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ザラム=アシュド

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(描いて頂いた絵になります)

竜暦500年のオス(人間換算25歳)
闇の影響を大きく受けた若者である
体躯は6mと大きく、並の者であれば恐怖を覚えるほど。

【種族生態】
破魔竜王・暁闇竜王とも呼ばれるジャアラ一族の者。
種族全般を通して闇の力を強く受けており、体色は黒く骨のような鎧をまとっているものが多い。
見た目の禍々しさも相まって非常に好戦的である。
様々な種族から敵として見なされることも多く、多くの者は敵対する存在を滅するために活動する。
力を付けたジャアラ族は他の種族のギルドから【討伐竜】として指定される。
この度合いが大きいほど脅威的な存在となり…ジャアラ族内では格付けとして用いられたりするのだとか。

住処は基本的に生命を受け入れない過酷な環境に絞る傾向がある。特に火山地帯や不毛の地など。
ジャアラ族の大きな集落には、竜王と呼ばれる至高の存在がある。(いわゆるリーダー的存在)
力こそすべてというジャアラ族にとって、リーダーとは一番力を持つ者のことをさす。

また、種族特有の特徴としては胸元にペンダントを付けるものがいる。
自身の力が強くないジャアラの者が装着すると魂ごとペンダントに吸われるという。
言い方を変えれば、このペンダントを付ける事が出来ているのならば相応の力の持ち主であるとわかる。
全員が付けているわけではなく、5つぐらいあるらしい。竜王はもちろん、認められている者だけが付けている。

ジャアラ族に対し、正反対の種族が存在する。ジャアラが闇を司るなら、光を司るラーシャインという竜族も存在する。
この光の竜族とは世代を越えて常に争い続け、出会えばどちらかが死ぬまで死闘を繰り広げる。
これにより光と闇のバランス…世界の均衡が保たれているという話があるが、一部の者はそれに疑問を抱いている。


【個体:ザラム=アシュド】

体力 20000
魔力 30000
攻撃 14000
防御 8000
敏捷 7000



若い頃から暴れまわっており、歯向かう者を徹底的に葬っていたが…竜王の提案により傍へ鎮座する日々を送っていた。
ジャアラ特有のペンダントも若い頃から装着しており、実力は認められている。
とあることをきっかけにザラムは集落を追放されることになる。(表向きにはそうなっているが、実際はザラムを守るため、竜王の計らいでそういうことにしてある)
その後は火山一帯を自身の縄張りとし、静かに生活していた。このころからザラムの好戦的な部分は薄れ、非常に大人しくなっていく。
ひとたび存在が知れると、腕試しに訪問する者達や光の竜族が現れるようになり…それ以降は様々な場所を巡る。
そして運命に導かれるかのようにオボロン達と出会うことに。

また、ザラムの左目には鋭い爪で裂かれたような傷があり失明している。
この傷をつけたのが同じギーブルのメンバーであるルパだ。
左目の視力が完全に遮断されているので、細かいものを見るのは苦手になっているようである。
とはいえ空間把握能力はちゃんと残っているので飛行などには支障はないそうだ。

一度視力を失った左目ではあるが、特定の状況に陥ると突如として開眼する。
それは自らに秘められた憤怒の力が抑えきれなくなった時…またはザラム自身が激昂状態になった時だ。
開眼された目からは眼光が迸る。
それと同時に胸元のペンダントも強く輝きだし、爪も仄かに赤く発光する。
こうなってしまったザラムは本能の赴くまま敵対する存在を完膚なきまで叩きのめし葬る。
その姿はまさしく闇の竜。
憤怒の力が落ち着くと元の状態に戻るらしいが…この間ザラムを止めることは困難を極める。


【日常】
特に用事がなければギーブル本部の横に作られた専用の場所で監視等をしている。
討伐竜として指定されているザラムに対し腕試しに来るものも相変わらず多く、わざわざ支障のない場所まで移動して腕試しに付き合ったりする。無論葬ったりすることはせずある程度遊んだ後あしらったりする。

現在は食事はしない。(若い時は敵対者を貪っていたらしいが体を維持するために必要な食事量が半端ないので、無食に対応した。よって血の味は覚えてはいる)


【戦闘】
普段は大人しいとは言ったが、怒らせると話は別である。
巨大な体躯から繰り出される体術はもちろん、ザラムは尽きることのない膨大な魔力を持っている。
一般的な属性の魔術は詠唱可能。(炎・氷・雷・地・闇)
憤怒の力も扱う事ができ、その憤怒の力を纏った体技はすさまじい威力を誇ることになる。
(憤怒を纏った爪に裂かれれば、まず無事では済まない)

激昂状態になればさらに激しい攻撃を行うようになる。
詠唱する魔術のランクが上がり、破壊力が増加。
これに関しては使用を躊躇っていた禁忌レベルを使ってくる。

体術もより凶悪になる。
並の者なら姿を留める事すら数秒と持たないだろう。
(無惨に八つ裂きにされ灰も残らぬよう燃やされる)



【禁忌魔術】
数多くの種族が住まう惑星ルシエル内で、ザラムだけが会得しているという禁じられし魔術…禁忌。
人間達の魔導士が最終的に会得したい魔術として挙げられているが…とても無理な話である。
悪質な実験や研究によりそれを再現しようとしている魔族もいるが、到底及ばない。
普段は使用を躊躇う(絶対に使わないと決めている)のだが、激昂状態の時にはその躊躇いはなくなる。


一例
獄炎禁忌『メキドフレイム』
周囲の炎の力を口元に集中させ、超圧縮した極小サイズの火の玉を吐き出す。
着弾と同時に言葉では表せないほどの轟音と爆風が周囲を包む。


絶氷禁忌『グレイシャル』
氷塊を素早く作り出し地面に刺す。その瞬間周囲は凍土と化し地に足がついているものは一瞬で凍り付く。
凍り付いた者はその強靭な前脚により粉々に砕かれるだろう。


轟雷禁忌『デッドリースパーク』
自身の周囲に雷を落とす。たとえ晴天であろうと雷は上空から襲い掛かる。
この雷は敵対する存在のみ打ち据える事が出来る…意志を持った雷。雷の形は竜の形をしているとも言われる。


風塵禁忌『ウインドチェイサー』
自身を守るように周囲に風刃を纏わせる。近寄るものは八つ裂きにされる。
このウインドチェイサーに限り、ギーブルメンバーのルパに左目を裂かれた際に受け取ったと思われる風の力を引き継いでいる。
故に殺傷能力は高くなっているらしい。


究極の禁忌魔術と呼ばれているものとして…
竜化禁忌『ドラゴネイア』
敵対する存在を強制的に竜族に変えてしまう魔術。人間であろうと獣族であろうと…たとえ魔族だろうと種族を竜族に変化させる。
変えられた竜の姿は自身の望む姿になると言われているが、真意は不明。
そして姿は戻ることはない。ザラムの意思で戻ることはできるかもしれないが…激昂状態のザラムがそうするとは思えない。
突然姿を変えられた者はうまく動く事が出来ず言葉も発することができない。
その状態でザラムは絶望を与えた上で攻撃を繰り返し、最終的には息の根を止める。