トーラ=ヴァーネオ
竜暦10000年のメス(人間換算30歳程度)
体躯は2.5m
見た目の割にはかなりの年月を過ごしている。
四肢の足枷や口の開閉を塞ぐ装置など、気になる点が多い者である。
【種族生態】
深紅の体に同系色の鬣、背には帯状の炎が漂う妖美な竜。
惑星ルシエルでは確認されていない竜族。別世界からの転移者である。
古の竜都に住まい古龍と呼ばれるという話ではあるが、詳細を知る者や書き記した書物なども存在しない。
現状では多くの謎に包まれた竜族である。
フレイマー族であるフレアと同種族という訳ではないが、炎を扱える竜族である。
【個体:トーラ=ヴァーネオ】
体力 10000
魔力 25000
攻撃 12000
防御 8000
敏捷 7500
一応女の子である。
古の竜族というだけあって全体的な能力が高く、特に炎に関して適性が強い。
自分の住んでいた世界では炎を司っていたらしく、惑星ルシエルの炎とはまた違う力のようである。
外見的な特徴として口には特殊な機械が取り付けられ開けられないようにされていて、足枷もつけられていたらしい。(足枷に関しては引き千切った後だそうだ。今ではファッション的な意味合いで残してあるのだとか)
トーラは存在が珍しいが故に悪しき研究を行う人間達の研究所に長いこと捕らえられており、抵抗できないように四肢と口を封じられた。
実際には脱出しようとすればすぐにでもできたのだが、行く当てもないので居座らせてもらっていたというのが正しい。
外すこと自体は可能だが、無理に外そうとすると神経系の罠が発動し激痛が彼女を襲うらしい。
炎の力を最大限引き出すには外す必要がある。
【日常】
食事をとらず言葉を発することもできないが、綺麗な竜文字と呼ばれる文字で筆談し会話する手段をとる。
住処も特にないのでギーブル本部周辺で散歩をしていることが多い。
特定の人間達から追われている身ではあるがまったく気にしていない。その気になれば人間程度の相手では彼女を止められはしない。
【戦闘】
本当に必要な場合に限り、苦痛に悶えながらも頭を縛っている拘束具を外す。
その際に口から放たれる炎はザラムの憤怒を凌ぐ。【獄炎・灼熱・煉獄】様々な呼び名があるが基本超高熱。
焦土と化すどころか、地面が溶けたり存在そのものが消えるとも。
背中に漂う帯状の炎で薙ぎ払ったりもする。変形が可能で、翼に変化させれば短時間空を飛ぶこともできる。