学生限定アイドルガール
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15学園祭【2】
___休憩
「メイド執事喫茶やってまーす!お願いしまーす!」
「ビラ一枚ください!」
「はーい!」
「あ、俺にも____」
「どーぞ。」
「あ、あざす…。(なんだイケメンか…じゃなくて。)」
順調にはけてきてるな。
あとちょっとだし、全部なくなったらやよいちゃんたちのクラスもまわってみよう!
______
「ん~!終わったー!」
グーンと、背伸びをする。
「んじゃ、まわるか。」
「うん!まずは、やよいちゃんのクラス行こ!」
すぐ目の前のクラスだし。
見た目めちゃくちゃ怖そうだなあ。
___怖いのちょっと苦手。
「お、おい!いきなり立ち止まんなよ。……ビビってんの?」
意地悪そうに笑って私を見る。
___むかつくなぁ…。
「ま、まさか~!万里は怖いの平気!?」
「よゆ~よゆ~。」
「私もよゆ~よゆ~。」
「マネすんな。」
普通に怖くて、なんとか自分を誤魔化そうとしても怖いことに変わりない。
「おー!万里殿に名前殿!ちょうど空いているのだ!さ、入るのだ!」
「へ!ぁ、えーっと。」
また万里に笑われるのはむかつくな…
頑張ってみよう。
「あ、あの!お邪魔します!」
「人ん家かよ。」
__お化け屋敷
「暗いね……。」
「だろーな。手で顔覆ってるし。」
「覆ってないよ!な、何か飛んできたら危ないからガードしてるの!」
「どんなお化け屋敷だっつーの…。」
【ゴォ…】(外の風の音)
______!!
私は驚いて口を押えて叫ばないようにしたが、バランスを崩してこけた。
「おい!大丈夫かよ!まだ仕掛けもなんも出てねぇって…。」
「び、びっくりしただけ!全然平気!」
【うらめし___】
「あ——————っ!!」
こけて油断していたら、白い着物の女性が顔を出してきた。
彼女の言葉をさえぎって口を抑えるのを忘れて思いっきり叫んでしまった。
「っぷ、ははは!驚きすぎだろっ!」
「わ、笑えばいいよー!本当は怖いの!」
また子供だとか思われてるんだろうな…。
うう…むかつくけど。怖くて叫んだのも事実だし。
何も言えない____。
そういじけていると、万里が私の手を取って立たせてくれた。
「怖いなら最初からそう言えって。ホント可愛くねぇよな。」
「だって、万里がバカにするから!」
「へーへー。じゃ、目つむって腕につかまってな。お嬢様?」
「ちょっと馬鹿にされてるような気が。……お願いしますお坊ちゃま。」
万里ってたまに頼りになるところがあるんだよね…。
こういう時は、すごく助かるな。
____お化け屋敷長いな…。
でも、さっきから万里進まない…。
なんか通れないのかな___?
「ば、万里?出口まだ先?」
「とっくに出口なのだ。」
「へっ!」
やよいちゃんの言葉で目を開けると、お化け屋敷の外の廊下だった。
廊下を通る人達がきゃー。と私たちを見ながら言い、歩いている…。
___ハッ!!
恥ずかしくってバッ。と万里から離れると、手で口を覆って笑いをこらえていた。
「いじわるっ!なんで教えてくれなかったの!」
「あーわりぃ。…ぷっ、はは!」
「(われの店の前でイチャつくでない。)さっさとどっかいくのだ。営業妨害なのだ。」
その後、メアリちゃんのクラスでイチゴミルク(タピオカ)を飲んで一日目が終わった____。
__2日目
もう始まってるのに万里来ないな。
本番出るって言ってたのに初日だけなのかな。
絶対だるいとかそんな理由でサボったんだ。
でも、客の入りは昨日よりいいかも。
最終日だもんね。
「売り上げもアンケートもいい感じに集まってきてるなー!」
なぜが今日も男性の接待出来てないな…。
クラスメイトのみんな、仕事熱心なのかも。
____私も頑張らないと!
「「(RYANのメンバーに頼まれてるからとは言えない。)」」
今日も前半に出て、残すは校庭ライブだ。
そろそろ向かって、二人と合流しようかな。
「ごめん!そろそろ行くね!」
「うん!後半も手伝ってくれてありがとう!後でライブ見に行くね!」
「ありがとう!!」
私はすでにステージ衣装だから、二人は着替えなきゃいけない。
もう、部室の方で着替えてるのかな?
教室から出ると部室の方へ向かって歩き出す。
「あ!キミ、RYANの立花名前ちゃん?」
「あ、はい!」
「モノホンちょ~かわうぃ~ねぇ!あ、俺は三好一成。よろ~!」
おお…なんだかチャラそうな人に声かけられちゃったな。
「ばななーのこと、インステで知ったんだよん。それで今日会いに行ってみよーと思ってきたらこんなすぐ会えるとは思わなくて超やっべ~!」
「ばななー…?わざわざ来てくれて、ありがとうございます!」
出会ってすぐにあだ名付けられちゃった。
「あの看板とかメニューとか、ばななーが描いたのー?」
「!…そうです!」
そんなところまで見てくれたんだ!
結構こだわって作ったから嬉しいな。
「そんな気がしたんだよねん~。もしかして絵とか描くの好き?デザインセンスまじパネェ~!」
「絵を描くのが趣味で…。そんなに褒めてもらったの初めてなので嬉しいです!三好さんも絵を描くの好きなんですか?」
「一成でいいよん。そー!来年、大学もそういう系入るかな~って迷ってるんだよね。」
「いま高3なんですね!絵、見てみたいです…!」
「あ、まじまじ?興味ある~?じゃ、ばななーだけ特別に見せちゃおっかな~!」
そういって、スマホをスワイプする一成さん。
___ハッ。
しまった…。
絵が好きな人に会えたことがうれしくて、つい話し込んでしまった。
「あったー!こういう感じ!」
一成さんがスマホを見せてくれると、横にスライドするたびにいろんな絵が…!
しかも、すごく上手!
「え!リアルから可愛いものまで…!?すごい上手いですね!デッサンの先生みたいです…!」
「そ、そんなに!?じゃ、ばななーの先生とかなっちゃう~?なんて____」
「本当ですか!!」
「…え?」
「ぜひお願いします!一成先生!」
「…ばななーの勢いマジやばたん!誰かに教えたことないけど~、俺なんかで良ければいつでも教えるよん。あと、先生じゃなくて一成って呼んで!?」
す、すごい人に会っちゃったな。
チャラチャラしていそうにみえて、意外!
やっぱり人は見かけによらないんだ…。
「あ、ばななーLIME教えてよ~。いつでも連絡してねん。」
「ぜひ!あと、インステやってるんですよね?教えてください!」
「おけおけ。でも、俺なんかがフォローしてもらっちゃっていいの?」
「”俺なんか”じゃないですよ!胸を張って誇れるものがあるじゃないですか!自信持ってください。」
「誇れる……。ばななーかっこい~!記念に写メ撮ろ。ばななーとツーショとか1万ええな確実!」
なんだかチャラい人に絡まれたかと持ったら唯一私のこだわりに気づいてくれた私の先生になった人でした。
一成さんにライブ見に行くねー!と言ってもらい、彼に手を振ってすぐに部室に走った。
「あ!名前殿来たのだ!」
「今、移動するところだったわ。ナイスタイミング。」
「ごめん!思わぬ出会いがあって。じゃあ、行こう!」
___今日のライブも無事成功し、メイドダンスは意外に好評が良かった。
「ト、トレイが滑って落ちるかと思ったのだ……。」
「成功してよかった!みんなお疲れ様!」
「ターンした時のスカートがふわぁってなるの良いわよね~。」
今日の反省会をしながら校舎の方へ歩いていると____
「あ!九門くーん!」
入り口のあたりに姿が見えて、声をかけた。
「ん?誰なのだ?」
「十座くんの弟さんだってー!」
「「おとうと!?」」
「名前さん!わあー!RYAN全員いる!すげぇー!!」
「か、かわいいのだ。」
「小さいわ…。」
2人はそう言って、九門くんの頭をただただ撫でた。
「なんでみんな俺の事撫でるの!?」
可愛いから仕方ないよね…。
撫でる二人に全員で写真を撮ることを約束していた事を告げると撮るに決まってると言ってくれた。
通りがかった先生に頼んで、九門くんを真ん中に写真を撮った。
____結果発表
【二日間、学園祭お疲れさまでした。優勝クラスを発表します。】
私たちのクラスは、1年C組だ___。
ドキドキ_____
【優勝は______1年C組です。】
「「やったあああ!!」」
「やったね!焼肉食べ放題だよ、咲也くん!」
「そうだね!みんなお疲れ様です!」
学園祭も無事優勝することができた____。
__ついに学園祭が終わってしまった。
___休憩
「メイド執事喫茶やってまーす!お願いしまーす!」
「ビラ一枚ください!」
「はーい!」
「あ、俺にも____」
「どーぞ。」
「あ、あざす…。(なんだイケメンか…じゃなくて。)」
順調にはけてきてるな。
あとちょっとだし、全部なくなったらやよいちゃんたちのクラスもまわってみよう!
______
「ん~!終わったー!」
グーンと、背伸びをする。
「んじゃ、まわるか。」
「うん!まずは、やよいちゃんのクラス行こ!」
すぐ目の前のクラスだし。
見た目めちゃくちゃ怖そうだなあ。
___怖いのちょっと苦手。
「お、おい!いきなり立ち止まんなよ。……ビビってんの?」
意地悪そうに笑って私を見る。
___むかつくなぁ…。
「ま、まさか~!万里は怖いの平気!?」
「よゆ~よゆ~。」
「私もよゆ~よゆ~。」
「マネすんな。」
普通に怖くて、なんとか自分を誤魔化そうとしても怖いことに変わりない。
「おー!万里殿に名前殿!ちょうど空いているのだ!さ、入るのだ!」
「へ!ぁ、えーっと。」
また万里に笑われるのはむかつくな…
頑張ってみよう。
「あ、あの!お邪魔します!」
「人ん家かよ。」
__お化け屋敷
「暗いね……。」
「だろーな。手で顔覆ってるし。」
「覆ってないよ!な、何か飛んできたら危ないからガードしてるの!」
「どんなお化け屋敷だっつーの…。」
【ゴォ…】(外の風の音)
______!!
私は驚いて口を押えて叫ばないようにしたが、バランスを崩してこけた。
「おい!大丈夫かよ!まだ仕掛けもなんも出てねぇって…。」
「び、びっくりしただけ!全然平気!」
【うらめし___】
「あ——————っ!!」
こけて油断していたら、白い着物の女性が顔を出してきた。
彼女の言葉をさえぎって口を抑えるのを忘れて思いっきり叫んでしまった。
「っぷ、ははは!驚きすぎだろっ!」
「わ、笑えばいいよー!本当は怖いの!」
また子供だとか思われてるんだろうな…。
うう…むかつくけど。怖くて叫んだのも事実だし。
何も言えない____。
そういじけていると、万里が私の手を取って立たせてくれた。
「怖いなら最初からそう言えって。ホント可愛くねぇよな。」
「だって、万里がバカにするから!」
「へーへー。じゃ、目つむって腕につかまってな。お嬢様?」
「ちょっと馬鹿にされてるような気が。……お願いしますお坊ちゃま。」
万里ってたまに頼りになるところがあるんだよね…。
こういう時は、すごく助かるな。
____お化け屋敷長いな…。
でも、さっきから万里進まない…。
なんか通れないのかな___?
「ば、万里?出口まだ先?」
「とっくに出口なのだ。」
「へっ!」
やよいちゃんの言葉で目を開けると、お化け屋敷の外の廊下だった。
廊下を通る人達がきゃー。と私たちを見ながら言い、歩いている…。
___ハッ!!
恥ずかしくってバッ。と万里から離れると、手で口を覆って笑いをこらえていた。
「いじわるっ!なんで教えてくれなかったの!」
「あーわりぃ。…ぷっ、はは!」
「(われの店の前でイチャつくでない。)さっさとどっかいくのだ。営業妨害なのだ。」
その後、メアリちゃんのクラスでイチゴミルク(タピオカ)を飲んで一日目が終わった____。
__2日目
もう始まってるのに万里来ないな。
本番出るって言ってたのに初日だけなのかな。
絶対だるいとかそんな理由でサボったんだ。
でも、客の入りは昨日よりいいかも。
最終日だもんね。
「売り上げもアンケートもいい感じに集まってきてるなー!」
なぜが今日も男性の接待出来てないな…。
クラスメイトのみんな、仕事熱心なのかも。
____私も頑張らないと!
「「(RYANのメンバーに頼まれてるからとは言えない。)」」
今日も前半に出て、残すは校庭ライブだ。
そろそろ向かって、二人と合流しようかな。
「ごめん!そろそろ行くね!」
「うん!後半も手伝ってくれてありがとう!後でライブ見に行くね!」
「ありがとう!!」
私はすでにステージ衣装だから、二人は着替えなきゃいけない。
もう、部室の方で着替えてるのかな?
教室から出ると部室の方へ向かって歩き出す。
「あ!キミ、RYANの立花名前ちゃん?」
「あ、はい!」
「モノホンちょ~かわうぃ~ねぇ!あ、俺は三好一成。よろ~!」
おお…なんだかチャラそうな人に声かけられちゃったな。
「ばななーのこと、インステで知ったんだよん。それで今日会いに行ってみよーと思ってきたらこんなすぐ会えるとは思わなくて超やっべ~!」
「ばななー…?わざわざ来てくれて、ありがとうございます!」
出会ってすぐにあだ名付けられちゃった。
「あの看板とかメニューとか、ばななーが描いたのー?」
「!…そうです!」
そんなところまで見てくれたんだ!
結構こだわって作ったから嬉しいな。
「そんな気がしたんだよねん~。もしかして絵とか描くの好き?デザインセンスまじパネェ~!」
「絵を描くのが趣味で…。そんなに褒めてもらったの初めてなので嬉しいです!三好さんも絵を描くの好きなんですか?」
「一成でいいよん。そー!来年、大学もそういう系入るかな~って迷ってるんだよね。」
「いま高3なんですね!絵、見てみたいです…!」
「あ、まじまじ?興味ある~?じゃ、ばななーだけ特別に見せちゃおっかな~!」
そういって、スマホをスワイプする一成さん。
___ハッ。
しまった…。
絵が好きな人に会えたことがうれしくて、つい話し込んでしまった。
「あったー!こういう感じ!」
一成さんがスマホを見せてくれると、横にスライドするたびにいろんな絵が…!
しかも、すごく上手!
「え!リアルから可愛いものまで…!?すごい上手いですね!デッサンの先生みたいです…!」
「そ、そんなに!?じゃ、ばななーの先生とかなっちゃう~?なんて____」
「本当ですか!!」
「…え?」
「ぜひお願いします!一成先生!」
「…ばななーの勢いマジやばたん!誰かに教えたことないけど~、俺なんかで良ければいつでも教えるよん。あと、先生じゃなくて一成って呼んで!?」
す、すごい人に会っちゃったな。
チャラチャラしていそうにみえて、意外!
やっぱり人は見かけによらないんだ…。
「あ、ばななーLIME教えてよ~。いつでも連絡してねん。」
「ぜひ!あと、インステやってるんですよね?教えてください!」
「おけおけ。でも、俺なんかがフォローしてもらっちゃっていいの?」
「”俺なんか”じゃないですよ!胸を張って誇れるものがあるじゃないですか!自信持ってください。」
「誇れる……。ばななーかっこい~!記念に写メ撮ろ。ばななーとツーショとか1万ええな確実!」
なんだかチャラい人に絡まれたかと持ったら唯一私のこだわりに気づいてくれた私の先生になった人でした。
一成さんにライブ見に行くねー!と言ってもらい、彼に手を振ってすぐに部室に走った。
「あ!名前殿来たのだ!」
「今、移動するところだったわ。ナイスタイミング。」
「ごめん!思わぬ出会いがあって。じゃあ、行こう!」
___今日のライブも無事成功し、メイドダンスは意外に好評が良かった。
「ト、トレイが滑って落ちるかと思ったのだ……。」
「成功してよかった!みんなお疲れ様!」
「ターンした時のスカートがふわぁってなるの良いわよね~。」
今日の反省会をしながら校舎の方へ歩いていると____
「あ!九門くーん!」
入り口のあたりに姿が見えて、声をかけた。
「ん?誰なのだ?」
「十座くんの弟さんだってー!」
「「おとうと!?」」
「名前さん!わあー!RYAN全員いる!すげぇー!!」
「か、かわいいのだ。」
「小さいわ…。」
2人はそう言って、九門くんの頭をただただ撫でた。
「なんでみんな俺の事撫でるの!?」
可愛いから仕方ないよね…。
撫でる二人に全員で写真を撮ることを約束していた事を告げると撮るに決まってると言ってくれた。
通りがかった先生に頼んで、九門くんを真ん中に写真を撮った。
____結果発表
【二日間、学園祭お疲れさまでした。優勝クラスを発表します。】
私たちのクラスは、1年C組だ___。
ドキドキ_____
【優勝は______1年C組です。】
「「やったあああ!!」」
「やったね!焼肉食べ放題だよ、咲也くん!」
「そうだね!みんなお疲れ様です!」
学園祭も無事優勝することができた____。
__ついに学園祭が終わってしまった。