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指定された場所に辿り着き、桐生は勢いよく入っていった。
そこには、真島と拘束されていたさくらの姿があった。
「よぉ桐生ちゃん!随分早かったのぅ?もうちょいゆっくり来たってもよかったんやで?」
「桐生さん…!」
「さくら!……今すぐさくらを離しやがれ」
「そら出来んなぁ~」
真島はさくらの身体を引き寄せ、あろうことかドスを向ける。
「この子を解放してほしいんやったら、俺と喧嘩せぇ。そしたらちゃんと解放したるわ」
「き、桐生さん…!た、助けて……」
「……いいぜ。その代わり……立ち上がれなくなる程叩き伏せてやる!来い!」
桐生が相当怒っていることは、さくらさえも分かった。
真島も「いつもより楽しめそうや!」と喜びながら桐生との殴り合いを始める。
(こ、怖いぃ……!でも凄い……)
人質の身でありながら、割と冷静に二人を観戦するさくら。
どれ程殴り合ったのか、ついに真島が倒れ込んだ。
「ひ、ヒヒ……ッ!やっぱ桐生ちゃんはサイコーやな!いつもよりもごっつい喧嘩やったでぇ〜」
「相変わらずしぶてぇな……。だがもう決着はついた。さくらを返してもらうぜ」
桐生はそのままさくらの元へ駆け寄り縄を解いた。
「き、桐生さん……あの…」
「……すまねぇさくら、俺のせいでこんなことに巻き込んじまった……」
桐生の、本当に申し訳ないという気持ちが伝わりさくらは胸が痛くなってしまう。
……ど、どうしよう?
謝ろうと思っていたが、これはかなり……
そう思っていると、後ろから真島の笑い声が聞こえた。
「そろそろネタばらししたれや、なぁさくらちゃん?」
「……あ?」
「ま、真島さん……!あ、あの桐生さん……、その……」
い、言いづらい……
そう口篭っていると、真島が察してさくらの傍に寄る。
「実はのぅ桐生ちゃん、今回の件はさくらちゃん協力の下で実行したんや」
「……なに?どういうことだ……?」
「俺とさくらちゃん、実はおトモダチでな〜♪」
「…………なっ!??!」
「……ごめんなさい桐生さん!実は…そうだったんですぅ…」
いきなり明かされた二人の繋がりに、桐生は混乱する。
「……ち、ちょっと待ってくれ。兄さんとさくらが……友達?い、一体いつから…?」
「ん~、知り合うたのは……4ヶ月前、くらいやっけ?」
「ちょうどそれくらい…ですね」
つい最近ではなく、自分より先に真島とさくらが出会っていることを知った桐生。
確かに、拘束された側だった筈のさくらは恐れもせず真島に近寄り傷の心配をしている。
「…………頼むから、一から説明してくれ。頭が追いつかねぇ……」
騙されたことになるが、とりあえず話を聞いておきたかった。
それより二人の関係が気になるからだ。
「ほんなら、とりあえず移動しよか。協力してくれたさくらちゃんに礼をせんとな」
「……い、行きましょうか桐生さん」
三人は一先ずその場を後にした。
そこには、真島と拘束されていたさくらの姿があった。
「よぉ桐生ちゃん!随分早かったのぅ?もうちょいゆっくり来たってもよかったんやで?」
「桐生さん…!」
「さくら!……今すぐさくらを離しやがれ」
「そら出来んなぁ~」
真島はさくらの身体を引き寄せ、あろうことかドスを向ける。
「この子を解放してほしいんやったら、俺と喧嘩せぇ。そしたらちゃんと解放したるわ」
「き、桐生さん…!た、助けて……」
「……いいぜ。その代わり……立ち上がれなくなる程叩き伏せてやる!来い!」
桐生が相当怒っていることは、さくらさえも分かった。
真島も「いつもより楽しめそうや!」と喜びながら桐生との殴り合いを始める。
(こ、怖いぃ……!でも凄い……)
人質の身でありながら、割と冷静に二人を観戦するさくら。
どれ程殴り合ったのか、ついに真島が倒れ込んだ。
「ひ、ヒヒ……ッ!やっぱ桐生ちゃんはサイコーやな!いつもよりもごっつい喧嘩やったでぇ〜」
「相変わらずしぶてぇな……。だがもう決着はついた。さくらを返してもらうぜ」
桐生はそのままさくらの元へ駆け寄り縄を解いた。
「き、桐生さん……あの…」
「……すまねぇさくら、俺のせいでこんなことに巻き込んじまった……」
桐生の、本当に申し訳ないという気持ちが伝わりさくらは胸が痛くなってしまう。
……ど、どうしよう?
謝ろうと思っていたが、これはかなり……
そう思っていると、後ろから真島の笑い声が聞こえた。
「そろそろネタばらししたれや、なぁさくらちゃん?」
「……あ?」
「ま、真島さん……!あ、あの桐生さん……、その……」
い、言いづらい……
そう口篭っていると、真島が察してさくらの傍に寄る。
「実はのぅ桐生ちゃん、今回の件はさくらちゃん協力の下で実行したんや」
「……なに?どういうことだ……?」
「俺とさくらちゃん、実はおトモダチでな〜♪」
「…………なっ!??!」
「……ごめんなさい桐生さん!実は…そうだったんですぅ…」
いきなり明かされた二人の繋がりに、桐生は混乱する。
「……ち、ちょっと待ってくれ。兄さんとさくらが……友達?い、一体いつから…?」
「ん~、知り合うたのは……4ヶ月前、くらいやっけ?」
「ちょうどそれくらい…ですね」
つい最近ではなく、自分より先に真島とさくらが出会っていることを知った桐生。
確かに、拘束された側だった筈のさくらは恐れもせず真島に近寄り傷の心配をしている。
「…………頼むから、一から説明してくれ。頭が追いつかねぇ……」
騙されたことになるが、とりあえず話を聞いておきたかった。
それより二人の関係が気になるからだ。
「ほんなら、とりあえず移動しよか。協力してくれたさくらちゃんに礼をせんとな」
「……い、行きましょうか桐生さん」
三人は一先ずその場を後にした。
