氷帝生活
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今日は月に一度の最もツライ日。その名も『二日目』。
「どうしました?顔色が良くないですよ?」
あまりの怠さに机に突っ伏していたあたしに、柳生が心配そうに尋ねた。
「伝説のハジケリスト具合悪いの?保健室行く?」
幸村もあたしの顔を覗き込んだ。
「顔色と今の伝説のハジケリストの体制、今日の日にちから考えて生理だろう。」
「そうなの…。くっそ~腹いてぇ…。」
私達はオープンで、てゆーか男子もこういう事は理解しておいた方がいいと思うので、私は隠さず言うのだ。
「女って大変だな。横になるか?」
そう言うと、ジャッカルは床にタオルを敷いてくれた。
スポーツタオルなので、体の6割は地べたになるであろう事請け合いだ。
「ありがとう。気持ちだけ受け取っとく。」
「なぁ、ソレってなんか食ったら治るとかねーの?」
「生理の時は食欲がなくなるとお聞きしましたよ?」
「ふーん。飴も食えねーの?薄荷とかは?」
ブン太はポケットから薄荷の飴らしき物を出して、あたしに見せた。
「ごめん。今はいいや。ありがとね。」
その薄荷飴は、一週間前にあたしがブン太にあげた物だったが、なんか切ないので黙っておこう。
「どーしたら治るんスかね?これじゃ伝説のハジケリスト先輩が可哀相っスよ。」
そう言いながら、赤也もあたしの近くに来た。
どうでもいいけど、生理中に男子に囲まれるのは何かあれだ。
「おばあちゃんになるまで治らないよ。でも大丈夫。ほんの数日で終わるから。」
ね?と赤也に笑いかけてみるが、なにせ腹も痛けりゃ腰も重い。おまけに気持ち悪いので、笑顔が引き攣ってるのが自分でも分かる。
「そんなに辛そうな顔して…。分かった。俺が止めてあげる。」
「え…?」
幸村はあたしの肩にそっと手を置くと、澄んだ目でじっと見てきた。
「そんな事できるんスか?!」
「生理が止まるということは、妊娠するということだ。」
柳はそう言いいながら、一瞬開眼したように見えた。
「幸村君…。君は伝説のハジケリストさんを妊ませようと言うのですか?伝説のハジケリストさんの人生を背負う覚悟があるとでも?」
「あぁ。もちろんさ。ふふ。俺と伝説のハジケリストの子ども、絶対かわいいよ。」
幸村がうっとりした表情であたしの髪を撫でた。
「Σあ~!!幸村部長何触ってんスか?!つーかいくら部長でも伝説のハジケリスト先輩に中出しなんて絶対許さねぇ!!」
「おい…本人いる前で直球かよι」
ジャッカルは気まずそうにあたしを見たが、目が合うと黒い顔を赤黒くして顔をそらした。
「切原君。レディの前で下品な事を言うのはやめたまえ。せめて胎内射精と言うべきです。」
紳士柳生さん。意味は同じじゃないんですか?
「伝説のハジケリスト、大丈夫だよ?痛いのは最初だけだから。優しくするし。」
幸村さん。出産はどうするんです?あなた話逸れてますよ?
「ちょっと待てよ!伝説のハジケリストの初Hの相手は俺だろぃ?やっぱ場所は体育倉庫だよな!あ…でも初めては俺の部屋ってのもいいな…」
勝手にしてくれ。
「残念だが、一度の性行為で妊娠する確率は極めて低い。」
「ははは。分かってるよ。誰も一度なんて言ってないじゃない。」
さすが幸村。"精市"という名は伊達じゃない。
「伝説のハジケリスト先輩に何回も中出しするつもりっスか?いくらアンタでも…潰すよ?」
「へぇ。面白い。やってみなよ。」
「なぁ、俺の部屋と体育倉庫どっちがいい?」
「伝説のハジケリストさん。例え貴女がバツイチでも、私は全てを受け入れますよ。」
「いい加減にせんか!!」
ちょっとうざくなってきたな~と思ったその直後、今まで黙っていた真田が発狂した。
「病人に寄ってたかって何をくだらん事を言ってるんだ!」
「あの…別に病気じゃないんだけど…」
「伝説のハジケリストは黙ってろ!」
厳しい口調で言われ、お父さんに叱られるってこんな感じかな、なんて考えた。
威厳もあり、迫力もあるので、結婚するなら真田みたいな人がいいのかもしれない。
「女がいる前でそんな下劣な話をするなんてたるんどる!」
そうそう。
「最初は心配していたものを、さっきから聞いてれば、伝説のハジケリストに卑猥な言葉ばかり聞かせおって!やりすぎだぞ!」
ホントよ。あんた達自体が猥褻物陳列罪よ。真田!もっと言ってやって!
「いいか!皆胆に命じておけ!伝説のハジケリストは新婚初夜までそういった行為はしないんだ!分かったな?!」
すごく綺麗で真っ直ぐな目でみんなに豪語する真田。
あぁ…この人ピュアだ…
《ガチャ》
みんなが真田に愛おしさを抱いた時、部室のドアが開いた。
「ん?みんなして何固まっとう?」
「あ、仁王。」
「お前さん顔色悪いぜよ。具合、悪いのか?」
仁王はあたしのおでこに手を当てた。
「熱はないよ。…ごめん!生理来ちゃった。」
「別によかよ。何で謝る?お前の体が目当てじゃないし。」
「仁王…。」
二人の世界に入りかけた時、赤也の声があたし達を現実に引き戻した。
「ちょっ…どーゆー事っスか?!」
「何が?」
「仁王君!まさか伝説のハジケリストさんとこ、交際なさっているなんて事は…」
「え?言ってなかった?あたし達去年から付き合ってるよ♪ね?」
「ピヨ」
「そ、そんな…!…ッチキショー!!」
赤也は部室を勢い良く飛び出して行ってしまった。その後をジャッカルが追った。
「う、嘘だろぃ…?ま、また騙してんだろ!な?!」
「騙してないって。ちなみに初Hはあたしの部モガ…?!」
「そんな事まで言わんでいい。」
後ちょっとで言い終わるのに、仁王に口を塞がれた。
ブン太を見ると、口からガムが落っこち、瞬きもせずにあたしを見ている。
《バタン!!》
「幸村君!しっかりしたまえ!幸村君!」
幸村は倒れ、柳生に抱き起こされて頬をペチペチ叩かれている。
「俺は知っていたぞ。だが、経験済みとまでは読み切れなかった。」
柳は苦笑し、カッチンコッチンに石化した真田に近付き言った。
「希望を捨てるな。お互いに…な。」
なんだか大変な事になっている中、仁王はあたしの手をとった。
「帰るか。生理痛辛いじゃろ?」
「うんvV」
帰り道、河原で肩を組み合っている赤也とジャッカルを見掛けた。
終わり
[後書き]
リク内容は
『立海逆(ギャグ)ハー下ネタ仁王落ち』
下ネタ♪という事で、情熱的に取り組ませて頂いたわけですが…どうですか?!
まず逆ハーになってませんよね…ιギャグも中途半端!あぁ~…本当にすみません(>_<)初めてリクして下さったのに、こんな駄文しか書けなくて申し訳ございませんm(__)m書き直し、苦情、遠慮せずにおっしゃって下さいね!
これに懲りずにまた来てリクしてやって下さい(>_<)
ここまでお付き合い下さった歩様、伝説のハジケリスト様。ありがとうございました☆そして、心よりお詫び申し上げます。
「どうしました?顔色が良くないですよ?」
あまりの怠さに机に突っ伏していたあたしに、柳生が心配そうに尋ねた。
「伝説のハジケリスト具合悪いの?保健室行く?」
幸村もあたしの顔を覗き込んだ。
「顔色と今の伝説のハジケリストの体制、今日の日にちから考えて生理だろう。」
「そうなの…。くっそ~腹いてぇ…。」
私達はオープンで、てゆーか男子もこういう事は理解しておいた方がいいと思うので、私は隠さず言うのだ。
「女って大変だな。横になるか?」
そう言うと、ジャッカルは床にタオルを敷いてくれた。
スポーツタオルなので、体の6割は地べたになるであろう事請け合いだ。
「ありがとう。気持ちだけ受け取っとく。」
「なぁ、ソレってなんか食ったら治るとかねーの?」
「生理の時は食欲がなくなるとお聞きしましたよ?」
「ふーん。飴も食えねーの?薄荷とかは?」
ブン太はポケットから薄荷の飴らしき物を出して、あたしに見せた。
「ごめん。今はいいや。ありがとね。」
その薄荷飴は、一週間前にあたしがブン太にあげた物だったが、なんか切ないので黙っておこう。
「どーしたら治るんスかね?これじゃ伝説のハジケリスト先輩が可哀相っスよ。」
そう言いながら、赤也もあたしの近くに来た。
どうでもいいけど、生理中に男子に囲まれるのは何かあれだ。
「おばあちゃんになるまで治らないよ。でも大丈夫。ほんの数日で終わるから。」
ね?と赤也に笑いかけてみるが、なにせ腹も痛けりゃ腰も重い。おまけに気持ち悪いので、笑顔が引き攣ってるのが自分でも分かる。
「そんなに辛そうな顔して…。分かった。俺が止めてあげる。」
「え…?」
幸村はあたしの肩にそっと手を置くと、澄んだ目でじっと見てきた。
「そんな事できるんスか?!」
「生理が止まるということは、妊娠するということだ。」
柳はそう言いいながら、一瞬開眼したように見えた。
「幸村君…。君は伝説のハジケリストさんを妊ませようと言うのですか?伝説のハジケリストさんの人生を背負う覚悟があるとでも?」
「あぁ。もちろんさ。ふふ。俺と伝説のハジケリストの子ども、絶対かわいいよ。」
幸村がうっとりした表情であたしの髪を撫でた。
「Σあ~!!幸村部長何触ってんスか?!つーかいくら部長でも伝説のハジケリスト先輩に中出しなんて絶対許さねぇ!!」
「おい…本人いる前で直球かよι」
ジャッカルは気まずそうにあたしを見たが、目が合うと黒い顔を赤黒くして顔をそらした。
「切原君。レディの前で下品な事を言うのはやめたまえ。せめて胎内射精と言うべきです。」
紳士柳生さん。意味は同じじゃないんですか?
「伝説のハジケリスト、大丈夫だよ?痛いのは最初だけだから。優しくするし。」
幸村さん。出産はどうするんです?あなた話逸れてますよ?
「ちょっと待てよ!伝説のハジケリストの初Hの相手は俺だろぃ?やっぱ場所は体育倉庫だよな!あ…でも初めては俺の部屋ってのもいいな…」
勝手にしてくれ。
「残念だが、一度の性行為で妊娠する確率は極めて低い。」
「ははは。分かってるよ。誰も一度なんて言ってないじゃない。」
さすが幸村。"精市"という名は伊達じゃない。
「伝説のハジケリスト先輩に何回も中出しするつもりっスか?いくらアンタでも…潰すよ?」
「へぇ。面白い。やってみなよ。」
「なぁ、俺の部屋と体育倉庫どっちがいい?」
「伝説のハジケリストさん。例え貴女がバツイチでも、私は全てを受け入れますよ。」
「いい加減にせんか!!」
ちょっとうざくなってきたな~と思ったその直後、今まで黙っていた真田が発狂した。
「病人に寄ってたかって何をくだらん事を言ってるんだ!」
「あの…別に病気じゃないんだけど…」
「伝説のハジケリストは黙ってろ!」
厳しい口調で言われ、お父さんに叱られるってこんな感じかな、なんて考えた。
威厳もあり、迫力もあるので、結婚するなら真田みたいな人がいいのかもしれない。
「女がいる前でそんな下劣な話をするなんてたるんどる!」
そうそう。
「最初は心配していたものを、さっきから聞いてれば、伝説のハジケリストに卑猥な言葉ばかり聞かせおって!やりすぎだぞ!」
ホントよ。あんた達自体が猥褻物陳列罪よ。真田!もっと言ってやって!
「いいか!皆胆に命じておけ!伝説のハジケリストは新婚初夜までそういった行為はしないんだ!分かったな?!」
すごく綺麗で真っ直ぐな目でみんなに豪語する真田。
あぁ…この人ピュアだ…
《ガチャ》
みんなが真田に愛おしさを抱いた時、部室のドアが開いた。
「ん?みんなして何固まっとう?」
「あ、仁王。」
「お前さん顔色悪いぜよ。具合、悪いのか?」
仁王はあたしのおでこに手を当てた。
「熱はないよ。…ごめん!生理来ちゃった。」
「別によかよ。何で謝る?お前の体が目当てじゃないし。」
「仁王…。」
二人の世界に入りかけた時、赤也の声があたし達を現実に引き戻した。
「ちょっ…どーゆー事っスか?!」
「何が?」
「仁王君!まさか伝説のハジケリストさんとこ、交際なさっているなんて事は…」
「え?言ってなかった?あたし達去年から付き合ってるよ♪ね?」
「ピヨ」
「そ、そんな…!…ッチキショー!!」
赤也は部室を勢い良く飛び出して行ってしまった。その後をジャッカルが追った。
「う、嘘だろぃ…?ま、また騙してんだろ!な?!」
「騙してないって。ちなみに初Hはあたしの部モガ…?!」
「そんな事まで言わんでいい。」
後ちょっとで言い終わるのに、仁王に口を塞がれた。
ブン太を見ると、口からガムが落っこち、瞬きもせずにあたしを見ている。
《バタン!!》
「幸村君!しっかりしたまえ!幸村君!」
幸村は倒れ、柳生に抱き起こされて頬をペチペチ叩かれている。
「俺は知っていたぞ。だが、経験済みとまでは読み切れなかった。」
柳は苦笑し、カッチンコッチンに石化した真田に近付き言った。
「希望を捨てるな。お互いに…な。」
なんだか大変な事になっている中、仁王はあたしの手をとった。
「帰るか。生理痛辛いじゃろ?」
「うんvV」
帰り道、河原で肩を組み合っている赤也とジャッカルを見掛けた。
終わり
[後書き]
リク内容は
『立海逆(ギャグ)ハー下ネタ仁王落ち』
下ネタ♪という事で、情熱的に取り組ませて頂いたわけですが…どうですか?!
まず逆ハーになってませんよね…ιギャグも中途半端!あぁ~…本当にすみません(>_<)初めてリクして下さったのに、こんな駄文しか書けなくて申し訳ございませんm(__)m書き直し、苦情、遠慮せずにおっしゃって下さいね!
これに懲りずにまた来てリクしてやって下さい(>_<)
ここまでお付き合い下さった歩様、伝説のハジケリスト様。ありがとうございました☆そして、心よりお詫び申し上げます。