下巻
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勇者壇太一とその仲間達は、冒険の書にこれまでの冒険を記録しに来ていた。
「すみません!冒険の記録をしたいのですが…」
「それではここに記録しなさい。」
勇者壇太一は王様に渡された冒険の書に、これまでの冒険の内容を書き綴った。
【〇月×日の記録】
今日はエジンベアに行ったです。門番の人は僕達を絶対に通してくれません。
そこで僕達は街の人達に話を聞く事にしました。
商人の千石先輩は女の人に話し掛けでばかりで、商人なのに遊び人さんのようです。武道家の亜久津先輩は、最初から宿屋さんでタバコを吸って待っていました。
僕と僧侶の南部長で酒場に行ってきたです。そこで聞いた情報によると、"きえさり草"という、姿を消す事のできる草が売っているとの事でした。これでお城に入れるです!
千石先輩と南部長と"きえさり草"を買い、宿屋にいる亜久津先輩を迎えに行きました。またお城の前に行き、亜久津先輩に"きえさり草"を使う事を説明すると、
「俺は誰の指図も受けねぇ!」
と言って門番の人達に突っ込んでいきました。すごくかっこ良かったです!それを見て南部長は頭を抱えていました。ですが、無事にお城に入れて良かったです!さすが亜久津先輩です!
亜久津先輩のおかげで王様に会うことができたのですが、"きえさり草"の使い道が無くなってしまいました。千石先輩がしきりに
「俺にちょーだい♪」
と言ってきたので、千石先輩にあげようとしたら、亜久津先輩が"きえさり草"を取り上げました。
「金が無駄にならねぇようにしてやるよ。」
と言って、街の裏路地に行ってしまったです。僕達は宿屋さんで待つ事にしました。
千石先輩はがっかりした様子で、南部長は心配そうに部屋をうろうろしてました。しばらくして亜久津先輩が帰ってきて、
「ほらよ。」
と言って僕にすごい大金を渡しました。
南部長が亜久津先輩に
「こんな大金どうしたんだ。」
と聞くと、亜久津先輩は
「あ?売ってきたんだよ。ククク…」
と言いました。亜久津先輩すごいです!商売上手だったんですね!
南部長の顔色が悪かったですが、具合でも悪いのでしょーか…。
今日は王様にも会えたし、お金も増えました。全部亜久津先輩のおかげです!
「ではこれまでの冒険を記録します。」
「はい!お願いしますです!」
勇者壇太一は冒険の書に記録を残し、次の冒険に備えた。
明日への希望を胸に。
「最高じゃねーの!!!」
―完―
後書き
[後書き]
あははは!…しょーもないですね!風花ちゃんの合格&ご入学祝いに勝手に書いたこの話。いい迷惑ですね…。くだらなすぎ(>_<)
私はくだらないの大好きなんですけどね…
こんなしょーもない話ですが、気持ちは篭ってますから!
本当にすみませんm(__)m
下巻までお付き合い下さった方、本当にありがとうございました!そしてすみませんでしたm(__)m
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