学生限定アイドルガール
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3_修学旅行編 1
(※私がオーストラリアに行った時のことを元に書いてます。)
__空港
「オーストラリアなのだ!」
「うんうん!すごいたのしみ~!ね!万里!」
「そうだな。っつーか、飛行機で何時間もかかんだから、ちゃんと寝ろよ。」
「わかってるよ!もー!また子ども扱いして…。」
「(子ども扱いじゃねーよ。心配なんだっつーの。)」
「飛行機ね。…あれを聞かれるのよ。」
「ん?あれ?」
「フィッシュオアチキンよ。私が前に日本から祖国に行く飛行機に乗ったときは、豆腐か魚って聞かれたわ。」
と、豆腐!?
日本からの飛行機だと、豆腐って聞かれるのかも……。
「万里は英語できるの?」
「あー日常会話くらい?あっち行ってれば適当に話せるようになんだろ。」
「た、頼りになるなぁ…。」
きっと、英語を聞いただけで覚えちゃうんだろうなぁ…。
「おら行くぞ!遅れて迷子になるなよ!」
先生の声に私たちは、はぐれないように向かう。
__保安検査場
「う…ドキドキする。」
「別に危険なものも持ってねぇんだし、堂々としてろって。」
「わ、わかってるけどさ!」
あ、ネックレス大丈夫かな…。
___一か八かだ!!
「無事通れたぁ…。ネックレスひっかかちゃうかと思ってドキドキした…。」
「小さいのはあんま引っかかんねーよ。」
ちっちゃいなら大丈夫なんだ…。
「なんでなのだー!!」
やよいちゃん引っかかってる…。
「クナイはさすがに…。」
「これは櫛なのだ!ここがギザギザなのだああ!」
「確かに櫛ね…。」
「ゴム製で柔らかいみたいだし、まぁいいんじゃないですか?」
「すみません、大丈夫みたいです。お騒がせしました。」
「…良かったのだ。」
クナイ型のクシって……。
「何やってんだアイツ…。」
「あはは…。」
「持ってくるものを間違っているわ。」
__機内
万里・名前・やよい・メアリ
横だけで3・4・3合計10席ある広い飛行機だった。
「みんな横並びなんだね…。」
「同じグループだからな!」
「あーねみぃ。」
「まだ明るいのだ!起きるのだ!」
「もう20時だっつーの。」
9時間30分だから、つくのは5時ころか…。
ホテルに着いたらお昼まで自由時間だから、ゆったりできそうだな。
(ゴォオ…)
「わ、走り出した…!」
「飛行機初めてか?」
「そうだよ。乗る機会なかったから…。」
「我もなのだ…。名前殿、手をつなぐのだ…。」
「そうだね!落ちませんように…。」
びくびくしながら目をつむって飛ぶのを待っていると、やよいちゃんと繋いでいる反対側の手を万里が握ってくれる。
「そんな心配すんなって。」
余裕そうに万里は笑っている。
___それを見て、少し安心した。
_____
「無事に飛んでよかったね」
「て、手に汗かいたのだ。」
やよいちゃんの言う通り、やよいちゃんと握っていた手の方は少し湿っていた。
やよいちゃん本当に怖かったんだろうな…。
「やよいと握っていたハンド、すごい濡れてるわ。」
ああ、そっちも繋いでたんだ……。
シートベルトを外してもいいサインが出たが、怖いのでつけていることにした。
「さ!夕飯が来るまで何かするのだ!」
「あら、恋バナをするんじゃなかったの?」
「そういうのは普通部屋でするものなのだ!」
あ、万里が何か観てる。
映画も観れるんだ!
この洋画、気になってたやつだな…私も観ようかな。
「そんな気になんなら、一緒に観る?」
あ、見てたのバレてた…恥ずかしい。
万里が左のイヤホンを私に渡す。
「ありがとう!」
「ん。観づらかったら、寄っかかっていーから。」
お言葉に甘えて、万里の肩を借りて観ることにした。
さっきの角度だと首が痛かったから、ちょうどいいな……。
「(マジで来るとは思わなかった…やべぇ集中できねぇ。)」
「あそこ、いちゃついてて寂しいのだ。我らもイチャつくのだ。」
「ノーサンキュー。」
______
「Which food would you like, chicken or fish? 」
「あ、チキンプリーズ!」
「Here you are. 」
「サンキュー!」
「ぷっ。」
カタコトな英語で万里に笑われる。
「これでも頑張ってるんだよ!笑わないでよー!」
「へーへー。」
「Which food would you like, chicken or fish? 」
「魚なのだ!」
「…What?」
「She's saying fish please. 」
さすがハーフのメアリちゃん……。
_就寝時間
「もうすぐ電気消えるわよ。」
ブランケットをもらって、もう眠る準備はまんたんだ。
「あれ、万里はブランケットいらないの?」
「俺は必要ねぇよ。」
結構寒いのに。
風邪ひいたらせっかくのオーストラリアが台無しになっちゃうよ…。
ブランケット結構大きいみたいだから一緒に使ったらちょうどいいかも?
「いいって。」
「風邪ひいたら困るもん!おやすみなさい!」
「強引かよ。(無意識にやることが大胆なんだっつーの…)」
「我らも掛け合うのだ。」
「ノーサンキューグッドナイト。」
万里_side
「…すー。」
目を覚ますと、名前が俺の肩に頭を預けて寝ていた。
こんな近くでコイツのこと見たの初めてかもな…。
寝顔も…素直にかわいいと思った。
名前が寄っかかってる方の腕で、名前の手を握った。
寝てるはずなのに握り返してくる。
ぷっ。赤ちゃんかよ____。
「はやく伝えてぇな…。」
____好きだってこと。
反対側の手で名前の頭をなでて、もう一度眠ることにした。
__朝
やよい_side
「んー!まだ眠いのだ…。」
「グッドモーニング。」
「すーっ。」
「…。」
「まだ二人とも寝てるのう。…って、お互い頭を寄せて合って眠っているのだ。これでまだ付き合ってないのが逆におかしいのだ…。」
「手も繋いでるのね。まぁ、名前は鈍感だから、まだまだ付き合うなんてことにならないと思うわよ。」
確かにそうなのだ……。
学校で、キスも間接キスもよくわかってない反応だったから将来が心配なのだ。
きっと、異性と手を繋ぐということは普通は恥ずかしくてなかなかできる女子が多いことも知らないのであろう…。
まぁ、我は名前殿に何も言わないが。
名前_side
「ん……。」
なんだかいい香りがする…。
あれ、万里の肩借りて寝ちゃったのか。
いい香りは、万里の香り……?
わっ、顔が近い。
こんな近くで万里のこと見たの初めてかも。
___万里まつ毛長いんだ。
肌もきれいだなぁ…。
髪サラサラ…あ、こっち側はピアス開いてないんだ!
珍しくてつい、まじまじ見てしまう…。
パチッ
万里が目を覚まし、お互い目が合ってしまう。
「…はよ。」
「ぉ、おはよう!」
急に眼が開いたから、ドキッとしちゃった…。
心臓にわるいなぁ…。
「…。(めっちゃ見られてた…。目を開けたら覗き見てるとか、寝起きドッキリすぎんだろ。)」
「…。」
「やよい覗き込まないでうざい。」
(※私がオーストラリアに行った時のことを元に書いてます。)
__空港
「オーストラリアなのだ!」
「うんうん!すごいたのしみ~!ね!万里!」
「そうだな。っつーか、飛行機で何時間もかかんだから、ちゃんと寝ろよ。」
「わかってるよ!もー!また子ども扱いして…。」
「(子ども扱いじゃねーよ。心配なんだっつーの。)」
「飛行機ね。…あれを聞かれるのよ。」
「ん?あれ?」
「フィッシュオアチキンよ。私が前に日本から祖国に行く飛行機に乗ったときは、豆腐か魚って聞かれたわ。」
と、豆腐!?
日本からの飛行機だと、豆腐って聞かれるのかも……。
「万里は英語できるの?」
「あー日常会話くらい?あっち行ってれば適当に話せるようになんだろ。」
「た、頼りになるなぁ…。」
きっと、英語を聞いただけで覚えちゃうんだろうなぁ…。
「おら行くぞ!遅れて迷子になるなよ!」
先生の声に私たちは、はぐれないように向かう。
__保安検査場
「う…ドキドキする。」
「別に危険なものも持ってねぇんだし、堂々としてろって。」
「わ、わかってるけどさ!」
あ、ネックレス大丈夫かな…。
___一か八かだ!!
「無事通れたぁ…。ネックレスひっかかちゃうかと思ってドキドキした…。」
「小さいのはあんま引っかかんねーよ。」
ちっちゃいなら大丈夫なんだ…。
「なんでなのだー!!」
やよいちゃん引っかかってる…。
「クナイはさすがに…。」
「これは櫛なのだ!ここがギザギザなのだああ!」
「確かに櫛ね…。」
「ゴム製で柔らかいみたいだし、まぁいいんじゃないですか?」
「すみません、大丈夫みたいです。お騒がせしました。」
「…良かったのだ。」
クナイ型のクシって……。
「何やってんだアイツ…。」
「あはは…。」
「持ってくるものを間違っているわ。」
__機内
万里・名前・やよい・メアリ
横だけで3・4・3合計10席ある広い飛行機だった。
「みんな横並びなんだね…。」
「同じグループだからな!」
「あーねみぃ。」
「まだ明るいのだ!起きるのだ!」
「もう20時だっつーの。」
9時間30分だから、つくのは5時ころか…。
ホテルに着いたらお昼まで自由時間だから、ゆったりできそうだな。
(ゴォオ…)
「わ、走り出した…!」
「飛行機初めてか?」
「そうだよ。乗る機会なかったから…。」
「我もなのだ…。名前殿、手をつなぐのだ…。」
「そうだね!落ちませんように…。」
びくびくしながら目をつむって飛ぶのを待っていると、やよいちゃんと繋いでいる反対側の手を万里が握ってくれる。
「そんな心配すんなって。」
余裕そうに万里は笑っている。
___それを見て、少し安心した。
_____
「無事に飛んでよかったね」
「て、手に汗かいたのだ。」
やよいちゃんの言う通り、やよいちゃんと握っていた手の方は少し湿っていた。
やよいちゃん本当に怖かったんだろうな…。
「やよいと握っていたハンド、すごい濡れてるわ。」
ああ、そっちも繋いでたんだ……。
シートベルトを外してもいいサインが出たが、怖いのでつけていることにした。
「さ!夕飯が来るまで何かするのだ!」
「あら、恋バナをするんじゃなかったの?」
「そういうのは普通部屋でするものなのだ!」
あ、万里が何か観てる。
映画も観れるんだ!
この洋画、気になってたやつだな…私も観ようかな。
「そんな気になんなら、一緒に観る?」
あ、見てたのバレてた…恥ずかしい。
万里が左のイヤホンを私に渡す。
「ありがとう!」
「ん。観づらかったら、寄っかかっていーから。」
お言葉に甘えて、万里の肩を借りて観ることにした。
さっきの角度だと首が痛かったから、ちょうどいいな……。
「(マジで来るとは思わなかった…やべぇ集中できねぇ。)」
「あそこ、いちゃついてて寂しいのだ。我らもイチャつくのだ。」
「ノーサンキュー。」
______
「
「あ、チキンプリーズ!」
「
「サンキュー!」
「ぷっ。」
カタコトな英語で万里に笑われる。
「これでも頑張ってるんだよ!笑わないでよー!」
「へーへー。」
「
「魚なのだ!」
「…What?」
「
さすがハーフのメアリちゃん……。
_就寝時間
「もうすぐ電気消えるわよ。」
ブランケットをもらって、もう眠る準備はまんたんだ。
「あれ、万里はブランケットいらないの?」
「俺は必要ねぇよ。」
結構寒いのに。
風邪ひいたらせっかくのオーストラリアが台無しになっちゃうよ…。
ブランケット結構大きいみたいだから一緒に使ったらちょうどいいかも?
「いいって。」
「風邪ひいたら困るもん!おやすみなさい!」
「強引かよ。(無意識にやることが大胆なんだっつーの…)」
「我らも掛け合うのだ。」
「ノーサンキューグッドナイト。」
万里_side
「…すー。」
目を覚ますと、名前が俺の肩に頭を預けて寝ていた。
こんな近くでコイツのこと見たの初めてかもな…。
寝顔も…素直にかわいいと思った。
名前が寄っかかってる方の腕で、名前の手を握った。
寝てるはずなのに握り返してくる。
ぷっ。赤ちゃんかよ____。
「はやく伝えてぇな…。」
____好きだってこと。
反対側の手で名前の頭をなでて、もう一度眠ることにした。
__朝
やよい_side
「んー!まだ眠いのだ…。」
「グッドモーニング。」
「すーっ。」
「…。」
「まだ二人とも寝てるのう。…って、お互い頭を寄せて合って眠っているのだ。これでまだ付き合ってないのが逆におかしいのだ…。」
「手も繋いでるのね。まぁ、名前は鈍感だから、まだまだ付き合うなんてことにならないと思うわよ。」
確かにそうなのだ……。
学校で、キスも間接キスもよくわかってない反応だったから将来が心配なのだ。
きっと、異性と手を繋ぐということは普通は恥ずかしくてなかなかできる女子が多いことも知らないのであろう…。
まぁ、我は名前殿に何も言わないが。
名前_side
「ん……。」
なんだかいい香りがする…。
あれ、万里の肩借りて寝ちゃったのか。
いい香りは、万里の香り……?
わっ、顔が近い。
こんな近くで万里のこと見たの初めてかも。
___万里まつ毛長いんだ。
肌もきれいだなぁ…。
髪サラサラ…あ、こっち側はピアス開いてないんだ!
珍しくてつい、まじまじ見てしまう…。
パチッ
万里が目を覚まし、お互い目が合ってしまう。
「…はよ。」
「ぉ、おはよう!」
急に眼が開いたから、ドキッとしちゃった…。
心臓にわるいなぁ…。
「…。(めっちゃ見られてた…。目を開けたら覗き見てるとか、寝起きドッキリすぎんだろ。)」
「…。」
「やよい覗き込まないでうざい。」