青学生活
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「さぁ、始めようか。」
「お願いします!」
只今昼休み。校舎裏の芝生で不二に占いをやってもらっているところだ。
不二は慣れた手つきでカードを並べていく。
「どう?!あたしヤバイ?!」
「まだ途中だから…。もう少し待って?」
あたしは不二の手元を凝視していた。
不二の手が止まった。
「出た?!」
「うん。これはね…」
言いかけて不二が開眼した。
「危ない!!」
「えっ?」
ドサッ!!
気付くとあたしは不二に抱き寄せられていた。
「危ないな…。大丈夫?怪我はない?」
「?…うん。どうしたの?」
不二の右腕があたしの頭を、左腕があたしの腰をおもいっきり捕らえているのであたしの目には学ランしか映っていない。
「サッカーボールが飛んで来たんだよ。伝説のハジケリストの則頭部めがけて。」
Σコワッ!!
「助けてくれてありがとう。その…もう大丈夫だから…。」
すっぽり抱かれているこの状況がこっ恥ずかしい。
不二の体が離れる気配はない。
「クスッ。伝説のハジケリストってあったかいね。」
「え…いや、それは…ほら、うん。」
こんな時、どうしていいか分からずキョドりまくってしまう。
「ね、ねぇ!さっきの占いどうなったの?」
話題を切り換えて不二の腕を抜けようと試みた。
が、
「うん。悪く無かったよ。それに…当たってるかもね。」
何か言いつつがっちり抱きしめて離してはくれない。
「どーゆー結果だったの?」
会話しつつ脱出を謀る。
「近いうちに、君を想う人と急接近する。」
「えっ!あたしのこと好きな人いるってこと?!」
くっ…案外力強いなコイツ。
「占いでそうなってるからね。」
「急接近だって♪誰だろ…。」
あー…びくともしない。
体が全く動かない。
「…ごめん。」
「何が?!」
急に不二が謝りだした。
「まさか、今の占いの結果が嘘だったとか言わないでしょーね!」
「……。」
もう一抵抗したところで、不二の唇が耳に当たった。
「もう少し…昼休み終わるまで、このままでいて欲しいな。」
「え…」
「駄目かな?」
不二の囁きに、とうとう動けなくなった。
「別に…イイデス///」
不二はさらにあたしを包み込んだ。
お互いの鼓動が少し速いのが分かる。
「クスッ。僕の占い当たったでしょ?」
「当たった…かも。」
終わり
[後書き]
お待たせしました(>_<)
リク内容が『不二の甘夢』ですが…。ん?甘い?コレ?
書き直しやら苦情やら受けます!すみませんすみませんすみません!!(土下座)
真由美様、これに懲りずにまたリクしてやって下さいm(__)m
ここまでお付き合いいただいた伝説のハジケリスト様、ありがとうございました☆