青学生活
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「伝説のハジケリスト…?」
学校の帰り、本屋で立ち読みしてたら背後から声がした。
「Σうわ!びっくりした…。」
「そんなに驚かないでくれない?」
好きな人に不意打ちで声をかけられて、驚くなという方が無理だ。
「ディズニーランド…?」
「うん。クリスマスシーズンだから色々変わっててすごいんだよ!」
あたしが読んでいたのは雑誌のディズニーランド特集。リョーマ君と行けたらなーなんて考えてたら本人が来たもんだから、そりゃびっくりなわけで。
「好きなの?こーゆーの。」
「うん!」
「ふーん。」
リョーマ君が雑誌を覗き込んだ。
近い…。肩が当たってる…。
「ディズニーランドってただでさえ混んでるのに、こんな時に行ったら余計混んでるんじゃない?」
やめて!そんなに近寄られたら心臓破裂するから!
「まぁねー。でも、混んでてもやっぱり行きたいし。」
「ふーん。変わってるね。わざわざ混んでるとこに行きたいなんてさ。」
「行ってみなよ☆すごい楽しいよーvV」
「やだ。」
リョーマ君とはディズニーランドデートできないのか…。
あこがれてたのにな。
「…そんなにいいわけ?」
「な、なにが?!」
「ディズニーランド。」
プチショックで一瞬意識がトリップしていた。
「いいに決まってるじゃん!夢の国だもん!」
リョーマ君はあたしから雑誌を取り、しばらく眺めていた。
横顔もかっこいいなー。
「24日。」
「えっ?!」
「24日、空けといてよね。」
脈絡もないリョーマ君の言葉にあたしは混乱した。
「そんなに言うんだから楽しいんでしょ?夢の国。」
「う、うん!楽しいよ!」
「嘘だったら…ファンタ1年分ね。」
そう言って雑誌を置くと、本屋を出ていった。
「えっ!どーゆー事?!」
リョーマ君は振り返らず、手だけ振って行ってしまった。
終わり
[後書き]
えー、リク内容が『クリスマスに絡めて』ということだったのですが…。
絡まってんのか絡まってないのか微妙ですね!
24日は恋人達の日であると同時に越前君の誕生日でもありますから、そんな特別な日に誘われて欲しかったんです。
ポテト様ごめんね!書き直せと言うならば書き直すから!!
伝説のハジケリスト様、ここまでお付き合いいただいて有難うございますm(__)m