ゲレゲレ視点

「…んん､ふぁぁ…」
「グルル…」

ふかふかのベッドの中､主様が伸びをする｡
だが､主様はまだ起きないであろう｡

オレはゆっくりと起き上がり､
主のベッドまで近ずいた｡

幸せそうに眠る､主様｡
出来ることなら､起こしたくは無い｡
昨日も主様は夜遅くまで人助けをしていた｡
主様はお人好しだ､お人好し過ぎるのだ
だからこそ…主様は皆に
オレたちに好かれるのであろうな｡

オレはゆっくりと主様の顔を舐める｡
主様はオレが顔を舐めると
小さい声でくすくすと笑ってくれる｡


「……ｯ？あ､ゲレゲレ？」
「ガゥ！」
「……」

口パクで「おはよう」と言う､主様
オレのたてがみを撫でて､から背伸びをする｡
布団を掻き分け､ベッドから降りる｡
パジャマを脱ぎ､装備を整え､着替える｡

コンセルジュのウェディの女と
プクリポの女に挨拶をしてから､
またオレのたてがみを優しく撫でて
「今日もお願い」と口パクで話し｡
目的地のルーラストーンを探し始める｡

オレも自分のルーラストーンを探し､
主から離れないようにする｡

オレはアナタが好きだ｡


主として一人の人として…


ルーラストーンを掲げオレたちは
街に向かう｡


END……
＿＿
(主人公の名前が)ないです｡
視聴者さん許して！