学生限定アイドルガール
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14学園祭
名前_side
____ついに今日は学園祭初日
この2日間で、アンケートの投票数によって優勝が決まる。
お客さんは、アンケート用紙を3枚もらって良かった思ったクラスの評価を書いて、そのクラスのボックスに入れていくシステムだ。
2日目最終日、生徒会によってボックスは回収され、発表される。
私たちのライブは、2日目。
生徒だけでなく、一般の人も来ることを考え。
校庭にステージを建てて行うことに。
ステージはその日に取り壊すとか言ってたような……?
ちょっともったいない…。
「じゃあ!男子はあっちで!女子はここで着替えね!覗くなよ男子!」
「誰がのぞくかよ!」
「万里くんの執事姿か~!」
「名前さんのメイド写真撮りたい…。」
私と万里は、やよいちゃんに作ってもらった服を着ることに。
やよいちゃん、いつの間に万里の採寸したんだろ_____?
このメイド服は、ライブの衣装でもある。
これを着て踊るの楽しみだな~!
「わああ!!名前ちゃん超かわいい!!似合ってる!」
「そのメイド服もすごい!お城のメイド様って感じ!」
「うっ!お嬢様って呼んでほしすぎ…。」
「あ、ありがとう!」
は、恥ずかしい…。
でも、こういう特別な日って何か楽しいな。
女子のみんなも着替え終わり、男子を呼びに行こうとしたとき___
「「きゃああああああ!!」」
「え!何!?」
「廊下で超悲鳴聞こえるんですけど。」
「あー!絶対万里くんでしょ!」
呼びに行く前にもう廊下に出たんだ。
すごい女子の声、万里って本当に人気あるんだ。
…ヤンキーなのに。
「名前ちゃん!メイド服すごい似合ってる!」
「咲也くんこそ!すごい執事似合ってるね!かっこいい!」
やっぱりみんな、制服の時と全く印象違うな。
「うぉおおお!名前さんのメイド姿ぁああ!!」
「おお、天使降臨……。」
「名前さん!一緒にお写真いいですか!」
「う、うん!撮ろう!」
「待って俺も!」
「俺だって!」
「名前ちゃんを困らせないで!生徒会長呼ぶよ!」
「うう……。」
女子に守られる女子か…。
スクールアイドルを始めてから初体験が増えていく……。
「私1年A組で!」
「私D組なの!」
わあ!万里の方、別のクラスからも女子来てるんだ…!
でも、なんで万里くんばっかり人気なのかな。
「万里くんすごい囲まれちゃってるね…。」
咲也くんだって負けないくらいかっこいいのに。
元気で明るくて笑顔で、一緒に居ると私も元気が出る。
「ん?俺の顔に何かついてる?」
「ご、ごめん!じっと見ちゃって!」
「え!別にいいけど、俺なんかより!ほら、万里くんの執事すごくかっこいいよね!」
「咲也くんも負けないくらいかっこいいよ!」
「え、えっと……ありがとう?」
「なんで疑問形!」
咲也くんは複雑そうな笑顔でお礼を言った。
わたし変なこと言っちゃったかな…。
「……あー!俺ちょっといかなきゃ!」
「え!待って咲也く_______」
「名前。」
咲也くんが走って教室を出て行ってしまう後を追おうとすると、万里くんに腕を掴まれて名前を呼ばれた____。
「…万里?」
万里の執事服、やよいちゃんが採寸して作ったのもあってサイズもぴったりだ。
デザインもしっかりしすぎなくて、万里っぽさがあるな。
髪型も片方だけ耳にかけてるんだ…印象が全然違う!
「万里もかっこいいね!女子の人気もすごいし、お客さんが来るの楽しみ!」
「名前も似合ってんじゃん?かわいいよ。」
三つ編みをお団子にした髪型を崩さないように、優しく頭をぽんぽんされる。
「もー!子ども扱いしないでよ!」
「へーへー。」
「二人並ぶとあそこだけ世界が違うみたい…。」
「…もしや付き合ってるんじゃ?」
「前は、そんなに仲良さそうじゃなかったよね。」
「あの二人なら応援できる…。」
そんなクラスメイト達の声は2人には届いていない___。
【ただいまから、学園祭開始です!】
始まった!
一般のお客さんも続々と校門から人が入ってくるのが見える。
「みんな~!名前ちゃんと、万里くんのサポート頑張るぞー!」
「「おー!!」」
さ、サポートって……。
私そんなに頼りなさそうかな…。
「2人は後半から休憩にしておいたから、ビラ配りしながら学園祭楽しんできて~!」
「分かったよ!じゃあ、前半頑張らなくちゃだね万里!」
「だな。」
___メイド執事喫茶開店
「お嬢様、紅茶をお持ちいたしました。」
「RYANの名前さんに”お嬢様”って呼ばれちゃった!」
「すごいところのお嬢様になっちゃたみたい…!」
喜んでもらえているならよかった。
この調子で頑張って優勝目指さなきゃ!
廊下に行列ができないように整理番号を配って40分くらいで回転させるように工夫している。
____毎時間、満席だ。
(チィーン)
「ぁ_____」
「お呼びでしょーか?お坊ちゃん。」
「あ…はい。(一番近くに名前さん来たから呼んだはずが)」
「クッキーセットひとつ…(どこから現れたんだ……。)」
「ただいまお持ちしまーす。…。(ゲーセンの時みてぇな事起こったら面倒だし、女だけ接待しろよ……。)」
「えぇ……。」
な、なんか、今日男性のお客さんの接待を1人もしてない気がする…。
万里はクッキーセットを取りに行ってしまった。
「あ、あの!」
「はい?」
話しかけてきたのは中学生くらいの男の子。
髪の色が紫で目が少しつり目っぽい。
「RYANが俺の兄ちゃんと友達って本当っ!?俺、めっちゃファンでさ!」
「お兄さん?」
「あ。俺、兵頭九門!兄ちゃんは十座って言うんだけど!」
笑顔で楽しそうに話している男の子。
十座くん弟いたなんて知らなかったな!
九門くんって言うんだ。可愛い!
あまりの可愛さに頭をなでてしまう。
「か、可愛い…。」
「え?え!なんで俺撫でられてんの!?」
「あ!そういえば十座くんは来てないの?」
「うん!兄ちゃんの高校も今、文化祭でさ!俺は中学の友達と来たんだぜ!」
そっか!
まあ、O高ここから近いって聞いたし被るかも。
十座くんのクラスは何やってるんだろ?
「そうだ!写真一緒に撮りたい!友達に自慢するんだ!」
「うん!あ、もし明日も来るならみんなで写真撮ろうよ!みんな十座くんの弟さんに会いたいと思うし!」
「いいの!?やったぁー!」
一緒に写真を撮ると友達が座っている席の戻っていった。
___あ、次のお客さんとの交換間もなくだな。
(チィーン)
「あ、お呼びで____」
「お呼びでしょーか、坊ちゃん。」
また万里くんにお客さん取られた____!
「あ、クッキー…お持ち帰りで…。(あれ?さっきあっちに居なかった!?)」
「…お願いします。(ボディーガードには敵わない……。)」
まあ、仕事熱心ならいっか______!
______
「名前殿!万里殿!来てやったのだ!」
「OH、満席ね。」
2人とも来てくれたんだ!!
「お帰りなさいませ、お嬢様。」
「お、おお…。メイドなのだ……。」
「プリンセスになった気分だわ。」
___数分後
「はぁ……紅茶をお淹れいたしますね。」
「…。(名前殿。男子限定で仕事を万里殿に取られまくってしょんぼりしているのだ。)」
「…。(ゲームセンターのこともあって、万里は名前が心配なのね。)」
「あ!そういえば名前殿!メイド姿をインステに投稿してなかったのだ!」
「ナイスアイディアね。せっかくだし、二人で撮って宣伝したら?お客さん来てくれるわ。優勝確定よ。」
「焼肉…そうだね!万里ー!」
「呼んだかよ?」
ちょうど注文の波も止まって暇だったらしく、私たちの方へ来た。
「万里!写真撮ろ!インステ上げてもいい?」
「いきなりだな…。」
「じゃあ撮るよ!」
撮ろうとしたら、万里が私スマホを私の手から奪い取った。
「俺の方が腕なげぇだろ。」
「別に私の腕、短くないよ!」
「じゃ、撮んぞー。…って離れすぎだろ。」
さっきの九門くんみたいに年下の男子なら平気だけど。
ちょっと緊張しちゃうな。
「ホラ、もっとこっち寄れって。」
「え!わっ。」
「ハイチーズ。」
万里の腕が私の腰にまわってきて、万里の方に寄せられたからびっくりした…。
もちろんカメラのシャッター音が鳴ったときにはキメ顔をする。
「ホラ、撮れたぜ。…なんか名前、顔赤くね?」
「もー!びっくりしたんだよ!」
「(名前殿が元気になったならいいのだ。)」
「(イチャイチャしているようにしか見えないけれど。)」
名前_side
____ついに今日は学園祭初日
この2日間で、アンケートの投票数によって優勝が決まる。
お客さんは、アンケート用紙を3枚もらって良かった思ったクラスの評価を書いて、そのクラスのボックスに入れていくシステムだ。
2日目最終日、生徒会によってボックスは回収され、発表される。
私たちのライブは、2日目。
生徒だけでなく、一般の人も来ることを考え。
校庭にステージを建てて行うことに。
ステージはその日に取り壊すとか言ってたような……?
ちょっともったいない…。
「じゃあ!男子はあっちで!女子はここで着替えね!覗くなよ男子!」
「誰がのぞくかよ!」
「万里くんの執事姿か~!」
「名前さんのメイド写真撮りたい…。」
私と万里は、やよいちゃんに作ってもらった服を着ることに。
やよいちゃん、いつの間に万里の採寸したんだろ_____?
このメイド服は、ライブの衣装でもある。
これを着て踊るの楽しみだな~!
「わああ!!名前ちゃん超かわいい!!似合ってる!」
「そのメイド服もすごい!お城のメイド様って感じ!」
「うっ!お嬢様って呼んでほしすぎ…。」
「あ、ありがとう!」
は、恥ずかしい…。
でも、こういう特別な日って何か楽しいな。
女子のみんなも着替え終わり、男子を呼びに行こうとしたとき___
「「きゃああああああ!!」」
「え!何!?」
「廊下で超悲鳴聞こえるんですけど。」
「あー!絶対万里くんでしょ!」
呼びに行く前にもう廊下に出たんだ。
すごい女子の声、万里って本当に人気あるんだ。
…ヤンキーなのに。
「名前ちゃん!メイド服すごい似合ってる!」
「咲也くんこそ!すごい執事似合ってるね!かっこいい!」
やっぱりみんな、制服の時と全く印象違うな。
「うぉおおお!名前さんのメイド姿ぁああ!!」
「おお、天使降臨……。」
「名前さん!一緒にお写真いいですか!」
「う、うん!撮ろう!」
「待って俺も!」
「俺だって!」
「名前ちゃんを困らせないで!生徒会長呼ぶよ!」
「うう……。」
女子に守られる女子か…。
スクールアイドルを始めてから初体験が増えていく……。
「私1年A組で!」
「私D組なの!」
わあ!万里の方、別のクラスからも女子来てるんだ…!
でも、なんで万里くんばっかり人気なのかな。
「万里くんすごい囲まれちゃってるね…。」
咲也くんだって負けないくらいかっこいいのに。
元気で明るくて笑顔で、一緒に居ると私も元気が出る。
「ん?俺の顔に何かついてる?」
「ご、ごめん!じっと見ちゃって!」
「え!別にいいけど、俺なんかより!ほら、万里くんの執事すごくかっこいいよね!」
「咲也くんも負けないくらいかっこいいよ!」
「え、えっと……ありがとう?」
「なんで疑問形!」
咲也くんは複雑そうな笑顔でお礼を言った。
わたし変なこと言っちゃったかな…。
「……あー!俺ちょっといかなきゃ!」
「え!待って咲也く_______」
「名前。」
咲也くんが走って教室を出て行ってしまう後を追おうとすると、万里くんに腕を掴まれて名前を呼ばれた____。
「…万里?」
万里の執事服、やよいちゃんが採寸して作ったのもあってサイズもぴったりだ。
デザインもしっかりしすぎなくて、万里っぽさがあるな。
髪型も片方だけ耳にかけてるんだ…印象が全然違う!
「万里もかっこいいね!女子の人気もすごいし、お客さんが来るの楽しみ!」
「名前も似合ってんじゃん?かわいいよ。」
三つ編みをお団子にした髪型を崩さないように、優しく頭をぽんぽんされる。
「もー!子ども扱いしないでよ!」
「へーへー。」
「二人並ぶとあそこだけ世界が違うみたい…。」
「…もしや付き合ってるんじゃ?」
「前は、そんなに仲良さそうじゃなかったよね。」
「あの二人なら応援できる…。」
そんなクラスメイト達の声は2人には届いていない___。
【ただいまから、学園祭開始です!】
始まった!
一般のお客さんも続々と校門から人が入ってくるのが見える。
「みんな~!名前ちゃんと、万里くんのサポート頑張るぞー!」
「「おー!!」」
さ、サポートって……。
私そんなに頼りなさそうかな…。
「2人は後半から休憩にしておいたから、ビラ配りしながら学園祭楽しんできて~!」
「分かったよ!じゃあ、前半頑張らなくちゃだね万里!」
「だな。」
___メイド執事喫茶開店
「お嬢様、紅茶をお持ちいたしました。」
「RYANの名前さんに”お嬢様”って呼ばれちゃった!」
「すごいところのお嬢様になっちゃたみたい…!」
喜んでもらえているならよかった。
この調子で頑張って優勝目指さなきゃ!
廊下に行列ができないように整理番号を配って40分くらいで回転させるように工夫している。
____毎時間、満席だ。
(チィーン)
「ぁ_____」
「お呼びでしょーか?お坊ちゃん。」
「あ…はい。(一番近くに名前さん来たから呼んだはずが)」
「クッキーセットひとつ…(どこから現れたんだ……。)」
「ただいまお持ちしまーす。…。(ゲーセンの時みてぇな事起こったら面倒だし、女だけ接待しろよ……。)」
「えぇ……。」
な、なんか、今日男性のお客さんの接待を1人もしてない気がする…。
万里はクッキーセットを取りに行ってしまった。
「あ、あの!」
「はい?」
話しかけてきたのは中学生くらいの男の子。
髪の色が紫で目が少しつり目っぽい。
「RYANが俺の兄ちゃんと友達って本当っ!?俺、めっちゃファンでさ!」
「お兄さん?」
「あ。俺、兵頭九門!兄ちゃんは十座って言うんだけど!」
笑顔で楽しそうに話している男の子。
十座くん弟いたなんて知らなかったな!
九門くんって言うんだ。可愛い!
あまりの可愛さに頭をなでてしまう。
「か、可愛い…。」
「え?え!なんで俺撫でられてんの!?」
「あ!そういえば十座くんは来てないの?」
「うん!兄ちゃんの高校も今、文化祭でさ!俺は中学の友達と来たんだぜ!」
そっか!
まあ、O高ここから近いって聞いたし被るかも。
十座くんのクラスは何やってるんだろ?
「そうだ!写真一緒に撮りたい!友達に自慢するんだ!」
「うん!あ、もし明日も来るならみんなで写真撮ろうよ!みんな十座くんの弟さんに会いたいと思うし!」
「いいの!?やったぁー!」
一緒に写真を撮ると友達が座っている席の戻っていった。
___あ、次のお客さんとの交換間もなくだな。
(チィーン)
「あ、お呼びで____」
「お呼びでしょーか、坊ちゃん。」
また万里くんにお客さん取られた____!
「あ、クッキー…お持ち帰りで…。(あれ?さっきあっちに居なかった!?)」
「…お願いします。(ボディーガードには敵わない……。)」
まあ、仕事熱心ならいっか______!
______
「名前殿!万里殿!来てやったのだ!」
「OH、満席ね。」
2人とも来てくれたんだ!!
「お帰りなさいませ、お嬢様。」
「お、おお…。メイドなのだ……。」
「プリンセスになった気分だわ。」
___数分後
「はぁ……紅茶をお淹れいたしますね。」
「…。(名前殿。男子限定で仕事を万里殿に取られまくってしょんぼりしているのだ。)」
「…。(ゲームセンターのこともあって、万里は名前が心配なのね。)」
「あ!そういえば名前殿!メイド姿をインステに投稿してなかったのだ!」
「ナイスアイディアね。せっかくだし、二人で撮って宣伝したら?お客さん来てくれるわ。優勝確定よ。」
「焼肉…そうだね!万里ー!」
「呼んだかよ?」
ちょうど注文の波も止まって暇だったらしく、私たちの方へ来た。
「万里!写真撮ろ!インステ上げてもいい?」
「いきなりだな…。」
「じゃあ撮るよ!」
撮ろうとしたら、万里が私スマホを私の手から奪い取った。
「俺の方が腕なげぇだろ。」
「別に私の腕、短くないよ!」
「じゃ、撮んぞー。…って離れすぎだろ。」
さっきの九門くんみたいに年下の男子なら平気だけど。
ちょっと緊張しちゃうな。
「ホラ、もっとこっち寄れって。」
「え!わっ。」
「ハイチーズ。」
万里の腕が私の腰にまわってきて、万里の方に寄せられたからびっくりした…。
もちろんカメラのシャッター音が鳴ったときにはキメ顔をする。
「ホラ、撮れたぜ。…なんか名前、顔赤くね?」
「もー!びっくりしたんだよ!」
「(名前殿が元気になったならいいのだ。)」
「(イチャイチャしているようにしか見えないけれど。)」