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学生限定アイドルガール

夢小説設定

この章の夢小説設定
名前
一成に呼ばれたいあだ名(未記入だと立花をあだ名にされます)

6困惑






校内放送によって私たちRYANは生徒会に集められた。







「いったい何なのだ…怒られるのか……?」


「わ、わからない…。」


「マイホームに帰りたいわ…。」











「全員集まりましたね。」




私たちが生徒会室に入ると、生徒会長と副会長がすでに椅子に座って待機していた。






「貴方たちを集めた理由はコレ。インステについてです。」







「あ、われも見たのだ!誰かが動画を撮って投稿してくれたのだ!」






やよいちゃん、私よりスマホとか使い慣れてるのかもしれない…私って遅れてる……?








「この投稿ですが、我々生徒会が投稿したものです。」





「え!」




OMGオーマイガー…。」


「生徒会殿だったのか…!」





生徒会の方々だったんだ。



じゃあ、ライブにきてくれたってことだよね!嬉しいな…。









「この度は本当に申し訳ございません。」








「ええ!?何でですか!?」



「あ、頭を上げるのだ!我々は感謝しておるのだ!」


「どうして謝っているのかしら。」







「我々の勝手な投稿で生徒たちに騒がれたと思います。」






「この件においては、生徒会での会議の結果。RYANへの生徒たちの過度な接触。盗撮・録音の禁止が決まりました。」






「この後に行われる全校集会にて発表します。ご迷惑おかけしました。」









な、何その有名人扱いは____!?





そんなにすごいことになってるの?


昨日のライブだけで_____!?







「なんだかすごいことになってしまったのだ……。」



「スーパー有名人ね。」








____でも、説教とか部活停止とか言われなくてよかったな。






「そうだ!生徒会長殿!撮っていたデータが欲しいのだ!RYANのサイトを作ってそこにアップするのだ!」




「もちろんです。なにかお手伝いできることがあれば、何でも言ってください。」




「我々、生徒会だけでなく先生方も皆さんの活動を応援しております。」







やよいちゃんサイトも作れるんだ……




和風系に見えて私よりかなりネットの世界を知っていそう______








こうなったら、生徒会や先生の期待に応えなきゃね!

















_____お昼


「インステ…すごいな。こんなものあったんだ。」




写真とか動画を上げるみたい。


その投稿にええなをタップしたり、コメントができるんだ。






___どんなもの投稿すればいいんだろう…








「あ!インステ始めたんだね!使い方わかる?」







悩んでいたら前の席の女の子が声をかけてきてくれた。








「えっと、どんな投稿したらいいのかわからなくって……。」






「そんな難しく考えなくていいんだよ!インステ始めましたー!って感じ!」







「ええ……。」








「そうだ!インステ始めた記念に一緒に写真撮ろうよ!そしてそれを投稿するの!」







「なるほど!お願い!」








「私も写りたい!」

「お、俺も!」

「待って!入れて!」






おおおすごい集まってきてくれたけど、みんな入るかな……。








「じゃあ、ここに置いてタイマーで撮ろう!ほら名前ちゃん下がって!みんなも!」








タイマーなんて使ったことないな。


こういう時に使うといいんだ!







「3秒ね~!みんなポーズ!」








えっと、ピースでいいのかな……?






____カシャ





「おっけ!じゃあLIMEのグループに送っておく!」





「みんな、ありがとう!」





「こちらこそ!」

「自慢しよ。」

「ありがと!」





どんな写真になってるかな?


早速通知がLIMEにきたので見てみる。






_____なんかクラス写真みたいになっちゃった……。







って、ピースしてるの私だけ!?

なんでみんな私の方に指向けているの!?








「さすがみんな考えてることは一緒だな。」

「主役だからね!」







「ええ!恥ずかしい…。」







「ほらほら!早速インステに投稿してみたら?」





「あ、うん!」







ええと____


【インステ始めました!みんなが一緒に写真撮ってくれたよ!……すごく恥ずかしい。】




こんな感じでいいかな……。


あとさっきの写真を選んで……!








「したよ!」





「あ、フォローしよ」

「私も!」

「俺にも教えて~!」






「ぜひ!」







すると私のスマホの通知が鳴り続ける。








「え!え!?壊れた?」





「もうすごい反応きてるみたい!フォローは知ってる人とかしたい人にした方がいいよ!タイムラインが見づらくなっちゃうからね。でも通知は切った方がいいかも?」






「教えて……。」





ええな、フォロー、コメントの通知だった。




自分たちの認知度が思い知らされた気がする。








そっか、初ライブちゃんと成功したんだ___!







あ、やよいちゃんとメアリちゃんからフォローきてる。



私もしよう。






2人もすごいフォローされてる!

















____午後の授業


自習か、何しようかな。





遅れて、右隣の摂津万里が登校してきた。




いつもなんかだるそうっていうか、興味なさそうな感じ__。







テストとか勉強大丈夫なのかな___。








「自習かよ。」






彼はそうつぶやくとスマホでゲームをやり始めた。






__本当に大丈夫なのかな……。









「あの…。」






「あー?」







うう怖い……。


返事がヤンキーだ。





でも声かけちゃったからには、何か言わないと……。








「えっと、あんまり授業来てないみたいだけど、大丈夫…なの?」





「へーきへーき。教科書読んどけば楽勝~。」





「…そっか。」









もしかしてめちゃくちゃ頭いいとか……?





でもまあ、平気って言ってるし、私が心配することじゃないよね……。














万里_side



隣の奴、何考えてんのか分かんねー変わったやつだと思ってたけど、初会話でんなこと聞いてくんのか。






校門じゃアカペラでいきなり歌い出すし。



ま、あれはあいつらがわりーけど。





ほかの奴ら俯いてんのに、こいつだけまっすぐこっち見てたな。




肝がすわってるっつーか___。






「……変なやつ。」




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