学生限定アイドルガール
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22バレンタイン
「もうすぐバレンタインデーね。」
「もう二月なんだ、はやいなぁ。」
「そこじゃないのだ、名前殿。バレンタインなのだ。」
バレンタインか…。
「今年はどこのチョコ食べようかな。」
「自分用だけじゃなくて我にも渡すのだ。」
「さすが、お菓子大好きっ子ね。」
「そういえば!今月のバレンタインの前日に行うバレンタインフェスでのライブ会場内で、いろんなお店のチョコが並ぶらしいね!一緒にまわろうよ!」
いろんな種類があるし、新しい発見があるかも!
「我もそこで買うのぞ!」
「私もそうするわ。」
__学校
自分用じゃないチョコかぁ…。
お姉ちゃんとお母さん以外にあげたことないな。
あっちの同級生は友チョコあげるとか風習がなかったから、初めて家族以外に人にあげるかも。
「バレンタイン何にするー?」
「うーん、やっぱり本命チョコは手作りがいいのかなぁ…。」
「最近、手作りは嫌だって人多いから市販と悩むよね…。」
そうなんだ…、知らなかった。
私も市販にしようかな。
どこのチョコ買おうかな。
あれ、今月末ってテストじゃなかった…?
今月はバレンタインに,テストに、ライブ
…忙しいな。
__バレンタインフェス
「友チョコ買うのだー!」
「うん!何にしようかな。」
「甘味仲間の十座にも買わなきゃね。」
「そっか!じゃあ三つ買わなきゃ。」
「(ん?三つ?…万里殿の分は買わないのか?)」
「なににしようかなぁ…。」
「名前殿。」
「ん?どうしたのやよいちゃん。」
「…万里殿…と、咲也殿にはチョコあげないのか!」
あ、確かに友チョコ対象だ!
「そうだった!ありがとうやよいちゃん!」
「(我に感謝するのだ、万里殿。)」
そっか…二人の分も。
あ、支配人の分も買おうかな。
左京さんにもあげたいな!
あといつも一緒にいる人の分も買おう!
___バレンタインデー
「あ、えと…。」
「名前ちゃん友チョコあげる!お返しは大丈夫だからね!」
「これ友チョコ!あ、お返しはいいよ!」
「後輩チョコあげるね。これからも応援してるよ!あ、お返し大丈夫よ。」
「あ、ありがとうございます…!」
先輩や同級生にたくさんチョコもらったけど、みんなお返しはいらないって言ってる…。
私が一方的にもらっちゃっていいのかな…。
校門でもらったたくさんのチョコをもって校内へ向かう。
バタバタボトッ!!
「!?ロッカーから大量のチョコが…。」
みんな小さいメモがついてる___?
【お返しはいりません!受け取ってください!】
なんでみんな”お返しはいりません”なんだろ。
___教室
わぁ……。
机の中に大量のチョコが。
机といすの上にも……。
やっぱりこのチョコ達にも”お返しはいりません”ってメモがついてる…。
「名前ちゃんのチョコの数すごーい!わたしも友チョコ!あ、お返しは大丈夫だよ!」
「…えっと、なんでみんなお返しはいらないって言うんだろ?」
「名前ちゃんのことが好きだからよ!ホワイトデーに全員分のお返しなんてたいへんでしょ?」
あ___そういう事だったんだ!
みんな優しいな。
「おはよう…名前ちゃんすごい量だね!?」
「おはよう咲也くん!私もびっくり…。」
どうやって持って帰ろうかな。
あ、机の横に”使ってください”って袋がかかってる…!
「あ、咲也くん!友チョコどうぞ!」
昨日のライブの後に買ったチョコをカバンから出して咲也くんに渡した。
「え!いいの?ありがとう!!」
「うん!」
「はよー。って、名前もすげぇ量だな。」
「おはよう万里!万里もすごい…!」
おおお。
いっぱいチョコもってる!
本当に女子に人気だったんだ!
「つーか、なんで女子の名前の方が多いんだよ。」
「…ね。」
私も分からないって……。
どうしよう。
…万里、いっぱいあるし渡しづらいな。
もしかしたら。
いらないって言われるかも___。
___お昼
万里_side
名前、チョコくれねぇのかな……。
…なに期待してんだよ俺。
他の女子に大量にチョコもらってんだし、誰からもらっても同じだろ。
___名前から貰ったもんはちょっと特別な感じがするだけ。
___放課後
「名前ちゃんまたね~!」
「あ、うん!バイバイ!」
どうしよう、まだ渡せてない…。
万里は、面倒くさそうにカバンにチョコ入れてる…
大変そう…。
教室には、私と万里だけ。
渡したいけど、そんなに沢山あるならやっぱり渡したら迷惑な気がしちゃうな…。
「じゃ、またな。」
あ、行っちゃう!
ど、どうしよう…!!
万里、まって___
「ま、まって!」
「ん?」
渡すだけなの心臓がドクドク言ってる。
要らないって言われるのが怖いからかな……。
「なんだよ?」
「ぁ、ぇっと…。ば、万里に…チョコ渡し忘れちゃったなぁ…なんて。」
なんだか恥ずかしくなって、チョコを前に差し出して俯いてしまう。
_____…?
なかなか受け取ってくれない…。
やっぱりいらなかったんじゃ______
おそるおそる顔をあげて、万里を見る。
口元を手でおさえていた。
__少し顔が赤い…?
「ぁ、ぃいらなかったよね_____!」
「…すげぇ嬉しい。」
「ぇ?」
「わ、悪ぃ!ありがとな、じゃ。」
私の手からチョコを受け取るとすぐに背を向けて帰ってしまった。
「…万里のあんな顔初めて見た。」
なんだかちょっと、顔が熱い__。
____
万里_side
あんなのずりぃだろ…。
やっぱくれねぇのかと思ったら、俺のこと呼び止めて。
____顔赤くして渡してくるとか。
あんなスッと本音出たの初めてだ……。
「っくそ…。」
心臓がバクバクうるせーな……。
___寮
名前_side
支配人にチョコ渡したらすごく喜んでくれたな…。
亀吉はチョコダメかなって思ったから買ってこなかったら、頭つつかれちゃった。
支配人のところに、寄った帰りだった左京さんと、いつも隣にいるケンさんにも渡せてよかった。
ケンさんもめちゃくちゃよろこんでたなぁ。
左京さんはコイツに入らねぇって言ってたけど……。
「…万里に、渡せてよかったな。」
思い出すとまたドキドキしてくる。
渡せたのになんでこんなに胸が苦しいんだろう…?
クマのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめる____。
明日の勉強会に十座くんの分もっていかなきゃ。
「もうすぐバレンタインデーね。」
「もう二月なんだ、はやいなぁ。」
「そこじゃないのだ、名前殿。バレンタインなのだ。」
バレンタインか…。
「今年はどこのチョコ食べようかな。」
「自分用だけじゃなくて我にも渡すのだ。」
「さすが、お菓子大好きっ子ね。」
「そういえば!今月のバレンタインの前日に行うバレンタインフェスでのライブ会場内で、いろんなお店のチョコが並ぶらしいね!一緒にまわろうよ!」
いろんな種類があるし、新しい発見があるかも!
「我もそこで買うのぞ!」
「私もそうするわ。」
__学校
自分用じゃないチョコかぁ…。
お姉ちゃんとお母さん以外にあげたことないな。
あっちの同級生は友チョコあげるとか風習がなかったから、初めて家族以外に人にあげるかも。
「バレンタイン何にするー?」
「うーん、やっぱり本命チョコは手作りがいいのかなぁ…。」
「最近、手作りは嫌だって人多いから市販と悩むよね…。」
そうなんだ…、知らなかった。
私も市販にしようかな。
どこのチョコ買おうかな。
あれ、今月末ってテストじゃなかった…?
今月はバレンタインに,テストに、ライブ
…忙しいな。
__バレンタインフェス
「友チョコ買うのだー!」
「うん!何にしようかな。」
「甘味仲間の十座にも買わなきゃね。」
「そっか!じゃあ三つ買わなきゃ。」
「(ん?三つ?…万里殿の分は買わないのか?)」
「なににしようかなぁ…。」
「名前殿。」
「ん?どうしたのやよいちゃん。」
「…万里殿…と、咲也殿にはチョコあげないのか!」
あ、確かに友チョコ対象だ!
「そうだった!ありがとうやよいちゃん!」
「(我に感謝するのだ、万里殿。)」
そっか…二人の分も。
あ、支配人の分も買おうかな。
左京さんにもあげたいな!
あといつも一緒にいる人の分も買おう!
___バレンタインデー
「あ、えと…。」
「名前ちゃん友チョコあげる!お返しは大丈夫だからね!」
「これ友チョコ!あ、お返しはいいよ!」
「後輩チョコあげるね。これからも応援してるよ!あ、お返し大丈夫よ。」
「あ、ありがとうございます…!」
先輩や同級生にたくさんチョコもらったけど、みんなお返しはいらないって言ってる…。
私が一方的にもらっちゃっていいのかな…。
校門でもらったたくさんのチョコをもって校内へ向かう。
バタバタボトッ!!
「!?ロッカーから大量のチョコが…。」
みんな小さいメモがついてる___?
【お返しはいりません!受け取ってください!】
なんでみんな”お返しはいりません”なんだろ。
___教室
わぁ……。
机の中に大量のチョコが。
机といすの上にも……。
やっぱりこのチョコ達にも”お返しはいりません”ってメモがついてる…。
「名前ちゃんのチョコの数すごーい!わたしも友チョコ!あ、お返しは大丈夫だよ!」
「…えっと、なんでみんなお返しはいらないって言うんだろ?」
「名前ちゃんのことが好きだからよ!ホワイトデーに全員分のお返しなんてたいへんでしょ?」
あ___そういう事だったんだ!
みんな優しいな。
「おはよう…名前ちゃんすごい量だね!?」
「おはよう咲也くん!私もびっくり…。」
どうやって持って帰ろうかな。
あ、机の横に”使ってください”って袋がかかってる…!
「あ、咲也くん!友チョコどうぞ!」
昨日のライブの後に買ったチョコをカバンから出して咲也くんに渡した。
「え!いいの?ありがとう!!」
「うん!」
「はよー。って、名前もすげぇ量だな。」
「おはよう万里!万里もすごい…!」
おおお。
いっぱいチョコもってる!
本当に女子に人気だったんだ!
「つーか、なんで女子の名前の方が多いんだよ。」
「…ね。」
私も分からないって……。
どうしよう。
…万里、いっぱいあるし渡しづらいな。
もしかしたら。
いらないって言われるかも___。
___お昼
万里_side
名前、チョコくれねぇのかな……。
…なに期待してんだよ俺。
他の女子に大量にチョコもらってんだし、誰からもらっても同じだろ。
___名前から貰ったもんはちょっと特別な感じがするだけ。
___放課後
「名前ちゃんまたね~!」
「あ、うん!バイバイ!」
どうしよう、まだ渡せてない…。
万里は、面倒くさそうにカバンにチョコ入れてる…
大変そう…。
教室には、私と万里だけ。
渡したいけど、そんなに沢山あるならやっぱり渡したら迷惑な気がしちゃうな…。
「じゃ、またな。」
あ、行っちゃう!
ど、どうしよう…!!
万里、まって___
「ま、まって!」
「ん?」
渡すだけなの心臓がドクドク言ってる。
要らないって言われるのが怖いからかな……。
「なんだよ?」
「ぁ、ぇっと…。ば、万里に…チョコ渡し忘れちゃったなぁ…なんて。」
なんだか恥ずかしくなって、チョコを前に差し出して俯いてしまう。
_____…?
なかなか受け取ってくれない…。
やっぱりいらなかったんじゃ______
おそるおそる顔をあげて、万里を見る。
口元を手でおさえていた。
__少し顔が赤い…?
「ぁ、ぃいらなかったよね_____!」
「…すげぇ嬉しい。」
「ぇ?」
「わ、悪ぃ!ありがとな、じゃ。」
私の手からチョコを受け取るとすぐに背を向けて帰ってしまった。
「…万里のあんな顔初めて見た。」
なんだかちょっと、顔が熱い__。
____
万里_side
あんなのずりぃだろ…。
やっぱくれねぇのかと思ったら、俺のこと呼び止めて。
____顔赤くして渡してくるとか。
あんなスッと本音出たの初めてだ……。
「っくそ…。」
心臓がバクバクうるせーな……。
___寮
名前_side
支配人にチョコ渡したらすごく喜んでくれたな…。
亀吉はチョコダメかなって思ったから買ってこなかったら、頭つつかれちゃった。
支配人のところに、寄った帰りだった左京さんと、いつも隣にいるケンさんにも渡せてよかった。
ケンさんもめちゃくちゃよろこんでたなぁ。
左京さんはコイツに入らねぇって言ってたけど……。
「…万里に、渡せてよかったな。」
思い出すとまたドキドキしてくる。
渡せたのになんでこんなに胸が苦しいんだろう…?
クマのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめる____。
明日の勉強会に十座くんの分もっていかなきゃ。