学生限定アイドルガール
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5_修学旅行編 3
(7泊8日は長いのでかなり短縮します。)
今日は、オペラハウスを見て、コアラの抱っこ体験をした。
____その夜。
「真っ暗だね。」
「足元気をつけろよ。」
「大丈夫だよ!っわ!」
足元の小さな石につまづき、転びそうになったところを万里に腕を掴まれ転ぶことはなかった。
「っと、言ったそばからな。」
「ご、ごめん…。」
また転ぶと危ないからと、手を繋いで二人で横並びで目的地に向かうことになった。
「メアリ殿、我らも繋ぐのだ___」
「ノーサンキュー。」
________
さっきよりも真っ暗な場所に入ると、点々とたくさんの光が見える。
「こ、これ全部蛍なの…?」
その光の正体は、蛍なんだそう…。
近くに川があり、じめじめしたこの場所に多く集まるらしい。
「みてみて万里!蛍!」
「みてるっつーの。それにしても、すげぇ数だな。」
オーストラリアに来て、今までに見たことのないほどにきれいなものをたくさん見れて、心が洗われるような感じがした。
__展望台
昨日の様にソファーに座って話していた。
「ずっと手を引いてもらっちゃってごめんね…。」
「いーよ。名前が危なっかしいのはいつものことだろ。」
いつものことになっちゃってるんだ___。
気を付けないと。
「あはは…。そういえば、コアラ意外と重かったな…。」
「俺が抱っこした時、コアラの爪が腕んとこにスゲェくい込んでて、マジ痛かったわ…。」
「あー!跡がついちゃってたよね!ふふ。」
あんなにゆっくり動いて、ふわっとしているのに、危ない動物なんだもんね。
「明日は、ボンダイビーチでしょー!夜はダーリング・ハーバーで夜景と花火を見ながら夕飯!すごい豪華だよね…!」
「ははっ!すげぇ楽しそうに話すよな。」
少し笑いながら万里は言った。
「そりゃあそうだよ!もう2度とこれないかもしれないんだもん!全力で満喫しないとね!」
「ま、そーだよな。」
そういえば、ビーチでは水着か……。
こっちに来て色々食べすぎちゃったから、着れなかったらどうしよう。
万里_side
あー。
こうやってずっといられるっていいな。
でも、好きだってことを、伝えられねぇのがつらい…。
コイツ鈍感だから伝わんねぇと思うし…。
俺らしくねぇな。
前だったら相手のことなんか気にしねぇでなんだって言ってたっつーのに。
…名前に会ってから、何もかもが変わった。
また名前なんか考えてる顔してんな。
・・・はぁ。
「…キス、してぇな。」
「え?」
やっべ!声に出ちまった…。
「きす?」
「あーあれだ。いい夢見られるようにってでこにキスするやつ。」
「へー!そんなのあるんだ!」
変なウソついちまったな…。
でも、誤魔化せたんならいーか……。
「じゃあ、私からする?」
「は?」
名前がソファーから立ち上がると、俺の肩に手を置いてでこにキスをしてきた…。
「万里がいい夢見られますように。」
ま、まじかよ……。
顔が熱い___心臓がバクバクしてる___。
っつーか…
名前、将来いろいろ騙されそうで、すげぇ心配になってきたわ。
「…?万里。」
「あ、あぁ。悪ぃ…。」
目をつむって待機している名前のおでこにキスを返した。
本当にしたいのはそこじゃねぇけど……。
そして、お互いの額をくっつけて___
「名前がいい夢見れるよーに。」
「お互い良い夢見れそうだね!」
今がまさに、いい夢って感じだけど……。
__ボンダイビーチ
名前_side
「海なのだー!!!」
「ふふ、やよいちゃんはしゃぎすぎだよ~!」
「当たり前なのだ!日本じゃ寒くて入れない海にオーストラリアで入れるのだぞ!って、名前殿は、なぜパーカーを着たままなのだ?」
「泳ぐとき以外はUVカットパーカー着ておこうと思って!」
「恥ずかしいからとかじゃないのね…。」
「名前殿は、そういうおなごなのだ…。」
「なんでコソコソしてるの!もー!」
向こうから見覚えのある二人が歩いてきているのが見えた。
「あ、咲也くん!万里~!」
「ったくー女子より男子の方が遅いとかどうかしてるのだ。」
「はは…まあまあ。」
______
まずは、やよいちゃんの提案でビーチバレーをすることになった。
5人しかいない中、グーパーで決まったのは
私、万里のチームと残り三人のチームだ。
「万里がいるなら勝てちゃうかも!」
「楽勝っしょ。」
「チートずるいのだ!!!」
予想していた通り、万里に誰も勝てるわけがなかった…。
運動したら暑くなってきたな。
パーカー脱いであっちにおいてこよう。
「ぶっ!!」
「あ…?」
私がパーカーを脱いでいると、いきなりやよいちゃんが叫んだ…?
「だ、ダメなのだ。名前殿はパーカーを脱ぐのはだめなのだ!」
え!えええ!!なんで!?
「(びっくな胸だわ。名前があんなセクシーボディだったなんて。)」
「で、でも暑いし______」
(ジィ―――。)
万里に無言でチャックを閉められた。
「万里?」
「それ絶対脱ぐなよ…。暑いなら涼しいとこに移動しようぜ。」
「…え、うん。」
そんなに水着に合わなかったのかな……。
_____せっかく選んだのに。
___
私たちは人の少ない浜辺まで移動した。
「ねぇ、やよいちゃん。」
「どうしたのだ?」
「私の水着…そんなに似合わなかったかな……。」
「(やっぱりわかってなかったのだ。パーカーを脱いだ時そこら中の人が立ち止まって見ていたことも……。)」
「全然似合っているわ。みんな、名前が日焼けしないか心配だったのよ。」
「そーそー。すげぇ似合ってっけど、日焼けしたら痛ぇだろ?」
「ごめん、気を使わせちゃって。そうだったんだ…ありがとう!」
「(全然ちげぇーけど。アイツらも隠してるみてぇだし。ま、いいか…。)」
「??」
「(咲也も分かってねぇのかよ。)」
__ダーリング・ハーバー
みんなでディナーを食べながら、ガラスの向こう側で花火があがるのを待っていた。
「夕飯、豪華だね!コースなんて初めて!」
「テーブルマナーできてんのに、初めてなのかよ。」
「前にファッション雑誌に載ってて、なんとなく見てたの。」
テーブルマナーのことはちゃんと覚えていたが、コースがどんな感じで料理が出てくるのかは今回が初めてだ。
(___ドーンッ)
「あ!花火始まった!」
ディナーをいただきながら見る花火は、贅沢という言葉がふさわしいほどに素敵だった____。
__展望台
「オーストラリアって色々見てもまだまだ見足りないほど広いんだね…!実際に来てみないと気付かなかったかも?」
「そうだな。」
こうやって万里とここで話すのは三回目。
明日まで個々のホテルで飛行機で帰る前の日に違うホテルで一泊すると聞いた。
ここで話ができるのは、明日が最後か……。
次のホテルには、こんなところないかな。
「またなんか考えてんだろ。」
「あ、うん。ここの展望台見に来れるの、明日までだと思ったらなんとなく寂しくて。」
「あー、ラストのホテル変わるからな。んでも、そっちにもなんかあるかもしれねぇだろ。」
__確かに、あるかもしれない。
…なかったら、さみしいな。
「んな顔すんなって。ホラ。」
万里の方を見ると、おでこにキスをされる。
「…おまじない。」
「いい夢見れるおまじない?」
「名前が寂しくならねぇように。」
…!
確かにさっきの気持ちがなくなったような__!
「ありがとう万里。」
私もおでこにキスを返した。
「…。(くっそ…。慣れねぇ……。)」
今日もよく眠れそう。
(7泊8日は長いのでかなり短縮します。)
今日は、オペラハウスを見て、コアラの抱っこ体験をした。
____その夜。
「真っ暗だね。」
「足元気をつけろよ。」
「大丈夫だよ!っわ!」
足元の小さな石につまづき、転びそうになったところを万里に腕を掴まれ転ぶことはなかった。
「っと、言ったそばからな。」
「ご、ごめん…。」
また転ぶと危ないからと、手を繋いで二人で横並びで目的地に向かうことになった。
「メアリ殿、我らも繋ぐのだ___」
「ノーサンキュー。」
________
さっきよりも真っ暗な場所に入ると、点々とたくさんの光が見える。
「こ、これ全部蛍なの…?」
その光の正体は、蛍なんだそう…。
近くに川があり、じめじめしたこの場所に多く集まるらしい。
「みてみて万里!蛍!」
「みてるっつーの。それにしても、すげぇ数だな。」
オーストラリアに来て、今までに見たことのないほどにきれいなものをたくさん見れて、心が洗われるような感じがした。
__展望台
昨日の様にソファーに座って話していた。
「ずっと手を引いてもらっちゃってごめんね…。」
「いーよ。名前が危なっかしいのはいつものことだろ。」
いつものことになっちゃってるんだ___。
気を付けないと。
「あはは…。そういえば、コアラ意外と重かったな…。」
「俺が抱っこした時、コアラの爪が腕んとこにスゲェくい込んでて、マジ痛かったわ…。」
「あー!跡がついちゃってたよね!ふふ。」
あんなにゆっくり動いて、ふわっとしているのに、危ない動物なんだもんね。
「明日は、ボンダイビーチでしょー!夜はダーリング・ハーバーで夜景と花火を見ながら夕飯!すごい豪華だよね…!」
「ははっ!すげぇ楽しそうに話すよな。」
少し笑いながら万里は言った。
「そりゃあそうだよ!もう2度とこれないかもしれないんだもん!全力で満喫しないとね!」
「ま、そーだよな。」
そういえば、ビーチでは水着か……。
こっちに来て色々食べすぎちゃったから、着れなかったらどうしよう。
万里_side
あー。
こうやってずっといられるっていいな。
でも、好きだってことを、伝えられねぇのがつらい…。
コイツ鈍感だから伝わんねぇと思うし…。
俺らしくねぇな。
前だったら相手のことなんか気にしねぇでなんだって言ってたっつーのに。
…名前に会ってから、何もかもが変わった。
また名前なんか考えてる顔してんな。
・・・はぁ。
「…キス、してぇな。」
「え?」
やっべ!声に出ちまった…。
「きす?」
「あーあれだ。いい夢見られるようにってでこにキスするやつ。」
「へー!そんなのあるんだ!」
変なウソついちまったな…。
でも、誤魔化せたんならいーか……。
「じゃあ、私からする?」
「は?」
名前がソファーから立ち上がると、俺の肩に手を置いてでこにキスをしてきた…。
「万里がいい夢見られますように。」
ま、まじかよ……。
顔が熱い___心臓がバクバクしてる___。
っつーか…
名前、将来いろいろ騙されそうで、すげぇ心配になってきたわ。
「…?万里。」
「あ、あぁ。悪ぃ…。」
目をつむって待機している名前のおでこにキスを返した。
本当にしたいのはそこじゃねぇけど……。
そして、お互いの額をくっつけて___
「名前がいい夢見れるよーに。」
「お互い良い夢見れそうだね!」
今がまさに、いい夢って感じだけど……。
__ボンダイビーチ
名前_side
「海なのだー!!!」
「ふふ、やよいちゃんはしゃぎすぎだよ~!」
「当たり前なのだ!日本じゃ寒くて入れない海にオーストラリアで入れるのだぞ!って、名前殿は、なぜパーカーを着たままなのだ?」
「泳ぐとき以外はUVカットパーカー着ておこうと思って!」
「恥ずかしいからとかじゃないのね…。」
「名前殿は、そういうおなごなのだ…。」
「なんでコソコソしてるの!もー!」
向こうから見覚えのある二人が歩いてきているのが見えた。
「あ、咲也くん!万里~!」
「ったくー女子より男子の方が遅いとかどうかしてるのだ。」
「はは…まあまあ。」
______
まずは、やよいちゃんの提案でビーチバレーをすることになった。
5人しかいない中、グーパーで決まったのは
私、万里のチームと残り三人のチームだ。
「万里がいるなら勝てちゃうかも!」
「楽勝っしょ。」
「チートずるいのだ!!!」
予想していた通り、万里に誰も勝てるわけがなかった…。
運動したら暑くなってきたな。
パーカー脱いであっちにおいてこよう。
「ぶっ!!」
「あ…?」
私がパーカーを脱いでいると、いきなりやよいちゃんが叫んだ…?
「だ、ダメなのだ。名前殿はパーカーを脱ぐのはだめなのだ!」
え!えええ!!なんで!?
「(びっくな胸だわ。名前があんなセクシーボディだったなんて。)」
「で、でも暑いし______」
(ジィ―――。)
万里に無言でチャックを閉められた。
「万里?」
「それ絶対脱ぐなよ…。暑いなら涼しいとこに移動しようぜ。」
「…え、うん。」
そんなに水着に合わなかったのかな……。
_____せっかく選んだのに。
___
私たちは人の少ない浜辺まで移動した。
「ねぇ、やよいちゃん。」
「どうしたのだ?」
「私の水着…そんなに似合わなかったかな……。」
「(やっぱりわかってなかったのだ。パーカーを脱いだ時そこら中の人が立ち止まって見ていたことも……。)」
「全然似合っているわ。みんな、名前が日焼けしないか心配だったのよ。」
「そーそー。すげぇ似合ってっけど、日焼けしたら痛ぇだろ?」
「ごめん、気を使わせちゃって。そうだったんだ…ありがとう!」
「(全然ちげぇーけど。アイツらも隠してるみてぇだし。ま、いいか…。)」
「??」
「(咲也も分かってねぇのかよ。)」
__ダーリング・ハーバー
みんなでディナーを食べながら、ガラスの向こう側で花火があがるのを待っていた。
「夕飯、豪華だね!コースなんて初めて!」
「テーブルマナーできてんのに、初めてなのかよ。」
「前にファッション雑誌に載ってて、なんとなく見てたの。」
テーブルマナーのことはちゃんと覚えていたが、コースがどんな感じで料理が出てくるのかは今回が初めてだ。
(___ドーンッ)
「あ!花火始まった!」
ディナーをいただきながら見る花火は、贅沢という言葉がふさわしいほどに素敵だった____。
__展望台
「オーストラリアって色々見てもまだまだ見足りないほど広いんだね…!実際に来てみないと気付かなかったかも?」
「そうだな。」
こうやって万里とここで話すのは三回目。
明日まで個々のホテルで飛行機で帰る前の日に違うホテルで一泊すると聞いた。
ここで話ができるのは、明日が最後か……。
次のホテルには、こんなところないかな。
「またなんか考えてんだろ。」
「あ、うん。ここの展望台見に来れるの、明日までだと思ったらなんとなく寂しくて。」
「あー、ラストのホテル変わるからな。んでも、そっちにもなんかあるかもしれねぇだろ。」
__確かに、あるかもしれない。
…なかったら、さみしいな。
「んな顔すんなって。ホラ。」
万里の方を見ると、おでこにキスをされる。
「…おまじない。」
「いい夢見れるおまじない?」
「名前が寂しくならねぇように。」
…!
確かにさっきの気持ちがなくなったような__!
「ありがとう万里。」
私もおでこにキスを返した。
「…。(くっそ…。慣れねぇ……。)」
今日もよく眠れそう。