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DR-1223

design


体躯は50cmと小柄
体の8割近くが機械化している。


【種族生態】
惑星ルシエル内で竜族に強い憎しみを持つ人間達が作り上げた【竜族を滅ぼすために作られた殺竜兵器】の1匹。
本体にメモリを搭載し、何が起きていたのかを録画する機能も兼ね備えている。
正確な種族名はなく、ただただ兵器として呼ばれるだけの悲しき存在。

竜族に憎しみを持つ人間達の恨みは凄まじく、独自で量を増やしているベースとなる小竜(この竜についても独自で遺伝子操作などで生み出したらしい)に武装を施して憎き竜族の元へ送り込むのだとか。遺伝子操作といい武装化と言い…どちらにせよ許される行為ではない。

「竜族を見かけたら抹殺せよ」という憎しみを込めた殺竜プログラムをメモリに埋め込まれている。これによる被害は結構多く、かといって誰がやったのか痕跡もほとんどないため惑星ルシエル内では謎とされている。

量産が進み数としては2000体を超える。過去に発見された者には2000以上の数字が彫られていたのだとか。
また数が増えることに改良されていくため、より強固な個体が生まれているのだとか。
ただ公にできない機密情報(生態武装を施しているという事自体隠している)なので巧妙に存在を隠している。


【個体:DR-1223】

体力 9000
魔力 12000
攻撃 13500
防御 8500
敏捷 14000


DR-1223(以後ディーと呼ぶ)という名からもわかると思うが、生産数1223号竜。この子も例外なく殺竜プログラムを搭載されている。
が、何故かそれを拒む。最終段階の試験として無抵抗の小竜を殺めるように指示するもディーは拒否。
この事より例の人間達からは失敗作という烙印を押され、メモリを破壊し体もボロボロに痛めつけ再起できないよう廃棄した。
その廃棄された個体をギーブルメンバーであるルパとパロが発見し連れて帰った。

連れて帰ったとしても機械に詳しい者がいるわけではなく、悪戦苦闘しながらもなんとか活動再開できるぐらいにはなった。
何かを食べるという訳じゃなく、後ほど電力が必要だというのも知りメンバーのザラムの協力の元電気を流し込んだことによって動き始めた。
メモリを破壊されているため言葉を発することも周囲の状況を判断することもままならない。
が、生物なだけあって経験や練習などをすれば徐々に習得していく様子。
ただし殺竜プログラムだけは根強く残っている。助けてくれたルパやパロに襲い掛かりそうになるも自身で抑制している。

その様子を見かねた団長であるオボロンがディーの事を徹底的に調べ上げた。
その過程で憎しみを持つ人間達が作り出したという話・殺竜プログラムの事・生態などの情報が出てくる。

思ったより事情が複雑だと判断したオボロンは、ディーと共に行動・保護することを決断する。
色々試してはみているがなかなかうまくいかず、機械に詳しい者の存在が欲しいと思うオボロンがいた。
(心を宿す特殊な魔石を加工した装飾品もつけてみたりはするが、耐えきれず割れてしまう等)


【日常】
電気を食料としているので、元気がなくなってきたら専用の場所で充電する。

ギーブルのマスコットキャラ的な立ち位置になり、入り口でお座りをしていることが多い。
彼なりに生物観察をしているようだ。珍しい姿をしているので結構触られることも多い。

最近は気になる存在もあるらしい。


【戦闘】
普段は制御している殺竜プログラムだが、開放すると竜族に対して驚異的な戦闘能力を発揮する。

鱗を容易く貫通するレーザー状の爪。
ブレスを弾く装甲。
弱点察知・思考読みの先行動作。

まさに竜族を殺めるための兵器と化す。
殺竜プログラムが発動している際は目が赤く光るので視覚的にもわかりやすくはある。