氷帝生活
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「伝説のハジケリスト先輩!俺って何系っスか?!」
「は?!」
赤也が部室に来たと思ったら、いきなり意味不明なことを言ってきた。
「伝説のハジケリストさん、もういいですか?」
「…はっ!もうちょい!」
柳生の髪形改造に励んでいるので赤也にはかまっていられない。
あたしは作業を続けた。
「Σちょっとちょっと!無視しないで下さいよ~!って何してんスか?」
「柳生改造計画!髪いじったら絶対かっこよくなるって!」
「柳生先輩ずるいっス!伝説のハジケリスト先輩、俺の髪もいじって下さい!なんなら全身…「できたー☆」
あたしは手鏡を柳生に渡した。
「ほう。これは結構ですね。」
前髪をセンターで分け、両サイドをくまさんのヘアピンでとめてみた。
「九州二強の一人、橘君の妹さんと入れ代わり…ブツブツ」
とんでもないことを口走りながら柳生は部室を後にした。
「で、何の話だっけ?」
「も~!聞いてて下さいよ!俺は何系かって話っス!」
海藻系!
「いきなりどーしたの?」
「クラスの女子がそーゆー話してたんスよ。今人気なのは~系だみたいな感じで。伝説のハジケリスト先輩から見て俺は何系スか?!」
もしくはエスパー、虫系でモンジャラ!
「そうねー、ジャニーズ系でもないし…難しいな。大体何系があったっけ?」
「そうっスねー、かわいい系とかフェロモン系とか抱かれたい系とか抱きたい系とかっスかね!」
最後の二個がおかしかったが突っ込むと面倒なのでやめておこう。
「子どもっぽいとこはあるよね。でもかわいい系だとしっくり来ないんだよねー。」
「俺子どもじゃないっスよ?なんなら…確かめてみます?(ニヤッ)」
「…あ、情熱系なんてどお?」
試合中を思うとむしろヒス系。
「(流された…。)なんか『はみだし刑事』みたいじゃないっスかι」
「いいじゃん!何かと熱くて。じゃ、決まりということで!」
ぶっちゃけどーでもいい。
「…分かったっス♪伝説のハジケリスト先輩がそんなに俺の情熱見たかったなんて…。いいっスよ…たっぷり見せてあげますよ…(ペロッ)」
「え…!ちょっ…!待っ…!Σうお!!」
『バタン!!』
「Σー!!…………。」
あたしはあのクソ狭いロッカーの中で赤也の情熱をダイレクトに受けた。
というか思い知らされた。
「どうっスか?情熱系の俺♪」
「やっぱあんたはアブナイ系だ…。」
終わり
[後書き]
はい、ワンパターンでごめんなさい。
調子こいて意気込んで書いたものの、やはりこんなんでした(ー_ー;)
酷いもんです。危機感を感じます。
ここまで読んで下さってありがとうございました☆
ユウキ様ゴメンナサァァァイ!!!