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オボロン=レヴィアート

【両親の存在】
オボロンには両親の存在がある。

父ヴェロン=レヴィアート
母ハーロン=レヴィアーナ

父であるヴェロンは集落を護る為に体を張る少し変わった者だと周囲のレヴィア達は言う。
それもそのはず、本来レヴィア達は祈りを捧げ生命を司るものとして生きているのだが、それを放り出し皆を護る存在になると意気込んでいたのだとか。
そのためでレヴィア達は襲撃を受ける事もなく平和に暮らしている。
その裏でヴェロンが護ってくれていることは周知されていて非常に感謝されている。

人知れず集落を護るようになってから徐々に口数が減っていき、若干不愛想になってしまっているが…

母ハーロンに関しては容姿が他のレヴィアの者と違う事もあり特別な存在でもあるらしい。
それ故にレヴィアーナという名になっているという噂も。
体の色合いが白く鬣も白いのが最大の特徴であり、生命の操る力も従来のレヴィア達よりも遥かに強い。
とても温厚で争いごとが嫌い。

幼い頃のオボロンやカスミンに愛情をたくさん注ぎ育ててきた立派な母である。

【竜の器】
竜族特有の特殊な魔力を『器』と呼ばれる容器に注ぎ、さらに強い魔力で蓋をして待つと生命体…竜族の子供が生まれるという。
基本的には同じ種族同士で行うが、条件さえ整えば別種族同士でも生成することは可能である。
これを一般的にはタマゴと呼ばれるもので、オボロンもこの器よりこの世に生を受けた。

ただ…ちょっとした手違い(?)で創世竜に当たる竜達もこの器に力を注いだ為、今までにない輝きの中からオボロンが生まれたという話があるが…真意は両親と創世竜のみ知る事である。
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