小ネタ集
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【四天宝寺妄想伝~銭湯~】
いい汗かいて、みんなで銭湯に行きました。タオルを頭に乗せてゆっくり湯船に浸かる千歳、包み隠さずまるで服を着ているかのように振る舞う白石、タオルで絶対防御の謙也。ユウジの背中を流す小春は、上も下も隠していることでしょう。そしてあまり気にしていない銀。そして裸で駆けずり回る金ちゃん。財前君はみんなとお風呂なんて嫌なので、帰っちゃいました。
白石「金ちゃん、あんま走り回っとったら危ないで!」
謙也「せやせや、ちょっとは師範見習いや。」
金ちゃん「銀?」
銀を見ると、タオルで背中を洗っています。そんな銀に近寄る金ちゃん。隣に立ち、いつもは下から見上げる銀を、上から見下ろす形になります。
金ちゃん「わー!銀ジャングルやん!なんでなんで?!頭ハゲとんのに、チンゲめっちゃ生えとる!」
銀「む…」
金ちゃん「千歳の頭みたいや!」
銀以外の全員爆笑。
そして銭湯から出てみんなで腰に手を当てて牛乳を飲みます。小春はいちご牛乳です。
さて、サッパリしたところで帰路につきます。が、金ちゃんが途中、ネコを追いかけて迷子になりました。それを追っていくと、ガラの悪い雰囲気の場所に辿り着きました。すると、いかにもワル!といった、男子高校生数名に囲まれた金ちゃんが、わーわー言っておりました。
千歳「金ちゃん、どうしたと?」
千歳と白石と銀がまず前に出ます。
金ちゃん「こいつらあのネコ蹴ったんやで!もう許せへん!」
ワルA「へっ、おもろいやっちゃ。許されんとどうなるんや。」
ワルB「こいつらラケット持ってんで。テニス部か?」
白石「関係無いやろ。お前達のその制服、●●高校か…うちの部員に手ぇ出しよったら、承知せえへんで?」
銀「滅する…」
ワルC「中坊の分際で生意気な…テニスできなくしてやるわ!」
襲いかかるワル達、するとそこで
???「待ちな!」
ワルA「あぁ?」
ワルB「あ、あれは…!」
金ちゃん「オカン!」
金ちゃんのお母さん登場。
ママ「こないなとこで何しとんねん。今日はハンバーグや言うたやろ!」
ワル達はその姿に息を飲んだ。何故かというと
ワルA「伝説の、タマ潰し姫や…!」
そう、金ちゃんのお母さんは昔、ここらじゃ有名な族に入っており、そのヘッドでした。通り名はタマ潰し姫。全盛期にはその美貌を持ちながら、何人の男のタマ(色んな意味で)を潰してきたか知れない、関西最強の姫であったのです。
そこで四天の子達は、噂には聞いていた、生ける伝説である彼女が金ちゃんのお母さんだという事を知るのです。
ワルB「先輩が言っとったで、タマ潰し姫の息子が四天宝寺中におるて…」
ワルC「こいつやったんか…」
そこでワル達は思い出します。ずっと上のワルの先輩が、姐さんには手を出すな、命(タマ)が惜しかったらな、と言っていたことを。
ワル達「姐さん、すんませんっした!」
はぁ?誰やねんあいつら、という金ちゃんのお母さんに深く一礼し、足早に去っていくワル達。
そこでまた、金ちゃんのお母さんのすごさを見た彼等なのでした。
謙也は一人タマを握られた時のことを思い出し、また、ひぃ~!おっかね!となっていたらいいと思います。