学生限定アイドルガール
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8野外ライブと夏休み
___会場にて
お祭り自体は、16時から開始される。
私たちも開始とともにここに集まることになった。
着物着たかったけどそんな暇ないよね……。
「…ついにこの日が来たのだ。」
「ハードな二週間だったわ…。」
「ほんとにね……でもみんなすごい。踊りもすぐ覚えちゃったし。」
ついに今日は3度目のライブだ。
インステで告知してみたけど、いっぱい来てくれるといいな……。
そして私たちは、帽子をかぶって変装はばっちり!
「あ、RYANじゃね?」
「まじだ、ライブめっちゃ楽しみ…」
「写真撮っていいっすか?」
案外すぐばれた。
____って、あの髪型は!
「万里くん?久しぶりだね。」
「「俺らは!?」」
「名前じゃん。久しぶり。」
あの日の放課後LIMEを交換し(無理やりさせられ)た。
まさかテストの事から仲良くなるとは…。
ずっと興味なさそうだったくせに……。
夏休みにはいってからは、LIMEでたまに話していた。
カルフォルニアロールが好きなことを聞いたときは意外だったな。
男子ってみんな焼肉ってイメージだったから…。
お寿司食べに行こうって言ってたけど、私がライブ準備で忙しくて行けなかったんだよね…。
寿司食べたかったな。
「いつの間に仲良くなったんだよ。」
「それな。興味なさそうだったくせに。」
「くそむかつく…。」
「あ、お写真とりますか?」
「「あざす!!」」
一緒に写真をとると別の友達に見せに行く!などと言って、万里くんを残してみんなどこかに行ってしまった。
「あ、あれ?行っちゃったけど、いいの?」
「別にいーよ。なんとなくつるんでるだけだし。」
「名前殿!この人は誰なのだ?」
「フレンドなのかしら?」
「同じクラスで隣の席の万里くん。」
「おお!彼が学年二位くんか!」
「OMG。一位と二位が同じクラスなのね。」
「その呼び方やめろって。」
「じゃ、万里くん暇なら、一緒に屋台まわろうよ!私たちの番最後なんだ。」
「そーいや、スクールアイドルっつーやつだったな。」
「おおい、忘れるな万里殿!」
「ま、暇ならまわろうぜ。」
そして四人で行動することになった。
______
「名前殿、そこじゃないのだー!」
「えええ!えっと、こう?」
「もっと外れてるわ。」
射的ですごくかわいいクマのぬいぐるみを見つけた。
クマの手には、フォークとイチゴのショートケーキが握られている。
後二発しかないから無理かも。
ちょっとほしかったな…。
「貸してみ。」
「え?」
万里くんはそう言って私の手から射的の銃を取る。
万里くんは私が何を狙っていたのかわかってたのか、ぬいぐるみに向かって二発分を打ち当てた。
バランスを崩したクマは後ろへと落ちてゆく。
と同時にカランカランと射的のお店の人がハンドベルを振った。
「わあ!落ちた!」
「こんくらい、楽勝っしょ!」
「やるな兄ちゃん!ほら兄ちゃんの彼女、良かったな!」
「か、彼女じゃないですっ!」
「っぷ、はははっ!動揺しすぎだろ!」
いきなりの発言で顔を赤くしながら店主から50センチくらいのおおきなクマを受け取った。
___嬉しくて、思わず強く抱きしめた。
「…万里くん、ありがとう!」
「(…笑顔。)……どーいたしまして。お前やっぱガキみてぇだな。」
「ひどい!」
「イチャイチャしているようにしか見えないのだ。」
「分かるわ…。」
「ん?イチャイチャって何?」
2人は、驚いた顔で私を見つめる____。
「全然わかってないのだ。」
「恋したことないのね…。」
「なんでコソコソしてるの!」
____
「お、これの次だな。」
「ん?万里くん友達と遊びに来たんじゃなくて、バンド見に来たの?」
「そ。気になるバンド見に来ただけ。あいつらはたまたま会って声かけられた。」
そうだったんだ…。
「つーかお前ら最後だろ?次の次だけど、準備とかいいのか?」
「まじか!恩に着るぞ万里殿!」
「GO。GO。」
「万里くんありがとう!もしよかったら見て行ってね!」
「分かったから早く行けって。」
___舞台裏
「万里くんが気になってるってバンド、カッコ良かったな……。」
「名前殿!ほら、円陣を組むのだ!」
「ハーリアップ …。」
「う、うん!今日で3度目のライブ…。びっしり練習した成果!見せつけてやるぞー!」
「「おー!!」」
【お次は4月に誕生し人気急上昇中の彼女たち!花咲学園スクールアイドルRYAN の皆さんです!】
「ライアーーン!!!」
「きゃーー!!新曲楽しみ~!!」
「まじかわいいよな~!」
ワァ!と賑わう声が聞こえる。
みんなが私たちを待ってる___。
「行こう!!」
2人にそう声をかけて私たちは舞台に上がった。
____見に来ているお客さんは体育館のライブの時よりもかなりたくさんいる。
でも緊張はしない。
みんなに届けるんだ!
「こんばんは!私たちはRYANです!今回のテーマはこのイベントに合わせてお祭りにしました!最後まで盛り上がっていってくださいね!」
「お祭りだって!着物のアレンジ衣装超かわいい!」
「扇もってる!雨がテーマん時は傘持ってたんだぜ!」
「がんばれー!RYAN!」
私たちが立ち位置につくと音楽が流れ始める_____
___________
______
曲が終わると同時に最後のポーズをキメる。
体育館の時よりも盛大な拍手がすっかり暗くなった空の下で鳴り響いた。
指笛もたくさん聞こえた。
___涙腺が少し緩んだ。
「新曲サイコ=-!!!」
「CD出してほしい!」
「RYAN~~!!」
「ありがとうございました!」
「気を付けて帰るのだぞ!!」
「みんなサンキューよ。」
鳴りやまない拍手の中、私たちは舞台裏へさっと戻る。
「今日は人生で一番最高な日だったのだ!!」
「ワンモアやりたいわ。」
「2人とも!今日も大成功お疲れ様!興奮しすぎて今日眠れないよー!」
私たちは着替え、いつも通り設置していた募金箱をメアリちゃんがもって、私は万里くんが取ってくれたぬいぐるみをもって会場裏から出た。
__どうやらお祭りはもう終わってるみたい…。
提灯 の明かりも消え、次々にお客さんは帰っていく。
「お祭りがもう終わってしまったのだ。」
「早いわ…。もっとエンジョイしたかったわ。でも募金箱にはいっぱい入ってるし、衣装代とかに使えるわね。」
「なんか、さみしいね。」
「お疲れー。」
「万里殿、まだおったのだな!」
「ライブ見ててくれたんだ!ありがとう!」
「ま、良かったんじゃねーの。」
「褒めるのが下手なのだ。」
「コイツうるせぇな…。」
万里くん待っててくれてるとは思わなかったな。
怖い人だってずっと距離置いてた頃がウソみたい……。
「祭りの後って変な奴多いからな。駅まで送ってやるから、さっさと行こうぜ。」
「まるで彼氏なのだ。」
「それなって奴だわ!」
「(ん?彼氏?)」
二人の会話についていけなくて置いてかれている…。
___会場にて
お祭り自体は、16時から開始される。
私たちも開始とともにここに集まることになった。
着物着たかったけどそんな暇ないよね……。
「…ついにこの日が来たのだ。」
「ハードな二週間だったわ…。」
「ほんとにね……でもみんなすごい。踊りもすぐ覚えちゃったし。」
ついに今日は3度目のライブだ。
インステで告知してみたけど、いっぱい来てくれるといいな……。
そして私たちは、帽子をかぶって変装はばっちり!
「あ、RYANじゃね?」
「まじだ、ライブめっちゃ楽しみ…」
「写真撮っていいっすか?」
案外すぐばれた。
____って、あの髪型は!
「万里くん?久しぶりだね。」
「「俺らは!?」」
「名前じゃん。久しぶり。」
あの日の放課後LIMEを交換し(無理やりさせられ)た。
まさかテストの事から仲良くなるとは…。
ずっと興味なさそうだったくせに……。
夏休みにはいってからは、LIMEでたまに話していた。
カルフォルニアロールが好きなことを聞いたときは意外だったな。
男子ってみんな焼肉ってイメージだったから…。
お寿司食べに行こうって言ってたけど、私がライブ準備で忙しくて行けなかったんだよね…。
寿司食べたかったな。
「いつの間に仲良くなったんだよ。」
「それな。興味なさそうだったくせに。」
「くそむかつく…。」
「あ、お写真とりますか?」
「「あざす!!」」
一緒に写真をとると別の友達に見せに行く!などと言って、万里くんを残してみんなどこかに行ってしまった。
「あ、あれ?行っちゃったけど、いいの?」
「別にいーよ。なんとなくつるんでるだけだし。」
「名前殿!この人は誰なのだ?」
「フレンドなのかしら?」
「同じクラスで隣の席の万里くん。」
「おお!彼が学年二位くんか!」
「OMG。一位と二位が同じクラスなのね。」
「その呼び方やめろって。」
「じゃ、万里くん暇なら、一緒に屋台まわろうよ!私たちの番最後なんだ。」
「そーいや、スクールアイドルっつーやつだったな。」
「おおい、忘れるな万里殿!」
「ま、暇ならまわろうぜ。」
そして四人で行動することになった。
______
「名前殿、そこじゃないのだー!」
「えええ!えっと、こう?」
「もっと外れてるわ。」
射的ですごくかわいいクマのぬいぐるみを見つけた。
クマの手には、フォークとイチゴのショートケーキが握られている。
後二発しかないから無理かも。
ちょっとほしかったな…。
「貸してみ。」
「え?」
万里くんはそう言って私の手から射的の銃を取る。
万里くんは私が何を狙っていたのかわかってたのか、ぬいぐるみに向かって二発分を打ち当てた。
バランスを崩したクマは後ろへと落ちてゆく。
と同時にカランカランと射的のお店の人がハンドベルを振った。
「わあ!落ちた!」
「こんくらい、楽勝っしょ!」
「やるな兄ちゃん!ほら兄ちゃんの彼女、良かったな!」
「か、彼女じゃないですっ!」
「っぷ、はははっ!動揺しすぎだろ!」
いきなりの発言で顔を赤くしながら店主から50センチくらいのおおきなクマを受け取った。
___嬉しくて、思わず強く抱きしめた。
「…万里くん、ありがとう!」
「(…笑顔。)……どーいたしまして。お前やっぱガキみてぇだな。」
「ひどい!」
「イチャイチャしているようにしか見えないのだ。」
「分かるわ…。」
「ん?イチャイチャって何?」
2人は、驚いた顔で私を見つめる____。
「全然わかってないのだ。」
「恋したことないのね…。」
「なんでコソコソしてるの!」
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「お、これの次だな。」
「ん?万里くん友達と遊びに来たんじゃなくて、バンド見に来たの?」
「そ。気になるバンド見に来ただけ。あいつらはたまたま会って声かけられた。」
そうだったんだ…。
「つーかお前ら最後だろ?次の次だけど、準備とかいいのか?」
「まじか!恩に着るぞ万里殿!」
「GO。GO。」
「万里くんありがとう!もしよかったら見て行ってね!」
「分かったから早く行けって。」
___舞台裏
「万里くんが気になってるってバンド、カッコ良かったな……。」
「名前殿!ほら、円陣を組むのだ!」
「
「う、うん!今日で3度目のライブ…。びっしり練習した成果!見せつけてやるぞー!」
「「おー!!」」
【お次は4月に誕生し人気急上昇中の彼女たち!花咲学園スクールアイドル
「ライアーーン!!!」
「きゃーー!!新曲楽しみ~!!」
「まじかわいいよな~!」
ワァ!と賑わう声が聞こえる。
みんなが私たちを待ってる___。
「行こう!!」
2人にそう声をかけて私たちは舞台に上がった。
____見に来ているお客さんは体育館のライブの時よりもかなりたくさんいる。
でも緊張はしない。
みんなに届けるんだ!
「こんばんは!私たちはRYANです!今回のテーマはこのイベントに合わせてお祭りにしました!最後まで盛り上がっていってくださいね!」
「お祭りだって!着物のアレンジ衣装超かわいい!」
「扇もってる!雨がテーマん時は傘持ってたんだぜ!」
「がんばれー!RYAN!」
私たちが立ち位置につくと音楽が流れ始める_____
___________
______
曲が終わると同時に最後のポーズをキメる。
体育館の時よりも盛大な拍手がすっかり暗くなった空の下で鳴り響いた。
指笛もたくさん聞こえた。
___涙腺が少し緩んだ。
「新曲サイコ=-!!!」
「CD出してほしい!」
「RYAN~~!!」
「ありがとうございました!」
「気を付けて帰るのだぞ!!」
「みんなサンキューよ。」
鳴りやまない拍手の中、私たちは舞台裏へさっと戻る。
「今日は人生で一番最高な日だったのだ!!」
「ワンモアやりたいわ。」
「2人とも!今日も大成功お疲れ様!興奮しすぎて今日眠れないよー!」
私たちは着替え、いつも通り設置していた募金箱をメアリちゃんがもって、私は万里くんが取ってくれたぬいぐるみをもって会場裏から出た。
__どうやらお祭りはもう終わってるみたい…。
「お祭りがもう終わってしまったのだ。」
「早いわ…。もっとエンジョイしたかったわ。でも募金箱にはいっぱい入ってるし、衣装代とかに使えるわね。」
「なんか、さみしいね。」
「お疲れー。」
「万里殿、まだおったのだな!」
「ライブ見ててくれたんだ!ありがとう!」
「ま、良かったんじゃねーの。」
「褒めるのが下手なのだ。」
「コイツうるせぇな…。」
万里くん待っててくれてるとは思わなかったな。
怖い人だってずっと距離置いてた頃がウソみたい……。
「祭りの後って変な奴多いからな。駅まで送ってやるから、さっさと行こうぜ。」
「まるで彼氏なのだ。」
「それなって奴だわ!」
「(ん?彼氏?)」
二人の会話についていけなくて置いてかれている…。