学生限定アイドルガール
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4_修学旅行編 2
「やっとホテル着いたのだぁー!」
私たち三人は同じ部屋だった。
万里は他の男子と同室で、私たちの隣らしい。
あんまり話したことなさそうな人たちっぽかったけど、大丈夫かな…。
まぁ、寝るだけだもんね。
「我は真ん中なのだー!」
そう言ってベッドにダイブするやよいちゃん。
「じゃあ私はドアの方使うね!」
今日のお昼にフィッシュアンドチップスがあるお店で昼食をとるんだっけ。
食べてみたかったから楽しみだな…。
そのあとに現地の人との交流会をして。
ホテルに戻ってきて夕飯にホテル内のレストランでビュッフェ。
初日から楽しそうだな…。
__お昼
「そろそろ集合の時間だ。二人とも行こう!」
「ま、待つのだ!日焼け止めがあと背中だけなのだ!」
「あ、塗ってあげるよ!」
「助かるのだー!」
「私はOKよ。」
____
「あ、万里。今朝ぶりだね。」
「そーだな。眠れたかよ?」
「うん!もう目パッチリだよ!」
「そりゃよかったな。」
万里も元気そうで良かった!
このまま、昼食を取りに行くことになっている。
移動しながら、やよいちゃん達や万里と駄弁っていた。
「クナイ型のクシを没収される夢を見たのだ…。」
「ぷっ、そんなにショックだったのかよ。」
「ふふ、没収されなくてよかったね!」
「怪しいものを持ってくるべきじゃないわ。」
オーストラリアについてまだ一日も経ってないけど、楽しいな。
学校の行事なのにみんなで私服で、日本じゃまだ着れない夏服を着て。
_昼食
「こ、これがフィッシュアンドチップス!量多めだね!」
「海外ってそういうもんよ。ほぼビックサイズだわ。」
みんなが頼んだもののほとんどにマッシュポテトが乗ってる…。
「なんでみんなマッシュポテトついてるの?」
「日本でいう白米みたいな存在って言うのかしら。」
えええ!主食なんだ___!
日本で食べるマッシュポテトよりもおいしいな…。
「やよいちゃんとメアリちゃんのそれは何?」
「ラップなのだ!ネットで、オーストラリアのランチと言ったらコレ!ってあったのだ!」
ラップって言うんだ!なんか、見た目かわいいな。
女の子っぽい感じ__。
万里が食べてるのは、たしかミートパイって言うやつだったはず。
こっちと迷ったけど、やっぱオーストラリアって言ったらフィッシュアンドチップスって雑誌に載ってたんだよね…。
「見られてると食べずれーな…。」
「あ、ごめん!」
つい見ちゃった____。
フォークでポテトを刺して、食べ始める。
「…ほら。」
万里がミートパイをスプーンに乗せて私の方に差し出してきた。
「え!いいの!?」
「そんなに食いてぇなら言えって。」
「ありがとう!」
断る理由もなくミートパイを食べた。
「おいしい!私、こっちと迷ってたからうれしい。」
「そーかよ。そりゃよかった。」
あ、もらったんだから、私もポテトあげよう。
フォークにポテトを刺して万里に向ける。
「はい、あーん。」
「……自分で食べるからいいって。」
そう言って私の手からフォークを取ろうとする。
でも、食べさせてもらったし___!
「はい!」
「…わーったよ。」
ため息をつき、しぶしぶポテトを食べてくれた。
「ポテト美味しいよね。」
「だな。(マジで恥ずいっての…。)」
「…メアリ殿あーん。」
「ノーサンキュー。」
______
その後、現地の方との交流会に参加した。
私は同じ年の女の子と二人で話をしていた。
「え!RYAN知ってるの!?しかも日本語上手いね!」
「日本大好きなんだ~!まさか、RYAN本人たちに会えるとは思わなかったわ!良ければサイン頂戴!」
オーストラリアにもファンがいたなんて…うれしいな。
やよいちゃん達を一度呼んで、この前なんとなく練習して作っておいたサインを彼女のノートに書いた。
大きいクッキーと、ミルクを飲みながら彼女とのトークを楽しんでいた。
「あの彼、さっきあなたといたわよね?かっこいいわね!」
「本当?私の学校でも女子に人気あるみたいだけど…。やっぱり”カッコいい”なんだね。」
「あら、彼氏じゃないの…?あなたもしかして、顔じゃなくて性格で好きになるタイプね。」
え!なんでわかったの!?
この子すごいな…まだあったばかりなのに……。
「じゃあ、恋とかまだしたことないんじゃない?」
「…!うん。なんでわかるの?」
「なんとなくよ!でも、彼と貴方とってもお似合いだと思うわ!」
「うーん。…わかんないなぁ。」
「まぁ、まだまだ私たち若いんだし、これからよ!恋もゆっくり知っていくと良いわ!」
「うん!そうだね!」
私と同じ年なのに、すごく大人っぽいな……。
万里_side
(※翻訳済み)
「おいおい、さっきからあの子ばっか見てるだろ?」
「あー。まーな。」
「まじか!大好きじゃん!」
「…。」
「素直になれよ万里!」
コイツめっちゃ明るい…。
すげぇフレンドリーっつーか。
「まだ付き合ってないんだろ?応援してるぜ!ほかの奴に奪われんなよ!」
なんで付き合ってねぇとか分かってんだよ…。
「おー、あんがと。」
名前、楽しそうだな。
日本語が話せる相手にあたったぽいし、良かった。
あー…ぼーっとしてるとアイツのことばっか考えてんだな俺。
__ホテル
名前_side
夕食後、一番にシャワーを浴びさせてもらい、ベッドでごろごろしていた…。
「…。」
【お互いに良い恋をしましょうね!】
今日の交流会であった女の子とそんな約束を交わした。
いい恋……か。
恋なんかしたことないから、どういうものなのかさっぱりわからない。
恋をしたらどんな気持ちになるのか、相手を見る目が変わるのか?
「…わかんないよ。」
(ブーッ)
ん?万里からLIMEだ。
【暇?】
「【うん。どうしたの?】」
【部屋出て。待ってる。】
「なんだろ?」
ふわふわの短パンとパーカーのセット部屋着…
私服じゃなくてもいっか!
_____
「…寝るとこだったか?」
部屋から出ると、万里はすでに外で待っていた。
「ううん。早くシャワー浴びちゃっただけ。」
万里の部屋着は、Tシャツに下はジャージ。
男子ってジャージをすごい活用しているイメージだ。
ん?あの香りだ!
シャンプーの香りなのかな…いい香り。
「…んだよ人の顔じろじろ見て。」
「あ、ごめん。万里っていい香りするなって。」
「…は?」
私の顔を見て万里は固まってしまった。
あ、やっぱりいい香りとか言ったら変態みたいだったかな…?
「ご、ごめん!きもいよね!やっぱりなんでもない!」
「い、いや。んなこと言われたの初めてだったから反応に困っただけ…。」
少し顔を赤くして目をそらす万里。
シャワー浴びたばかりなのかな。
「えっと。それで、どこかに行くの?」
「そ。ここの最上階展望台があるらしいから行ってみねー?」
展望台!?
ここのホテルそんなところもあるんだ!
「うん!行く!」
__展望台
「わあ~!広いなあ!貸し切り状態だね!」
「俺たち以外誰もいねぇな。」
シドニーの夜景が見渡すことができて、空の星もたくさん見える。
「みて万里!すごくきれい!」
「すげぇな。こんなん初めて見た…。」
写真を撮って、帰ったら左京さんとか支配人に見せてあげよう!
「はぁ…ずっとここに居られるくらいだよ。」
「ははっ。また明日もくればいいだろ?」
それって、つまり____
「明日も一緒に来てくれるの?」
「名前が来てほしいなら行ってやるよ。」
「やった!」
明日もこの景色が見られるんだ!
___
誰もいない展望台にあったソファーに座って、少し話すことになった。
「万里、私といないで、部屋の男子と話さなくていいの?」
「あー。俺、クラスメイトから遠巻きにされてっから。だからなんとなく居づれぇっつーか。」
「ケンカとかしてるからみんな怖いんだよ。あとヤンキーだから。」
「フォローされてんのかけなされてんのかわかんねぇんだけど。」
まあ、私も最初はそうだったもんな。
怖そうな人だから関わらないでおこうって思ってたし。
でも、万里から話しかけてきてそれから仲良くなれるとはあの頃の私が聞いたら信じられないだろうな。
「クラスメイトが離れても、私はそばにいるから。」
「(…どういうつもりで言ってんだよ。反応に困るっつーの……。)」
私だけじゃない、やよいちゃん達も咲也くんも万里の友達だもん。
「ホント変な奴…。」
「え!」
ちょっとショックを受けて万里の方を向くと、少し笑って私の頭をポンポンと撫でた。
「ん。あんがと。」
「ふふっ、うん。」
悪口言われたかと思ったけど、そうでもなかったみたい。
「やっとホテル着いたのだぁー!」
私たち三人は同じ部屋だった。
万里は他の男子と同室で、私たちの隣らしい。
あんまり話したことなさそうな人たちっぽかったけど、大丈夫かな…。
まぁ、寝るだけだもんね。
「我は真ん中なのだー!」
そう言ってベッドにダイブするやよいちゃん。
「じゃあ私はドアの方使うね!」
今日のお昼にフィッシュアンドチップスがあるお店で昼食をとるんだっけ。
食べてみたかったから楽しみだな…。
そのあとに現地の人との交流会をして。
ホテルに戻ってきて夕飯にホテル内のレストランでビュッフェ。
初日から楽しそうだな…。
__お昼
「そろそろ集合の時間だ。二人とも行こう!」
「ま、待つのだ!日焼け止めがあと背中だけなのだ!」
「あ、塗ってあげるよ!」
「助かるのだー!」
「私はOKよ。」
____
「あ、万里。今朝ぶりだね。」
「そーだな。眠れたかよ?」
「うん!もう目パッチリだよ!」
「そりゃよかったな。」
万里も元気そうで良かった!
このまま、昼食を取りに行くことになっている。
移動しながら、やよいちゃん達や万里と駄弁っていた。
「クナイ型のクシを没収される夢を見たのだ…。」
「ぷっ、そんなにショックだったのかよ。」
「ふふ、没収されなくてよかったね!」
「怪しいものを持ってくるべきじゃないわ。」
オーストラリアについてまだ一日も経ってないけど、楽しいな。
学校の行事なのにみんなで私服で、日本じゃまだ着れない夏服を着て。
_昼食
「こ、これがフィッシュアンドチップス!量多めだね!」
「海外ってそういうもんよ。ほぼビックサイズだわ。」
みんなが頼んだもののほとんどにマッシュポテトが乗ってる…。
「なんでみんなマッシュポテトついてるの?」
「日本でいう白米みたいな存在って言うのかしら。」
えええ!主食なんだ___!
日本で食べるマッシュポテトよりもおいしいな…。
「やよいちゃんとメアリちゃんのそれは何?」
「ラップなのだ!ネットで、オーストラリアのランチと言ったらコレ!ってあったのだ!」
ラップって言うんだ!なんか、見た目かわいいな。
女の子っぽい感じ__。
万里が食べてるのは、たしかミートパイって言うやつだったはず。
こっちと迷ったけど、やっぱオーストラリアって言ったらフィッシュアンドチップスって雑誌に載ってたんだよね…。
「見られてると食べずれーな…。」
「あ、ごめん!」
つい見ちゃった____。
フォークでポテトを刺して、食べ始める。
「…ほら。」
万里がミートパイをスプーンに乗せて私の方に差し出してきた。
「え!いいの!?」
「そんなに食いてぇなら言えって。」
「ありがとう!」
断る理由もなくミートパイを食べた。
「おいしい!私、こっちと迷ってたからうれしい。」
「そーかよ。そりゃよかった。」
あ、もらったんだから、私もポテトあげよう。
フォークにポテトを刺して万里に向ける。
「はい、あーん。」
「……自分で食べるからいいって。」
そう言って私の手からフォークを取ろうとする。
でも、食べさせてもらったし___!
「はい!」
「…わーったよ。」
ため息をつき、しぶしぶポテトを食べてくれた。
「ポテト美味しいよね。」
「だな。(マジで恥ずいっての…。)」
「…メアリ殿あーん。」
「ノーサンキュー。」
______
その後、現地の方との交流会に参加した。
私は同じ年の女の子と二人で話をしていた。
「え!RYAN知ってるの!?しかも日本語上手いね!」
「日本大好きなんだ~!まさか、RYAN本人たちに会えるとは思わなかったわ!良ければサイン頂戴!」
オーストラリアにもファンがいたなんて…うれしいな。
やよいちゃん達を一度呼んで、この前なんとなく練習して作っておいたサインを彼女のノートに書いた。
大きいクッキーと、ミルクを飲みながら彼女とのトークを楽しんでいた。
「あの彼、さっきあなたといたわよね?かっこいいわね!」
「本当?私の学校でも女子に人気あるみたいだけど…。やっぱり”カッコいい”なんだね。」
「あら、彼氏じゃないの…?あなたもしかして、顔じゃなくて性格で好きになるタイプね。」
え!なんでわかったの!?
この子すごいな…まだあったばかりなのに……。
「じゃあ、恋とかまだしたことないんじゃない?」
「…!うん。なんでわかるの?」
「なんとなくよ!でも、彼と貴方とってもお似合いだと思うわ!」
「うーん。…わかんないなぁ。」
「まぁ、まだまだ私たち若いんだし、これからよ!恋もゆっくり知っていくと良いわ!」
「うん!そうだね!」
私と同じ年なのに、すごく大人っぽいな……。
万里_side
(※翻訳済み)
「おいおい、さっきからあの子ばっか見てるだろ?」
「あー。まーな。」
「まじか!大好きじゃん!」
「…。」
「素直になれよ万里!」
コイツめっちゃ明るい…。
すげぇフレンドリーっつーか。
「まだ付き合ってないんだろ?応援してるぜ!ほかの奴に奪われんなよ!」
なんで付き合ってねぇとか分かってんだよ…。
「おー、あんがと。」
名前、楽しそうだな。
日本語が話せる相手にあたったぽいし、良かった。
あー…ぼーっとしてるとアイツのことばっか考えてんだな俺。
__ホテル
名前_side
夕食後、一番にシャワーを浴びさせてもらい、ベッドでごろごろしていた…。
「…。」
【お互いに良い恋をしましょうね!】
今日の交流会であった女の子とそんな約束を交わした。
いい恋……か。
恋なんかしたことないから、どういうものなのかさっぱりわからない。
恋をしたらどんな気持ちになるのか、相手を見る目が変わるのか?
「…わかんないよ。」
(ブーッ)
ん?万里からLIMEだ。
【暇?】
「【うん。どうしたの?】」
【部屋出て。待ってる。】
「なんだろ?」
ふわふわの短パンとパーカーのセット部屋着…
私服じゃなくてもいっか!
_____
「…寝るとこだったか?」
部屋から出ると、万里はすでに外で待っていた。
「ううん。早くシャワー浴びちゃっただけ。」
万里の部屋着は、Tシャツに下はジャージ。
男子ってジャージをすごい活用しているイメージだ。
ん?あの香りだ!
シャンプーの香りなのかな…いい香り。
「…んだよ人の顔じろじろ見て。」
「あ、ごめん。万里っていい香りするなって。」
「…は?」
私の顔を見て万里は固まってしまった。
あ、やっぱりいい香りとか言ったら変態みたいだったかな…?
「ご、ごめん!きもいよね!やっぱりなんでもない!」
「い、いや。んなこと言われたの初めてだったから反応に困っただけ…。」
少し顔を赤くして目をそらす万里。
シャワー浴びたばかりなのかな。
「えっと。それで、どこかに行くの?」
「そ。ここの最上階展望台があるらしいから行ってみねー?」
展望台!?
ここのホテルそんなところもあるんだ!
「うん!行く!」
__展望台
「わあ~!広いなあ!貸し切り状態だね!」
「俺たち以外誰もいねぇな。」
シドニーの夜景が見渡すことができて、空の星もたくさん見える。
「みて万里!すごくきれい!」
「すげぇな。こんなん初めて見た…。」
写真を撮って、帰ったら左京さんとか支配人に見せてあげよう!
「はぁ…ずっとここに居られるくらいだよ。」
「ははっ。また明日もくればいいだろ?」
それって、つまり____
「明日も一緒に来てくれるの?」
「名前が来てほしいなら行ってやるよ。」
「やった!」
明日もこの景色が見られるんだ!
___
誰もいない展望台にあったソファーに座って、少し話すことになった。
「万里、私といないで、部屋の男子と話さなくていいの?」
「あー。俺、クラスメイトから遠巻きにされてっから。だからなんとなく居づれぇっつーか。」
「ケンカとかしてるからみんな怖いんだよ。あとヤンキーだから。」
「フォローされてんのかけなされてんのかわかんねぇんだけど。」
まあ、私も最初はそうだったもんな。
怖そうな人だから関わらないでおこうって思ってたし。
でも、万里から話しかけてきてそれから仲良くなれるとはあの頃の私が聞いたら信じられないだろうな。
「クラスメイトが離れても、私はそばにいるから。」
「(…どういうつもりで言ってんだよ。反応に困るっつーの……。)」
私だけじゃない、やよいちゃん達も咲也くんも万里の友達だもん。
「ホント変な奴…。」
「え!」
ちょっとショックを受けて万里の方を向くと、少し笑って私の頭をポンポンと撫でた。
「ん。あんがと。」
「ふふっ、うん。」
悪口言われたかと思ったけど、そうでもなかったみたい。