お好きなお名前をどうぞ!
互いのキモチ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
真島さんの言葉に、私は思考が追いつかなかった。
だって…だってずっと真島さんは私のこと鬱陶しいって雰囲気出してたし、好きだなんて素振りもなかった。
それなのに…私が好きだった?好きだったから突き放した?
……よく分からない。私には分からない。
「……なん、で…」
「……お前は、ワシがどんな立場に居るかよぉ分かっとるやろ。お前らカタギの世界とは違う、裏の世界で生きとる。当然、危険も常にあるんや」
「………………」
「ワシはお前を、引きずり込みたなかった。危ない目に晒したない。……そう考えて、突き放した。いつかワシを嫌いになって、新しい幸せを掴んでほしかったんや」
私の為に、敢えて突き放して…私を守ろうとしてくれたってこと?
「………………」
「…けど、お前はそれでも諦めへんかった。突き放す真似しといてなんやけど…ホンマは嬉しかった。やからどうしても…突き放しきれんかった」
私が諦めず、真島さんにアタックをし続けてたことは……ずっと迷惑行為なんだと思ってた。
でも確かに、真島さんは……突き放す素振りがあったのに、何だかんだで私に付き合ってくれていた。
……私は、真島さんを苦しめていたのだろうか?
「そんな身勝手な気持ちが、お前を苦しめてもうた…。ホンマすまんかったな、さくら…」
「……そんな、私が…真島さんを苦しめ、て……」
「……もうええ、自分を責めんなや…」
真島さんの腕に、力が入る。
何度夢に見たか分からない、彼の腕の中。優しくて、とても暖かかった。
─────────
何度突き放しても、さくらはずっとワシを想い続けてくれた。
それが嬉しくて、強く突き放せへんかった。めげずに会いに来てくれるさくらを、何度抱き締めたろかって思うとった。
けど、この世界に引きずり込みたない気持ちが強かった。好きな女には、明るい場所で幸せになってほしかった。
腑抜けた考えや。結局遠ざけて傷つけて…嫌われればそれで自分は満足、なワケない。
来なくなったあの日から、気持ちが落ち着かんかった。
遠ざけた理由も、突き放しきれんかった理由も…全部話した。あとは…… さくら次第。
「……なぁさくら、お前は…こんなワシでも……まだ…好きやて言えるんか…?」
これで、さくらが軽蔑したなら…潔く退くつもりやったけど…
「……真島さんが優しい人だってこと、私は知ってます…。だから好きだったし、諦められなかった。……今、だって……本当は…」
震える手が、ゆっくり背中に回る。
ホンマ、どこまで優しい女やねん。普通やったら……嫌いになってもおかしないで。
「……ワシは散々お前を苦しめた男やで?」
「それは……、真島さん、が…優しいから…」
……適わんなぁ、お手上げやで。
「ワシのこと、許してくれるんか…?」
「許すも何も……、怒ってません、し…」
「……そか。なら…今度はワシから言うたる」
「……?」
「さくら、ワシの女になってくれや。もうお前を傷つけへんて約束したる。二度と泣かさへん。何があっても、お前は絶対守ったる。せやから……」
──俺の傍に居てくれへんか?
そう囁いた瞬間、さくらはまた泣いた。
この涙は、さっきとは違うモンと信じたい。
さくらは涙声で「はい」と言いながら、泣き続けた。
…… さくら、お前の気持ち……今度は無下にせん。
お前はずっと、ワシに執着してくれた。
せやけど、ワシも負けてへんで?
こっから先は、ワシから迫る番や。
……覚悟しとけや?
だって…だってずっと真島さんは私のこと鬱陶しいって雰囲気出してたし、好きだなんて素振りもなかった。
それなのに…私が好きだった?好きだったから突き放した?
……よく分からない。私には分からない。
「……なん、で…」
「……お前は、ワシがどんな立場に居るかよぉ分かっとるやろ。お前らカタギの世界とは違う、裏の世界で生きとる。当然、危険も常にあるんや」
「………………」
「ワシはお前を、引きずり込みたなかった。危ない目に晒したない。……そう考えて、突き放した。いつかワシを嫌いになって、新しい幸せを掴んでほしかったんや」
私の為に、敢えて突き放して…私を守ろうとしてくれたってこと?
「………………」
「…けど、お前はそれでも諦めへんかった。突き放す真似しといてなんやけど…ホンマは嬉しかった。やからどうしても…突き放しきれんかった」
私が諦めず、真島さんにアタックをし続けてたことは……ずっと迷惑行為なんだと思ってた。
でも確かに、真島さんは……突き放す素振りがあったのに、何だかんだで私に付き合ってくれていた。
……私は、真島さんを苦しめていたのだろうか?
「そんな身勝手な気持ちが、お前を苦しめてもうた…。ホンマすまんかったな、さくら…」
「……そんな、私が…真島さんを苦しめ、て……」
「……もうええ、自分を責めんなや…」
真島さんの腕に、力が入る。
何度夢に見たか分からない、彼の腕の中。優しくて、とても暖かかった。
─────────
何度突き放しても、さくらはずっとワシを想い続けてくれた。
それが嬉しくて、強く突き放せへんかった。めげずに会いに来てくれるさくらを、何度抱き締めたろかって思うとった。
けど、この世界に引きずり込みたない気持ちが強かった。好きな女には、明るい場所で幸せになってほしかった。
腑抜けた考えや。結局遠ざけて傷つけて…嫌われればそれで自分は満足、なワケない。
来なくなったあの日から、気持ちが落ち着かんかった。
遠ざけた理由も、突き放しきれんかった理由も…全部話した。あとは…… さくら次第。
「……なぁさくら、お前は…こんなワシでも……まだ…好きやて言えるんか…?」
これで、さくらが軽蔑したなら…潔く退くつもりやったけど…
「……真島さんが優しい人だってこと、私は知ってます…。だから好きだったし、諦められなかった。……今、だって……本当は…」
震える手が、ゆっくり背中に回る。
ホンマ、どこまで優しい女やねん。普通やったら……嫌いになってもおかしないで。
「……ワシは散々お前を苦しめた男やで?」
「それは……、真島さん、が…優しいから…」
……適わんなぁ、お手上げやで。
「ワシのこと、許してくれるんか…?」
「許すも何も……、怒ってません、し…」
「……そか。なら…今度はワシから言うたる」
「……?」
「さくら、ワシの女になってくれや。もうお前を傷つけへんて約束したる。二度と泣かさへん。何があっても、お前は絶対守ったる。せやから……」
──俺の傍に居てくれへんか?
そう囁いた瞬間、さくらはまた泣いた。
この涙は、さっきとは違うモンと信じたい。
さくらは涙声で「はい」と言いながら、泣き続けた。
…… さくら、お前の気持ち……今度は無下にせん。
お前はずっと、ワシに執着してくれた。
せやけど、ワシも負けてへんで?
こっから先は、ワシから迫る番や。
……覚悟しとけや?
