どちらも月子の親戚という設定です。
星宴
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「いよいよ、明日は入学式かぁ…楽しみだね」
「そうだね。どんな学園生活になるかなぁ」
入学式を翌日に控えた日。
与えられた寮の部屋で空を見上げながら話す2人の少女。
月宮 星と夜空 彗。
「あと、ありがとうね。一緒に来てくれて」
「今更でしょ?学年が違うからずっとフォローは出来ないけど…」
「ううん。ここに入学が許されただけで十分すぎるよ!」
全寮制の高校、星月学園。
星座科・天文科・神話科・西洋占星術科・宇宙科・星詠み科という6つの学科に分かれ、天文や宇宙に関する専門的な知識を学べる。
元々は男子校だった為に、女生徒が少ないからと両親の許可が中々出なかった星に
『自分も一緒に行くから安心して欲しい』
と彗が彼女の両親に伝えて許しを得ていた。
「月子ちゃんも居るって話だけど…ビックリしてくれるかなぁ?」
「まさか入学式まで会えないとは思わなかったけどね」
「いつ以来かなぁ?覚えてるかなぁ?」
「親戚の顔、忘れるような子じゃないでしょ。さ、そろそろ寝るよ」
幼い頃は近くに住んでいたためによく遊んでいた親戚の話をしながら、2人は眠りについた。
これから始まるであろう新しい高校生活に胸をふくらませながら。
𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃
「もしもし、お母さん?突然どうしたの?」
『あ、月子?そう言えば伝え忘れてたんだけど、今年度から親戚の星ちゃんと彗ちゃんが同じ学園に通うからね』
「えっ?」
『明日、入学式でしょう?2人が困っていたら助けてあげてね』
「ちょっと、お母さん!?」
明日は生徒会の役員として入学式があるので、寝ようとした時に掛かってきた母からの電話。
そこで初めて、私は親戚がこの学園にやってくるのだと知った。
「伝え忘れてたにしては思い出すのが遅すぎるよ〜…」
数少ない女子生徒が増えるなんて嬉しい情報。
しかもそれが親戚の2人だなんて。
そうだとしてもその情報が直前すぎて慌てることしか出来ない。
2人は何科にしたのだろうか?
部活動はやるのだろうか?
考えることも話したいこともたくさんある。
まずは明日、出会える事を楽しみにしながら眠ることにした。
「2人とも元気かなぁ…ふふ、学園で会えるなんて思ってなかったら嬉しいなぁ…」
「そうだね。どんな学園生活になるかなぁ」
入学式を翌日に控えた日。
与えられた寮の部屋で空を見上げながら話す2人の少女。
月宮 星と夜空 彗。
「あと、ありがとうね。一緒に来てくれて」
「今更でしょ?学年が違うからずっとフォローは出来ないけど…」
「ううん。ここに入学が許されただけで十分すぎるよ!」
全寮制の高校、星月学園。
星座科・天文科・神話科・西洋占星術科・宇宙科・星詠み科という6つの学科に分かれ、天文や宇宙に関する専門的な知識を学べる。
元々は男子校だった為に、女生徒が少ないからと両親の許可が中々出なかった星に
『自分も一緒に行くから安心して欲しい』
と彗が彼女の両親に伝えて許しを得ていた。
「月子ちゃんも居るって話だけど…ビックリしてくれるかなぁ?」
「まさか入学式まで会えないとは思わなかったけどね」
「いつ以来かなぁ?覚えてるかなぁ?」
「親戚の顔、忘れるような子じゃないでしょ。さ、そろそろ寝るよ」
幼い頃は近くに住んでいたためによく遊んでいた親戚の話をしながら、2人は眠りについた。
これから始まるであろう新しい高校生活に胸をふくらませながら。
𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃 𓈒𓏸𑁍𓏸𓈒 𓂃
「もしもし、お母さん?突然どうしたの?」
『あ、月子?そう言えば伝え忘れてたんだけど、今年度から親戚の星ちゃんと彗ちゃんが同じ学園に通うからね』
「えっ?」
『明日、入学式でしょう?2人が困っていたら助けてあげてね』
「ちょっと、お母さん!?」
明日は生徒会の役員として入学式があるので、寝ようとした時に掛かってきた母からの電話。
そこで初めて、私は親戚がこの学園にやってくるのだと知った。
「伝え忘れてたにしては思い出すのが遅すぎるよ〜…」
数少ない女子生徒が増えるなんて嬉しい情報。
しかもそれが親戚の2人だなんて。
そうだとしてもその情報が直前すぎて慌てることしか出来ない。
2人は何科にしたのだろうか?
部活動はやるのだろうか?
考えることも話したいこともたくさんある。
まずは明日、出会える事を楽しみにしながら眠ることにした。
「2人とも元気かなぁ…ふふ、学園で会えるなんて思ってなかったら嬉しいなぁ…」
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