キミを……




＿ピエール視点＿＿


「……」
「主様…？どうされました？」
「…迷ったかも」

そう言うと､主様は今の場所を
キョロキョロと見渡す｡

手にはクエストで依頼された｡
依頼人に籠ごと渡され､
そして収穫したキノコを入れた｡

「ここ､どこだろう…」
「主様､地図と方位磁石を
貸していただけますか？」
「……わかるの？」
「はい､おまかせを…我が主様」

そう言うと､貴女はすぐに
地図と方位磁石を私に渡した｡
私は地図と方位磁石を使い
今の場所を特定した｡

そして､一緒に元いた道へと戻る事が出来た｡


見慣れた街道に出た｡
主様は私の手を握り､笑顔で


「ありがとう！」

そう言った｡
最初にあった時は頼りないと思っていた｡
人の人一倍弱く､頭も良くない
我が主､だが……


「ボロンゴ…？ボロンゴ？」
「にゃあう！」
「あはは､よしよし…」

私たち魔物に対しては人と思い｡
会話している｡
そんな､貴女に私は……


「ピエール？」
「はい､我が主様」



＿＿＿大好きです＿＿＿
゜end......