんの違いなんだろ…?
「なぜメアリ殿だけ”さん”付けなのだ!」
「一番大人っぽいから。」
「我らはガキか!!」
「まじですか…。」
莇くんは、手慣れたように私たちにメイクをしていく。
「目、閉じて。」
「うん。」
本当に私以上にメイクできちゃうんだ…。
カタンッ
あ、ブラシが落ちたみたい…
拾ってあげようと、手を伸ばすと莇くんも拾おうとしていたらしく手が当たった。
「う、うわああああ!わ、悪いい!!」
「え、う、うん。大丈夫だよ…?」
莇くんは焦ったように、バッと手をあげた。
手が当たっただけなんだけどな…。
「手が当たっただけで大げさなのだ。そんなんじゃ手も繋げないのだ。」
「な、何言ってんだ!まずは、お付き合いする前に両親に挨拶して!二人でデートして!婚約してから手を繋いでって順番があんだろっ!!!」
「いつの時代かしら?」
「莇殿は古いのだ。」
「お前らがおかしいんだよ!」
莇くんメイクするときに肌とか触れるけど、手はだめなんだ…。
_____
無事にライブが終わると、莇くんの言われるがままにメイクを落として洗顔をして_____。
「莇殿!ライブどうだったのだ!」
「あんま聴かねぇジャンルだけど、まあいいんじゃね。」
「普段は何聴いてるの?」
「あー、ヒップホップとか?」
聴いたことないジャンルだなぁ…。
「オススメあったら、教えてよ。」
「んじゃ、今度CD貸すわ。」
私たちは、メイクをして1日に数曲のライブをおこなって、始めたころに比べればガラッと変わったと思う。
これからも、頑張っていこう__!
__ファミレス
次の撮影の休みの日は、RYANそろってスケッチブックを持ってある人とファミレスで待ち合わせをしていた。
「おまたせ~。待った~ん?」
_____三好一成さんだ。
「全然大丈夫ですよー!」
彼は、今年から
今日は、約束通り絵の先生として来てもらった。
「えーっと。なにしよっか。」
「私、絵の描き分け方知りたいです!」
「お、いいよん。じゃ、まず____」
一成さんは二つの猫の絵を描く。
「リアルとミニキャラなのだ……。」
「そそ。デッサンをいっぱいするとリアルも得意になるし、絵もうまくなって一石二鳥って感じ。リアルが得意な人ってミニキャラが苦手だったりするんだよねん。」
おおお…先生っぽい!
「情報量が多いのがリアルで、少なくして描くのがミニキャラという感じかしら?」
「めあたん頭いい~!」
「め、めあたん……。」
「んじゃ、とりま何かミニキャラで描いてみて~。」
それぞれのスケブで好きなものをミニキャラで描き始める。
______
「できたのだ!」
「かみかみ早~い!なに描いたのん?」
「一成殿なのだ!」
「お、俺!?」
やよいちゃんの描いた一成さんは、お世辞にも似ているとは言えない。
「かみかみ個性的すぎ~!基本、目と髪型をしっかり描くだけで似るよん。例えば~俺ってちょっと猫目っぽいって言われてて、猫目って分かりやすく大きく目を描くじゃん?んで髪を描いて…。」
「…めっちゃ似ているのだ。目を強調して描けばいいのだな…。」
うん、すごい似てる…。
「できたわ。」
「めあたんはなに描いたの~?」
「一成。」
「めあたんも俺なの!?うーんと、めあたんは、ミニキャラって言うよりリアルに近くなっちゃってるから、もう少し目を大きくしたらいいかもねん。」
「わかったわ。」
アドバイスが的確ですごいなぁ…。
「最後に、ばななーは?」
「一成さん。」
「やっぱ俺なんだ!?」
____
万里_side
アイツにあんなこと言ってから、ずっと話してねぇな…。
名前があの一年といるとこ見て、腹が立ったからってあんなこと言うべきじゃなかったっつーのはわかってっけど。
っつーか、もう俺には関係ないことだろ。
なんですぐアイツのこと考えんだよ……。
「…名前?」
ファミレスに名前とアイツらと、知らねぇ男が座ってるのが見えた。
何やってんだアイツら……。
って、俺には関係ねぇっつーの!
まだアイツに未練が残ってんのかよ俺は____。
「…だせぇな。」
__8月ライブ
映画撮影も無事終わり、夏休みも終わってしまった。
今回は、イベントと一緒にではなくRYANのライブのみのライブだ。
新曲と去年のRYANのテーマ曲と去年の8月の曲の3曲をやることになっており、新曲の他をもう一度やるのは今回が初めてだ。
「おい、チビ。夜更かししてねぇだろうな。」
「チビじゃなくて、やよいじゃ!いい加減覚えるのだ莇殿。夜更かしはしてないのだああ!」
「嘘ついてんじゃねえ!クマできてんだろうが!」
「頬をつねるなあ!!衣装を作ってたのだ!」
莇くんには、RYANのLIMEグループに入ってもらいライブ予定などをそこで伝えることになった。
「名前は、ちゃんとスキンケア頑張ってんな。」
「パックの刑が怖いからね…。」
莇くんに言われた通り、毎日スキンケアをかかさずしていた。
「メアリさんは、ハーフなんだろ?外国人にメイクすんのは初めてだな。」
「いい経験になったわね。」
あれ…メアリちゃんは”さん”付けなんだ。
全然いいけど、なんの違いなんだろ…?
「なぜメアリ殿だけ”さん”付けなのだ!」
「一番大人っぽいから。」
「我らはガキか!!」
「まじですか…。」
莇くんは、手慣れたように私たちにメイクをしていく。
「目、閉じて。」
「うん。」
本当に私以上にメイクできちゃうんだ…。
カタンッ
あ、ブラシが落ちたみたい…
拾ってあげようと、手を伸ばすと莇くんも拾おうとしていたらしく手が当たった。
「う、うわああああ!わ、悪いい!!」
「え、う、うん。大丈夫だよ…?」
莇くんは焦ったように、バッと手をあげた。
手が当たっただけなんだけどな…。
「手が当たっただけで大げさなのだ。そんなんじゃ手も繋げないのだ。」
「な、何言ってんだ!まずは、お付き合いする前に両親に挨拶して!二人でデートして!婚約してから手を繋いでって順番があんだろっ!!!」
「いつの時代かしら?」
「莇殿は古いのだ。」
「お前らがおかしいんだよ!」
莇くんメイクするときに肌とか触れるけど、手はだめなんだ…。
_____
無事にライブが終わると、莇くんの言われるがままにメイクを落として洗顔をして_____。
「莇殿!ライブどうだったのだ!」
「あんま聴かねぇジャンルだけど、まあいいんじゃね。」
「普段は何聴いてるの?」
「あー、ヒップホップとか?」
聴いたことないジャンルだなぁ…。
「オススメあったら、教えてよ。」
「んじゃ、今度CD貸すわ。」
私たちは、メイクをして1日に数曲のライブをおこなって、始めたころに比べればガラッと変わったと思う。
これからも、頑張っていこう__!