注意

破界編にいる､魔勇者様は
生存ルートを帰してるのでいます｡

そのうち破界編の小説は描きます｡


＿＿＿

姫様達に囁かれて……



貴女視点＿＿

どうして…どうして……
どうしてこうなったのだろう…


「魔盟友よ……」
「相棒？」
「アヤ？大丈夫かしら？」

今の状態を描くと…
私達はソファに座ってて…
私はアンルシア様の膝の上に座っていて
抱きしめられていて…
左にはクマリスさん…
右には魔勇者様…
クマリスさんと魔勇者様は
私の腕に絡めて手を弄っていて…

3人とも､何故か耳に囁いてくる事｡
弱点では無いけれど…
その一気に耳に囁かれてしまうと
こう…耳がソワソワとしてしまう｡


「…あ､アンルシア様…魔勇者様､クマリス様…
い､一体何をなされてるのですか？
そ､その…く､くすぐったいです……」

「ほう？くすぐったいか､
ならもっと弄ってやろうではないか」
「うむ､相棒…こう言うのが好きではないのか？確か本で読んでこう言うマッサージを…」
「あら､アヤ｡いつも冒険疲れを
とろうとしてるのよ？嫌だったかしら？」

「い､いえ…嫌ではないですが…」
「ふふん､そうだろう｡
なら力を抜け､マッサージをしてやろう」

魔勇者様に耳に息を吹きかけられる｡
「ひゃぁ！」と自分のあられもない声を
上げ､口を閉じようと手を当てたいが当てられなくて｡それを見てニヤリと怪しく微笑んだ､クマリスさんは私の耳元で囁く｡


「相棒は本当はこう言うのが好きなのだろう？なら今日ぐらいは沢山甘やかしてやろうな…？精一杯甘えてくれよ？」
「そうよ､アヤ｡今日は沢山頑張っている､貴女に精一杯の恩返しよ…」

「ま､まってください…アンルシア様､
クマリスさんも魔勇者様もまって……」
「ダメだ､お前はそう言って､すぐに私たちから離れようとするからな？アンルシア､そのまま離すなよ？」
「言われなくたって､わかってるわよ」

「……」
「もう､逃げられないな？相棒？」
「大丈夫だ､安心しろ」

「アヤ…今日は沢山甘えてね？」



＿＿END＿＿