テニス100%
名前変換
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(う~ん、昨日の子、なんか気になるんだよなぁ。どっかで会ったことあるようなないような…。)
男子トイレで手を洗いながら千石は考えていた。
(うん、やっぱり後で名前聞きに行こう。)
千石は基本的に女の子が大好きで、ほとんどの女子と友達だ。しかし心の底から追い求めるような、そんな想いをしたことがなかった。
「##NAME2##、最近柳生君とやたら仲良くない?」
千石がトイレから出てくると、女子トイレから話し声が聞こえてきた。
(おっ、##NAME3##ちゃんの声!ってことは…。)
「そお?」
(ビンゴ!やっぱ俺ってラッキー♪##NAME2##ちゃんかー。うんうん、かわいい名前だ♪)
「柳生君てなんか暗くない?紳士らしいけど、何考えてるか分からないし。」
(柳生君…?ああ、柳生君ね。)
「そんなことないよ?話してみるとかなりいい人だし。」
「そう?でもあの外見はちょっとねー。若いのに七三分け?ご苦労様ですね、みたいな。」
(うわーι柳生君ドンマイ(>_<)!)
「…っ!確かに七三分けで逆光眼鏡は痛いけど本当にいい人なんだよ!?人間見た目じゃないんだから!柳生君の事よく知らないのにそんな事言わないで!」
(………。)
「ごめん…。なんか##NAME2##が柳生君に取られるんじゃないかって思って…つい、ね。ホントごめんね?」
「バカねぇ、##NAME3##が一番好きに決まってるじゃん!あたしとあんたの友情は不滅でしょ?」
「ですよねーw」
(おっと!)
トイレから出てくる二人から、何故か身を隠すようにして足早に教室に戻った。
「で、どーすんの?告白は。」
「まぁ見ててよ。柳生君に秘策を伝授していただいたからね!ま、フラれたとしても印象には残るから。」
「告るっていう行為に燃えてんだか告る相手に燃えてんだか…。ま、初めての告白が上手くいくといいね!陰から応援してるよ。」
「うん♪よーし、やるぞー!!」
こうしてあたしは、放課後を迎える。