テニス100%
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―試合当日―
「遅い!!もう試合始まっちゃうよ?!」
「ごめん…。」
昨夜、伝説のハジケリストは応援グッズを作るのに励んでいたために、案の定寝坊した。
伝説のハジケリストと##NAME2##が急いで応援席につくと、すでに試合が始まろうとしていた。
「よかった。これからみたいだね!」
「うん!」
伝説のハジケリストはバッグから応援グッズを出すと、##NAME2##に渡した。
「何コレ…」
「何って、応援グッズだよ!」
「あたしもしなきゃだめ?」
「勿論。」
##NAME2##はしぶしぶ伝説のハジケリストお手製のハチマキを頭に巻いた。可愛い親友のためだ、これくらいの恥は我慢してやろう、と。
「千石いつ出るか聞いた?」
「なんかダブルスって言ってたよ。」
「ダブルス?つーかあんたそれ…」
「何?」
伝説のハジケリストはハチマキの次に、【Fight!!千石☆】と書かれたうちわを取り出した。
「ジャニーズのコンサートじゃないんだからι…あ!千石だ!」
「どこどこ?!」
調度コートに千石が入ってきた。千石は観客席の伝説のハジケリストを見付けると、両手を大きく振った。
「愛されてますね~。」
「……///」
すると、コートにもう一人の人物が入ってきた。
「柳生君?!」
「へー。千石のパートナーって柳生君だったんだ。二人共対象的なのにね。」
その柳生はというと、観客席を見ようとせず、千石に何か言ってネット際に歩き出した。千石は名残惜しそう伝説のハジケリストに振り返り、柳生の後を追うようにネット際についた。
「二人共どんなプレーするんだろうね?つーかあの二人って本当に変な組合せだよね。」
「うん…」
「ねぇ!あの二年生かっこよくない?髪の毛ワカメみたいだけど。その相方の子も中々♪ゲゲゲ系なトコがまたいいね。」
「うん…」
伝説のハジケリストの耳に##NAME2##の言葉はあまり入らなかった。コートに立つ二人を見て、言葉には表せない複雑な気持ちでいた。
はっきりとした理由は分からないけれど。
そして、試合が始まった。