氷帝生活
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「仁王君、伝説のハジケリストさんが呼んでましたよ。」
柳生に言われ、俺は屋上に向かった。
「お待たせ。」
「おっ!来た来た。」
伝説のハジケリストから呼び出しなんて珍しい。いつも俺が呼び出しても逃げるからのぅ。
「何?」
「今日誕生日だよね!おめでとう。」
「あぁ…。」
そういえば今日誕生日か。
「はい、これ!」
伝説のハジケリストはシンプルな包装紙の箱を差し出した。
「………。」
「Σちょっと!!疑ってないで受け取ってよ!」
いつもからかってるからここぞとばかりに復讐でヘンな物が入ってるんじゃ…。
「…もういい!仁王の事考えて用意したのに!」
怒った顔がかわいいけど、やりすぎると本気で嫌われる。それだけは避けたい。
「嘘。ありがと。」
「分かればよろしい。」
笑った顔もかわいい。
どうせならお前が欲しいぜよ。
「それ、夕飯前に開けてね!それまで絶対開けちゃだめだから!」
「分かった。」
伝説のハジケリストは俺の返事を聞いて満足そうに屋上を出ていった。
何故夕飯前限定なのか。
まぁ何にせよ惚れた女にプレゼントを貰えるのは悪い気せん。
ガラにもなく顔が緩んだ。
「おや、仁王君。何をしているのですか?」
「プリッ。」
部室でこっそり開けようとした伝説のハジケリストのプレゼント。「開けるな」と言われると開けたくなるのが人間の性。
「ほほぅ…伝説のハジケリストさんからのプレゼントですか。どれ、見せたまえ。」
何故か柳生と見る羽目に。
見つかってしまっては仕方ないからのぅ。
不覚にもワクワクしてる俺がいた。
包装紙を外すとアルバムが姿を現した。
「写真…ですかね?」
「さぁ…。」
当然中身が気になって表紙をめくった。
「なっ…!!」
「これはこれは…」
全部のポケットが焼肉の写真で埋まっている。
「彼女らしいですね。」
「……。」
あいつの事だ。俺の欲しいモンが分からなくてとりあえず好物をと思ったんね…。
「おや、何処へ行くんですか?」
何処へ…?決まっとう。
「プレゼント貰いに。」
「全く…。ほどほどにしておきたまえ。」
「おった。」
「あ、仁王じゃん。どーしたの?」
「いただきます。」
「はっ?!えっ!ちょっ…助けて…!!」
あんなんで俺をやりすごせると思っとう?
「逃がさんよ。」
「……ι」
終わり
[後書き]
はい。初仁王君。
難しいです。つーか分からないです。ノリで書いてみましたがまたしょうもない。
今までで一番ごめんなさいm(__)m
仁王HAPPY BIRTHDAY!