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学生限定アイドルガール

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名前
一成に呼ばれたいあだ名(未記入だと立花をあだ名にされます)

19秋フェス




名前_side






「それで、今回から一緒に勉強することになった佐久間咲也くんです!」





「初めまして!佐久間咲也です!花が咲くの咲也です!よろしくお願いします!」





「おう。」







十座くんは、そっけない感じで返事をした。







「十座殿もちゃんと自己紹介するのだ。」




「…兵頭十座。よろしくな。」




「じゃあ勉強始めよっか!」







第二回 テスト対策勉強会が開かれた。







咲也くんは覚えが早く、説明したことをすぐに覚えてくれた。






名前ちゃん、説明うまいんだね!すごくわかりやすい。」



「ありがとう!咲也くんも吸収が早いんだね。すごい。」







名前、ここ教えてくれ。」



「どこどこ?」





十座くんは、わからないところがあったらちゃんと聞いてきてくれるようになった。








「……。」



「やよいちゃん起きて!?」






やよいちゃんは前回もそうだったけど、集中力が切れるのが早いんだよね…。








「ふふふ~ん。」



「メアリちゃんも落書きしてないで勉強しようね?」





メアリちゃんも同じく集中力がすぐに切れる。








「ははは、名前ちゃん二人のお世話もしてるんだね。」




「本当に二人は手が、かかるなぁ…。」







前回もこんな感じだったけど、赤点じゃなかったし、きっと今回も大丈夫だと思うけど……。














_____


やよい_side


まさか、万里殿が本当に名前殿を好きになると思わなかったのだ……。



なんとなく冷やかしていたときは、なんとも思ってなさそうだったし、恋愛とか興味なさそうだった万里殿が意外なのだ。





名前殿は鈍感だから、万里殿も好きになった相手が悪かったのだ……。




いつも適当に生きているような奴が、名前殿のこともなんとなく好きだから付き合ってみようかなって気持ちで恋人になられても名前殿がかわいそうなのだ……。




まぁ、考えてみると言っておったし。


…きっと大丈夫であろう…。













___テスト結果配布日

名前_side







「じゃあ、せーので見ようね。」





「今度は勝ってやるぜ。」





「せーのっ!」






__またミスなしの学年一位だ。良かった。








「また、名前に負けたのかよ…。」




「でも、あと3点だったんだ…。次、トップ並ぶかもね。」




「そん時は俺の勝ちだな。」





「うん!待ってる!」





前回よりかなりミスがなくなってて、万里すごいなぁ…。






「あ!咲也くんは、どうだった!?」




「俺、前回よりかなり上がってる!学年50位以内に入れたよ!名前ちゃん、本当にありがとう!」




「よかった!次も頑張ろうね!」



「そうだね!」






咲也くんもかなりあがったんだ。良かった。





テストが終わったら、次は11月のライブの練習しないと。





次は、秋フェスの主催者の方に紹介してもらったから、秋らしいのがいいよね。






「…名前。」



「ん?なに、万里?」



「呼んだだけ。」



「なにそれ!もー!」





頬杖をついて、私の方を見ていたから何か用があるのかと思ったのに…。



万里って本当に何考えてるのかわからないなぁ…。








「ねぇ名前ちゃん!」





前の席の女子が声をかけてきた。





「どうしたの?」



「ここに来てまだ秋フェスのこと分からないかなって!」






確かに。


秋フェスって何するんだろ?






「秋フェスはね、フリーマーケットをしてて、毎年沢山の人が参加してるんだよ!古着とか、手作りのアクセサリーとか売ってる人もいるの!人気作家さんも多く参加してて、しかもネットで買うより安いからオススメ!」




「へ~!楽しそう!」






フリーマーケットか…楽しみだな!


秋フェス、やよいちゃん達とまわろう!






















___秋フェス


「わ~!たくさん人がいる!」





名前殿は初めてだったのだな!」



「オススメの作家さんのアクセサリー教えるわ。」




「うん!ありがとう!」




秋フェスのライブが終わり、私たちは伊達メガネをかけて行動していた。














____



「これすごくかわいい!これも、レジンで出来てるなんてすごい。」





「本当にかわいいのだ。あ!こっちは和風のかんざしで可愛いのだ!」




「それ、自信作なんですよ~。」




「買うのだ!安くて、財布にも学生にも優しいのだ…。」




「ありがとうございます~。」






私も何か買いたいな。




あ。これ可愛い。


しずく型の青紫のお空みたいなピアス。






「その雲は、ねりけしをみょ~んって伸ばしてできた、ふわとしたところが入ってるんです~。」




「本物の空みたいなのだ。青紫色でまるで夕焼けの空みたいなのだ!」






すごいな…。

ねりけしとかもレジンの素材として使えるんだ。






「このピアスください!」





「ありがとうございます~。」



「あら、名前ピアスあいてないわよ?」





「ピアスあけたらつけるんだ~!」





「おぉ。すごいのだ…。怖くて開けられないのだ。」






ちゃんとピアスホールができたらつけよう。



たのしみだな~。











「あれ?」




「どうしたのだ?」







あそこにいるのって…。







「一成さんー!」




「ん?」





「誰?」

「一成の友達?」







一成さんって友達多いんだ。すごい。

5人くらいの友達と歩いていた。






「え~っと?」






あ、伊達メガネしてるの忘れてた。



スッと外して見せた。





「私ですよ!」






「あ!ばななーじゃん!マジひさしぶり~!」







「あれ?RYANのリーダーじゃね!?」

「一成の友達なのかよ!すげ~!」

「本物だ~!かわいー!」







「一成さんもお買い物ですか?」




「そそ!さっきライブ観てたよん。今回もめっちゃいい曲でまじテンあげ~!」




「ありがとうございます!」





名前殿の友達かのう?」




「年上だわ。」







「おおお!全員いる!すげー!」

「一成やべーな!」







「学園祭の時に声をかけてくれたの!すごい絵がうまいんだ!」



「それはすごいのだ!」






「えー。一成、絵とか描くの~?」

「地味じゃね~?」






「……だよね~!前、なんとなく描いてただけ~!」







なんでそんなこと言うの…。


一成さんもそんなこと言うなんて…。






「地味じゃないですよ…。」





「「え?」」





「いろんな想いや想像が込められたものがひとつの作品として、この世に生まれるんです!……同じものはどうやっても二度と描けないんですよ!それは絵に限らず音楽だって何だって同じです!」





ばななー…。」





「だから…そんなこと言わないでください。今回の曲もそんな想いをこめて作ったんです。」






「た、確かに絵って深いかもな!」

「う、うんうん!俺も絵とか描いてみようかな。」

「私も描きたくなった!!」







名前殿がめちゃくちゃかっこいいのだ…。」



「同感よ…。」







「ぷっ。ははっ!ばななーマジかっけー!」






そういって笑う一成さん。



そして、私の目線の高さまでかがんで、私の頭をなでた。






「まじサンキュー。」




「ふふ。今度、絵、教えてくださいね?」




「おけおけー!いつでも連絡してねん。あ、記念に写メ撮ろー!」







「撮る撮る!」

「俺も!」

「あ、私も入れてよ!」





みんなで写真を撮って、私たちはまたフリーマ―ケットの出品物を観に行った。












___寮



いっぱい買っちゃったな。




(ブーッ)





「あ、一成さんからLIMEだ。」





【今日マジありがとー!ばななーめっちゃかっこよかった~!今日のばななーの言葉聞いて、マジで美大目指そうって決意できたよん。】







…良かった。



年上の方相手にあんなこと言っちゃったから、言った後ちょっとドキドキしてたんだよね…。






「【出過ぎたことをしちゃったのでドキドキしてました…でも、そう言っていただけて安心しました。受験応援してます!受験が終わってひと段落ついてから、絵についていろいろ教えてくださいね!】」






【りょ~!ばななーもライブ頑張ってねん!】







「一成さん、いろいろチャラいけどいい人だな…。」



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