～木更津淳の気持ちになって～



いつも常に頭に巻いてる
ボクのコレをからかうんだね
動くたびヒラヒラなびいて
ほらこんなに近くにいるよ

汗で　張り付いて
でこが　呼吸困難
悩んで　沈んだ日々も
日が経てばもう慣れた

きっとこれはイジメなんだね
ボクの頭にはコレがある

どんな時もはずしはしない
コレを巻いて　風呂も入る
嘘じゃないよ
今、ハチマキが笑ったみたい

嫌だなんて声に出したら
あの観月に叩かれるかも
コレの匂い久々に嗅ぐ
この世のものとは思えない

街中　出歩くと
みんな　振り向いて見てる
ふと瞳が　合った瞬間
気まずそうに逸らすよね

ずっとコレを巻いてくんだね
すでに色あせて赤じゃない

どんな辛い日焼けをしても
巻きっぱならごまかせるさ
嘘じゃないよ
今、ハチマキがズレたみたい

きっとコレでやってくんだね
観月捕まえて確かめる
「どんなことが起きたとしても絶対取ってはいけませんよ」

ずっとコレを巻いてくんだね
ボクの頭には常にある

でも観月の服に比べたら
少しマシかな　まだイケる
嘘じゃないよ
今、ハチマキが笑ったみたい