学生限定アイドルガール
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11月夏休み最終日
____ついに明日から新学期だ。
あっという間だったな……。
夏休み最終日のお昼頃、私は天鵞絨駅前で万里くんと待ち合わせをしていた。
昨晩、約束していたお寿司に行こうという話になったのだ。
やっとお寿司が食べられるなんて~楽しみー!
「お、名前もう来てたのか。…って、お前ら誘ったっけ。」
「二人でお寿司なんてずるいのだ!」
「ジャパニーズお寿司大好きよ。」
「あはは……。」
2人に最終日に遊ぼうと昨晩万里くんとの約束の後にLIMEがきて、お寿司の事を話したら行く!という話になってしまった。
まあ、みんなで食べた方が美味しいし、良いよね!
「ま、いいけど。んじゃ、行くか。」
「だが、この近くに回転寿司なんてあったかのう?」
確かに、近くに回転寿司があるってクラスでも聞いたことないな。
新しくできたのかも?どんなところなんだろ!
「はぁ?回転寿司なわけねぇだろ。」
「ボンボン発言の予感だわ。」
「我らはどこに連れていかれるのだ…。」
回転寿司じゃないお寿司って…?
行くのは、お寿司屋さんじゃないの?
__店内
「こ、これは……。」
「回転しないお寿司なのだ…。」
「OMG……。」
連れてこられたお寿司のお店は。
回転寿司の様に賑わうこともなく、回転するものもない。
ただただ、高級感が満ち溢れている。
万里くんいつもこういうところでお寿司食べてるのかな。
お金持ちなの…?
「入り口で立ち止まんなって。ほら、さっさと入れ!」
「お、押すでない万里殿!我ら庶民がこんなところに入るわけには____!」
そんなやよいちゃんの言葉も聞かず、私たちは万里くんに押されて席へ向かった。
____
メニューを持った私たちは現在進行形でメニューに隠れていた。
「お高いのだ。一貫で回転寿司2皿食べられるのだ。四貫食べられるのだ。」
「ど、どうする?二人とも……。」
「Oh……。でも、目の前に並んでるネタがすごくおいしそうだわ…。」
どうしよう。
あんまり食べ過ぎると財布カラになっちゃうかも。
人生経験として、今回は募金箱で集めた部費から…。
「何コソコソしてんだよ。決まったのか?」
私たちは目で合図をして___
「「手巻きかっぱ巻きください。」」
「家で食えよ!!!」
_____
そんなこんなで、私たちが安い物ばかり頼もうとしていると今回は万里くんがカードで奢ってやるという事になり、何貫か好きなものも食べられた。
「万里くん、ありがとう。あんなにおいしいお寿司初めて食べたよ!」
「また行ってみたいのだ!」
「MYお気に入りだわ。」
「どーいたしまして。」
本当にすごくおいしかったな!
かっぱ巻きも回転寿司と全然違くて、なんていうのかな!
見た目も味も高級感のあるかっぱ巻きだった…!
「それで、この後は何をするのだ?」
「そうだね、何しようか考えてなかったな……。」
「じゃ、ゲーセン行こうぜ。」
「Oh。GAME、行くわ。」
「人生経験……これも部費のひとつ…いや、これは自分のお金使おう。」
「名前殿!早くいくのだ!」
「あ、待って!」
お金の心配をしていたら、やよいちゃんに手を引かれてゲームセンターまで走ることに。
万里くんが、メシ食った後なのにおまえらホント元気だよな。と呆れていた。
___ゲームセンター
ゲームセンターに着くと二人はUFOキャッチャーの景品に目を引かれて、どっかに行ってしまった。
「RYANってガキばっかかよ。」
「子供じゃないってば!もー!」
すぐ子供って言う……。
「万里くんはゲームセンターでよくやるゲームとかあるの?」
「あー…。アーケードゲーなら格ゲーとかー?」
「格ゲー?格闘するの?」
「ま、大まかに言えばそんな感じ?レバーとボタンを使って対戦すんの。やってみっか?」
「うん!」
___
「おおお…美人からすごいマッチョなキャラまでいる…。見た目強そうだから、このキャラにしよう!」
「っぷ、まじかよ!名前がマッチョってなんか笑えるな。」
「なんで!!もー負けない!」
・
・
・
「瞬殺された…。美人に瞬殺。」
「よゆ~よゆ~。ま、俺これ得意だしな。」
得意分野だったんだ!
うう悔しいな…。
「名前はやりたいゲームとかねぇの?」
「うーんと。」
対戦ゲームは絶対負ける気がするから万里くんとはやりたくないし…。
2人とも帰ってこないし私もUFOキャッチャー行ってみようかな?
「じゃあ、UFOキャッチャーで!」
「りょ~。」
___UFOキャッチャーコーナー
「すごいいっぱいあるなぁ。」
「あそこで騒いでるやつらお前のダチじゃね?」
ホントだ。
プレイごとにすごい落ち込んでるようにみえるけど、もしかして景品取れないのかな?
「しかたねぇな。取ってやるかー。」
そういって万里くんは二人のもとに手助けに行った。
私も何しようか選んでおこうかな?
裏側にお菓子の景品いっぱいあったし、見てみよう!
____
「…うーん。やっぱり、私下手なのかな。」
お菓子の景品はピクリともせずに台の上に乗ったままだ。
「私も万里くんに頼んで_____」
「あれ?RYANのリーダーじゃん?」
「かき氷屋ん前では世話になったなあ。」
「え?」
後ろから声がして振り向くと、すぐ後ろに十座くんをバカにしていたあの時の二人が立っていた。
「あ、あの。なにか用ですか…?」
「俺、お前のファンだって言っただろ?ファンサしろよファンサ。」
「大声出したらぶん殴るぞ。」
「っ!!」
2人に腕を掴まれ、抵抗するが男性の力にはかなわず腕を引かれていく。
こ、怖い。
どこに連れて行くつもりなの。
____
広いゲームセンターの中を歩かされ、このゲームセンターで唯一死角にある共同お手洗いまで連れて来られた。
「ここなら誰も来ねえだろ」
「写真撮ろーぜ写真!」
「は、離してください!」
「は?ファンにそんなこと言うのかよ?」
「ファ、ファンの方はそんなことしません!あなた方のやり方は犯罪です!そんな方々のためにファンサービスなんてし、したくありません…っ!」
「っ!調子乗ってんじゃねえぞ!」
腕をつかむ手がなくなると思うと、殴りかかってくる。
自由になった腕でそれを受け止めた。
重い拳に無抵抗な身体が床に打ちあたる。
___い、痛い!涙が出るほど痛いよ…。
「ちょ、まずいってw」
「コイツが悪ぃーだろ!」
そういいながら再び近くに寄ってくる彼らに、身体が震える。
誰か_____!
「ぐはぁっ!!」
「うぐっ!!」
「え?」
___突然目の前の二人が壁の方へと飛ばされた。
「ば、万里くん…!」
「てめぇら…。」
倒れたにもかかわらず万里くんは殴るのをやめない。
「だ、だめ!万里くん!」
「おらっ!!」
だめ、全然聞こえてない!
初めて会った時の万里くんだ。
私の知らない万里くん…。
___そんなの嫌だ!
「やめて万里!!!」
そう叫んで、再び殴りかかろうとする万里くんに抱きついて止める。
__やっと殴るのをやめてくれた。
「…は?……名前?」
「やめて…死んじゃうよ……。」
わたしのせいで彼が人殺しになんてなるのは嫌だ。
___暴力なんてしてほしくない。
「…はっ。腕ケガさせられたコイツらの心配してんの?」
「…。」
「……はあ。わーったよ。」
私の知っている万里くんの声だ。
彼はそう言って泣いて抱きついた私の頭を、ポンポンと優しく触れた。
__公園
「先に公園に行っているとLIMEが来たかと思えば!何故名前殿がケガをしているのだ!」
「この前絡んできた男子みたいよ。bought this 。頼まれてたの。」
「さんきゅーな。」
「…みんな、ごめんね。」
「名前が謝ることじゃないのだ!」
「そうよ。でも、万里がいてラッキーだったわ。私たちじゃどうもできなかったもの。」
「ま。名前が止めなかったらまだまだ殴りやめなかったけどな。身近の奴に手出されるのは胸糞悪ぃ……。」
「ええ……。」
「店の人に聞きながら探してれば名前が床に倒れて、正直あせった…。一人にして悪かった。」
「ううん!助けに来てくれてありがとう、万里くん。」
「……その場にいなかった我らにはわからないのだ。名前のことは万里に任せて我らは帰ろうメアリ殿。」
「OK。」
________
「あれ?二人は?」
「ん?さっきまでそこにいたんだけど…。」
「ええ……置いて行かれたのかも。」
「俺らも帰ろーぜ。明日から学校だろ。」
「そうだね!」
____駅前
「そういや、俺の事、万里って言ってたよな?」
「え!あ、あれは思わず…。」
「これからもそう呼べよ。いーな?」
「ええ……。」
___寮
「名前さん!?ど、どうしたんですかその腕!!」
「え、えへへ……。」
「えへへじゃないですよ!!!!」
____ついに明日から新学期だ。
あっという間だったな……。
夏休み最終日のお昼頃、私は天鵞絨駅前で万里くんと待ち合わせをしていた。
昨晩、約束していたお寿司に行こうという話になったのだ。
やっとお寿司が食べられるなんて~楽しみー!
「お、名前もう来てたのか。…って、お前ら誘ったっけ。」
「二人でお寿司なんてずるいのだ!」
「ジャパニーズお寿司大好きよ。」
「あはは……。」
2人に最終日に遊ぼうと昨晩万里くんとの約束の後にLIMEがきて、お寿司の事を話したら行く!という話になってしまった。
まあ、みんなで食べた方が美味しいし、良いよね!
「ま、いいけど。んじゃ、行くか。」
「だが、この近くに回転寿司なんてあったかのう?」
確かに、近くに回転寿司があるってクラスでも聞いたことないな。
新しくできたのかも?どんなところなんだろ!
「はぁ?回転寿司なわけねぇだろ。」
「ボンボン発言の予感だわ。」
「我らはどこに連れていかれるのだ…。」
回転寿司じゃないお寿司って…?
行くのは、お寿司屋さんじゃないの?
__店内
「こ、これは……。」
「回転しないお寿司なのだ…。」
「OMG……。」
連れてこられたお寿司のお店は。
回転寿司の様に賑わうこともなく、回転するものもない。
ただただ、高級感が満ち溢れている。
万里くんいつもこういうところでお寿司食べてるのかな。
お金持ちなの…?
「入り口で立ち止まんなって。ほら、さっさと入れ!」
「お、押すでない万里殿!我ら庶民がこんなところに入るわけには____!」
そんなやよいちゃんの言葉も聞かず、私たちは万里くんに押されて席へ向かった。
____
メニューを持った私たちは現在進行形でメニューに隠れていた。
「お高いのだ。一貫で回転寿司2皿食べられるのだ。四貫食べられるのだ。」
「ど、どうする?二人とも……。」
「Oh……。でも、目の前に並んでるネタがすごくおいしそうだわ…。」
どうしよう。
あんまり食べ過ぎると財布カラになっちゃうかも。
人生経験として、今回は募金箱で集めた部費から…。
「何コソコソしてんだよ。決まったのか?」
私たちは目で合図をして___
「「手巻きかっぱ巻きください。」」
「家で食えよ!!!」
_____
そんなこんなで、私たちが安い物ばかり頼もうとしていると今回は万里くんがカードで奢ってやるという事になり、何貫か好きなものも食べられた。
「万里くん、ありがとう。あんなにおいしいお寿司初めて食べたよ!」
「また行ってみたいのだ!」
「MYお気に入りだわ。」
「どーいたしまして。」
本当にすごくおいしかったな!
かっぱ巻きも回転寿司と全然違くて、なんていうのかな!
見た目も味も高級感のあるかっぱ巻きだった…!
「それで、この後は何をするのだ?」
「そうだね、何しようか考えてなかったな……。」
「じゃ、ゲーセン行こうぜ。」
「Oh。GAME、行くわ。」
「人生経験……これも部費のひとつ…いや、これは自分のお金使おう。」
「名前殿!早くいくのだ!」
「あ、待って!」
お金の心配をしていたら、やよいちゃんに手を引かれてゲームセンターまで走ることに。
万里くんが、メシ食った後なのにおまえらホント元気だよな。と呆れていた。
___ゲームセンター
ゲームセンターに着くと二人はUFOキャッチャーの景品に目を引かれて、どっかに行ってしまった。
「RYANってガキばっかかよ。」
「子供じゃないってば!もー!」
すぐ子供って言う……。
「万里くんはゲームセンターでよくやるゲームとかあるの?」
「あー…。アーケードゲーなら格ゲーとかー?」
「格ゲー?格闘するの?」
「ま、大まかに言えばそんな感じ?レバーとボタンを使って対戦すんの。やってみっか?」
「うん!」
___
「おおお…美人からすごいマッチョなキャラまでいる…。見た目強そうだから、このキャラにしよう!」
「っぷ、まじかよ!名前がマッチョってなんか笑えるな。」
「なんで!!もー負けない!」
・
・
・
「瞬殺された…。美人に瞬殺。」
「よゆ~よゆ~。ま、俺これ得意だしな。」
得意分野だったんだ!
うう悔しいな…。
「名前はやりたいゲームとかねぇの?」
「うーんと。」
対戦ゲームは絶対負ける気がするから万里くんとはやりたくないし…。
2人とも帰ってこないし私もUFOキャッチャー行ってみようかな?
「じゃあ、UFOキャッチャーで!」
「りょ~。」
___UFOキャッチャーコーナー
「すごいいっぱいあるなぁ。」
「あそこで騒いでるやつらお前のダチじゃね?」
ホントだ。
プレイごとにすごい落ち込んでるようにみえるけど、もしかして景品取れないのかな?
「しかたねぇな。取ってやるかー。」
そういって万里くんは二人のもとに手助けに行った。
私も何しようか選んでおこうかな?
裏側にお菓子の景品いっぱいあったし、見てみよう!
____
「…うーん。やっぱり、私下手なのかな。」
お菓子の景品はピクリともせずに台の上に乗ったままだ。
「私も万里くんに頼んで_____」
「あれ?RYANのリーダーじゃん?」
「かき氷屋ん前では世話になったなあ。」
「え?」
後ろから声がして振り向くと、すぐ後ろに十座くんをバカにしていたあの時の二人が立っていた。
「あ、あの。なにか用ですか…?」
「俺、お前のファンだって言っただろ?ファンサしろよファンサ。」
「大声出したらぶん殴るぞ。」
「っ!!」
2人に腕を掴まれ、抵抗するが男性の力にはかなわず腕を引かれていく。
こ、怖い。
どこに連れて行くつもりなの。
____
広いゲームセンターの中を歩かされ、このゲームセンターで唯一死角にある共同お手洗いまで連れて来られた。
「ここなら誰も来ねえだろ」
「写真撮ろーぜ写真!」
「は、離してください!」
「は?ファンにそんなこと言うのかよ?」
「ファ、ファンの方はそんなことしません!あなた方のやり方は犯罪です!そんな方々のためにファンサービスなんてし、したくありません…っ!」
「っ!調子乗ってんじゃねえぞ!」
腕をつかむ手がなくなると思うと、殴りかかってくる。
自由になった腕でそれを受け止めた。
重い拳に無抵抗な身体が床に打ちあたる。
___い、痛い!涙が出るほど痛いよ…。
「ちょ、まずいってw」
「コイツが悪ぃーだろ!」
そういいながら再び近くに寄ってくる彼らに、身体が震える。
誰か_____!
「ぐはぁっ!!」
「うぐっ!!」
「え?」
___突然目の前の二人が壁の方へと飛ばされた。
「ば、万里くん…!」
「てめぇら…。」
倒れたにもかかわらず万里くんは殴るのをやめない。
「だ、だめ!万里くん!」
「おらっ!!」
だめ、全然聞こえてない!
初めて会った時の万里くんだ。
私の知らない万里くん…。
___そんなの嫌だ!
「やめて万里!!!」
そう叫んで、再び殴りかかろうとする万里くんに抱きついて止める。
__やっと殴るのをやめてくれた。
「…は?……名前?」
「やめて…死んじゃうよ……。」
わたしのせいで彼が人殺しになんてなるのは嫌だ。
___暴力なんてしてほしくない。
「…はっ。腕ケガさせられたコイツらの心配してんの?」
「…。」
「……はあ。わーったよ。」
私の知っている万里くんの声だ。
彼はそう言って泣いて抱きついた私の頭を、ポンポンと優しく触れた。
__公園
「先に公園に行っているとLIMEが来たかと思えば!何故名前殿がケガをしているのだ!」
「この前絡んできた男子みたいよ。
「さんきゅーな。」
「…みんな、ごめんね。」
「名前が謝ることじゃないのだ!」
「そうよ。でも、万里がいてラッキーだったわ。私たちじゃどうもできなかったもの。」
「ま。名前が止めなかったらまだまだ殴りやめなかったけどな。身近の奴に手出されるのは胸糞悪ぃ……。」
「ええ……。」
「店の人に聞きながら探してれば名前が床に倒れて、正直あせった…。一人にして悪かった。」
「ううん!助けに来てくれてありがとう、万里くん。」
「……その場にいなかった我らにはわからないのだ。名前のことは万里に任せて我らは帰ろうメアリ殿。」
「OK。」
________
「あれ?二人は?」
「ん?さっきまでそこにいたんだけど…。」
「ええ……置いて行かれたのかも。」
「俺らも帰ろーぜ。明日から学校だろ。」
「そうだね!」
____駅前
「そういや、俺の事、万里って言ってたよな?」
「え!あ、あれは思わず…。」
「これからもそう呼べよ。いーな?」
「ええ……。」
___寮
「名前さん!?ど、どうしたんですかその腕!!」
「え、えへへ……。」
「えへへじゃないですよ!!!!」