学生限定アイドルガール
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17ハロウィン
__部室
「学園の生徒だけでなく、一般の人のファンもいっぱい増えてきたね。でも、この学園はセキュリティも厳しくて放課後ライブに一般の人やほかの学校の生徒は見に来れないの。」
「入れるのは生徒の両親くらいよね。」
「それだけ我らが大事にされている証拠なのだ。」
「それで、放課後ライブなんだけど一般の人も見に来てくれるようにしようと思って。」
「「…つまり?」」
「実は、いろんなライブ会場の責任者の方に声をかけてもらっているの。これからは、休日にライブ会場でライブを行おうと思います!」
「おお!いっぱい来てくれそうなのだ!」
「ビックライブ会場いいわね。他校のフレンズも呼べるわ…」
次のライブから、声をかけてもらったライブ会場でのライブをすることになった。
「それでさっそくなんだけど、次のライブはハロウィンのイベントでライブをさせてもらうことになりました!」
「次はハロウィンテーマで決まりってことね。愉快な感じのミュージックがいいわ。」
「どんな衣装にしようか迷うのだ…。」
「ちょっと考えてたのよ衣装のこと。赤ずきんとかおとぎ話のお姫様のゾンビバージョンとかどうかしら。」
「ゾ、ゾンビ!?」
「名前殿は怖がりすぎなのだ。一生ゾンビラン・ナイトには行けないのだ。」
「そんなイベントなんて、もともと行く気ないよ!」
「今回で克服できるかもよ。ゾンビで決定ね。ゾンビのラブソングにするわ。」
_________
「……はぁ。」
ゾンビかぁ…。
「なんのため息だよ?」
今日は早いんだ、万里。
それが普通なんだけど、サボりすぎだよ…。
「…はぁ。」
「俺の顔見ながらため息つくなっつーの…。」
「万里は、絶対バカにするから教えない…。」
前例があるし___。
「しねぇから、言ってみ?」
本当かなぁ。
ライブの話だし、あまり人にのいないとこで話した方がいいかも…。
「ここじゃ言えないから、お昼休みに屋上で話すよ。」
「ん。」
___屋上
「次のライブまでに怖いものを克服したい?無理だろ。」
「即答!?だから悩んでるんだよ…。」
バカにはしなかったけど、相談しても無駄だったかもな…。
万里の言う通り、私も無理だと思ってたから。
「慣れる以外ねぇな。ま、名前しだいだけど。」
慣れる…か。
_____私次第。
「万里、放課後時間ある?」
克服できるかは私が覚悟を決めるしかない…。
「暇だけど、何すんだよ?」
「今ちょうどホラー映画がやってるの。…それを観に行く。」
「……マジ何考えてんのか分かんねぇよなお前。」
早く慣れるにはそれしかないと思ったんだよ…。
ライブも近いしなんとかしないと。
せめて衣装が着れるようにくらいは____。
___駅前
「万里。」
「ん?」
「…ついてきてもらって申し訳ないんだけど。」
「んだよ、帰んのか?」
「頑張ってはみるけど、無理そうなとき万里に隠れてもいいですか……?」
「…は?」
映画に付き合ってもらって、そんなことまでお願いするのはわがまますぎると思うけど_____。
「も、申し訳ないと思うけど___」
「いーよ。名前だって頑張ってんだし。」
「…!ありがとう。」
やっぱり時々頼りになる___!
お化け屋敷のことはまだ許さないけど。
___映画館
万里_side
【グァアアッ!】
「ゃッ!」
名前、ずっと俺の腕から離れねぇな。
でも時々、チラッと観るようになってきたし少しづつは慣れてきてはいるみてぇだけど。
「……。」
嫌じゃねぇけど…なんか変な感覚___。
__帰り道
名前_side
「こ、怖かったぁ…。」
「お疲れー。克服できてると良いな。」
「うん!きっと大丈夫!後半ちょっと見れるようになったし!」
「そりゃよかった。」
ふっ。と笑って、私の頭をポンポンと撫でた。
いつもなら怒るけど、今日は、なんだかうれしかった。
「えへへ。」
「・・・…。」
__ハロウィン会場
「ハロウィンイベント始まるのだ!」
「名前、いつの間に怖いモノ克服したの。グレイト。」
「頑張ったんだ!ありがとう!」
無事、目玉や血のりのついたホラー満載の衣装を着られた。
おとぎ話のキャラクターがこんなホラーになっちゃうのは考えたことない…。
メアリちゃんの想像力ってすごいな___。
_______
今回のライブも無事成功した。
前回のライブと比べて変わったことといえば、サイリウムを持って踊っている人がいたことかな…?
プレゼントボックスには、沢山のお菓子が入っていた。
最高のプレゼントだ__。
「あ、そういえば。」
「ん?どうしたのだ、名前殿?」
「一週間後、期末テストだね___。」
「「うわあああああ!!!」」
いきなり叫び出した二人に、驚いて身体がビクッとした。
「な、なに!?」
「お、恐ろしいのだ。名前殿が怖いのだ。そして、忘れていたのだ。」
「OMG…。名前が、天国から地獄に迎えに来たデビルだわ。私も忘れていたわ…。」
なんで私、怖いって言われてるの…?
しかもデビルって悪魔じゃ……。
「と、とにかく明日から放課後勉強を再開するのだ。」
「十座も呼ぶわよ。」
「あ、咲也くんも呼んでいい?この前、一緒に勉強しようって約束したんだ!」
「もちろんなのだ!」
「万里はいいの?」
「万里は十分頭いいから大丈夫だよ!」
__部室
「学園の生徒だけでなく、一般の人のファンもいっぱい増えてきたね。でも、この学園はセキュリティも厳しくて放課後ライブに一般の人やほかの学校の生徒は見に来れないの。」
「入れるのは生徒の両親くらいよね。」
「それだけ我らが大事にされている証拠なのだ。」
「それで、放課後ライブなんだけど一般の人も見に来てくれるようにしようと思って。」
「「…つまり?」」
「実は、いろんなライブ会場の責任者の方に声をかけてもらっているの。これからは、休日にライブ会場でライブを行おうと思います!」
「おお!いっぱい来てくれそうなのだ!」
「ビックライブ会場いいわね。他校のフレンズも呼べるわ…」
次のライブから、声をかけてもらったライブ会場でのライブをすることになった。
「それでさっそくなんだけど、次のライブはハロウィンのイベントでライブをさせてもらうことになりました!」
「次はハロウィンテーマで決まりってことね。愉快な感じのミュージックがいいわ。」
「どんな衣装にしようか迷うのだ…。」
「ちょっと考えてたのよ衣装のこと。赤ずきんとかおとぎ話のお姫様のゾンビバージョンとかどうかしら。」
「ゾ、ゾンビ!?」
「名前殿は怖がりすぎなのだ。一生ゾンビラン・ナイトには行けないのだ。」
「そんなイベントなんて、もともと行く気ないよ!」
「今回で克服できるかもよ。ゾンビで決定ね。ゾンビのラブソングにするわ。」
_________
「……はぁ。」
ゾンビかぁ…。
「なんのため息だよ?」
今日は早いんだ、万里。
それが普通なんだけど、サボりすぎだよ…。
「…はぁ。」
「俺の顔見ながらため息つくなっつーの…。」
「万里は、絶対バカにするから教えない…。」
前例があるし___。
「しねぇから、言ってみ?」
本当かなぁ。
ライブの話だし、あまり人にのいないとこで話した方がいいかも…。
「ここじゃ言えないから、お昼休みに屋上で話すよ。」
「ん。」
___屋上
「次のライブまでに怖いものを克服したい?無理だろ。」
「即答!?だから悩んでるんだよ…。」
バカにはしなかったけど、相談しても無駄だったかもな…。
万里の言う通り、私も無理だと思ってたから。
「慣れる以外ねぇな。ま、名前しだいだけど。」
慣れる…か。
_____私次第。
「万里、放課後時間ある?」
克服できるかは私が覚悟を決めるしかない…。
「暇だけど、何すんだよ?」
「今ちょうどホラー映画がやってるの。…それを観に行く。」
「……マジ何考えてんのか分かんねぇよなお前。」
早く慣れるにはそれしかないと思ったんだよ…。
ライブも近いしなんとかしないと。
せめて衣装が着れるようにくらいは____。
___駅前
「万里。」
「ん?」
「…ついてきてもらって申し訳ないんだけど。」
「んだよ、帰んのか?」
「頑張ってはみるけど、無理そうなとき万里に隠れてもいいですか……?」
「…は?」
映画に付き合ってもらって、そんなことまでお願いするのはわがまますぎると思うけど_____。
「も、申し訳ないと思うけど___」
「いーよ。名前だって頑張ってんだし。」
「…!ありがとう。」
やっぱり時々頼りになる___!
お化け屋敷のことはまだ許さないけど。
___映画館
万里_side
【グァアアッ!】
「ゃッ!」
名前、ずっと俺の腕から離れねぇな。
でも時々、チラッと観るようになってきたし少しづつは慣れてきてはいるみてぇだけど。
「……。」
嫌じゃねぇけど…なんか変な感覚___。
__帰り道
名前_side
「こ、怖かったぁ…。」
「お疲れー。克服できてると良いな。」
「うん!きっと大丈夫!後半ちょっと見れるようになったし!」
「そりゃよかった。」
ふっ。と笑って、私の頭をポンポンと撫でた。
いつもなら怒るけど、今日は、なんだかうれしかった。
「えへへ。」
「・・・…。」
__ハロウィン会場
「ハロウィンイベント始まるのだ!」
「名前、いつの間に怖いモノ克服したの。グレイト。」
「頑張ったんだ!ありがとう!」
無事、目玉や血のりのついたホラー満載の衣装を着られた。
おとぎ話のキャラクターがこんなホラーになっちゃうのは考えたことない…。
メアリちゃんの想像力ってすごいな___。
_______
今回のライブも無事成功した。
前回のライブと比べて変わったことといえば、サイリウムを持って踊っている人がいたことかな…?
プレゼントボックスには、沢山のお菓子が入っていた。
最高のプレゼントだ__。
「あ、そういえば。」
「ん?どうしたのだ、名前殿?」
「一週間後、期末テストだね___。」
「「うわあああああ!!!」」
いきなり叫び出した二人に、驚いて身体がビクッとした。
「な、なに!?」
「お、恐ろしいのだ。名前殿が怖いのだ。そして、忘れていたのだ。」
「OMG…。名前が、天国から地獄に迎えに来たデビルだわ。私も忘れていたわ…。」
なんで私、怖いって言われてるの…?
しかもデビルって悪魔じゃ……。
「と、とにかく明日から放課後勉強を再開するのだ。」
「十座も呼ぶわよ。」
「あ、咲也くんも呼んでいい?この前、一緒に勉強しようって約束したんだ!」
「もちろんなのだ!」
「万里はいいの?」
「万里は十分頭いいから大丈夫だよ!」