氷帝生活
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今日はジャッカルの誕生日ということで、みんなで誕生日会の準備中。
前回の赤也の時に奮発しすぎて金欠のため、部室で行うことにした。
「ハッピバースデージャッコー♪」
「切原君、"ジャッコー"ではなく"ジャッコゥ"です。では、もう一度。」
「何が違うんスか?ι」
「発音です。よく聞いていたまえ。…ジャッコゥ!…分かりましたか?」
柳生はさっきから付きっきりで赤也に発音の指導。
「伝説のハジケリスト、あと3㎝下げてみてくれ。」
「こう?」
「よし。」
あたしと仁王と柳は部屋の飾り付け係だ。
「ただいま~!ケーキ買ってきたぜぃ♪」
「丸井、まだ開けるなよ。」
「分かってるって!」
ケーキとジュース係のブン太と真田が帰ってきた。
「よし、これで準備はオッケーだね!ジャッカル呼ぶ前に確認しときたいんだけど…。」
「プレゼントだな。」
さすが柳。
「なんで確認するんスか?そーゆーのって開けてからのお楽しみでしょ?フツー。」
「分かっとらんのぉ。」
ジャッカルの場合、あげる物は実用品というのがあたし達の中での暗黙の了解だ。
「…というわけです。」
「なるほどねぇ。」
「じゃあ真田から見せて。」
「うむ。」
真田が取り出したのは馬鹿でかい文鎮とお米券。
「文鎮はいらなくねー?」
「俺も誕生日にもらったんスけど、どっかいっちまいましたよ。」
どうやら真田は誕生日プレゼント=文鎮らしい。
「お米券は喜ぶよ!どこで手に入れたの?」
「向かいに住んでいる老婆にいただいた。文鎮のオマケにでもと思ってな。」
あくまで主役は文鎮らしい。
「ブン太は?」
「俺は…あった!」
鞄をゴソゴソと探り、封筒を取り出した。
「わー!いいなー!」
「へへーん♪スゴイだろ?」
封筒の中身はホテルのバイキングの招待券だった。
「あいつにはいつも世話になってっからな!」
「絶対喜ぶよー!ブン太やるじゃん☆赤也は何にした?」
「何がいいか見当もつかなかったんで、ありきたりなんスけど…」
そう言って赤也が取り出したのはスポーツタオル。
「いいじゃーん!あんたできる子だよ!エライエライ☆」
「へへっ///」
そういえばこの前体育着で汗拭いてたしね。
「柳生は?」
「私は仁王君と相談して二人で買いました。」
「プリッ。」
そう言って出てきたのは大きな袋だった。
「中身は?」
「…ヒマワリの種。」
「Σえっ?!」
ジャッカルはハムスターじゃないから!お前ら何相談したんだよ!!
「向日葵の種は栄養価も高く長持ちしますから。庭に蒔いて花を咲かせれば気分も明るくなりますし…。」
「そ、そうだね。じゃあ癒しということで…。」
「ピヨっ。」
「柳は?」
ブレーン柳は気の利いた物あげるんだろうなぁ。
「あぁ。」
柳は小さめの袋から3足セットの靴下を2組取り出した。
「すご…!!さすが柳!なんて実用的なの…!」
「靴を履き変える時穴が見えたからな。」
あたしは改めてこの男を敵に回したくないと思った。
「そーゆー伝説のハジケリストは何にしたんだ?」
「ちょっと早いけど…」
あたしは手編みのマフラーを取り出した。
冬を乗り切ってもらうためにコツコツ編んだのだ。
「あー!いいなー!伝説のハジケリスト先輩俺にも編んで下さいよ~!もちろん愛を込めてvV」
「考えとく。」
「やりぃ♪」
これだけあれば一年は持つだろう。
「ところで幸村は?」
「俺が預かってある。」
真田は袋からネピアを2つ出した。
「これ?」
「そうだ。」
そう…。
「彼の場合、買い物は病院の売店になりますから。そこでの生活用品でこれが一番良いと判断したのでしょう。」
いやぁ、絶対テキトーだと思うけどなー。
「じゃあ俺ジャッカル呼んで来るわ!」
「頼むぞ。」
毎年こうしてジャッカル の誕生日には、ジャッカルの一年間の生活が少しでも潤うようにと試行錯誤する。というのも、ジャッカルはみんなにとってやはり大切な仲間だから。
(ガチャ)
『誕生日おめでとーう!!』
終わり
[後書き]
ごめんなさい。ジャッカルの誕生日なのにジャッカル本人は出て来てません(爆)
自分の誕生日に友達が何かを用意してくれるのって本当に嬉しいですよね!
ジャッカルHAPPY BIRTHDAY!
前回の赤也の時に奮発しすぎて金欠のため、部室で行うことにした。
「ハッピバースデージャッコー♪」
「切原君、"ジャッコー"ではなく"ジャッコゥ"です。では、もう一度。」
「何が違うんスか?ι」
「発音です。よく聞いていたまえ。…ジャッコゥ!…分かりましたか?」
柳生はさっきから付きっきりで赤也に発音の指導。
「伝説のハジケリスト、あと3㎝下げてみてくれ。」
「こう?」
「よし。」
あたしと仁王と柳は部屋の飾り付け係だ。
「ただいま~!ケーキ買ってきたぜぃ♪」
「丸井、まだ開けるなよ。」
「分かってるって!」
ケーキとジュース係のブン太と真田が帰ってきた。
「よし、これで準備はオッケーだね!ジャッカル呼ぶ前に確認しときたいんだけど…。」
「プレゼントだな。」
さすが柳。
「なんで確認するんスか?そーゆーのって開けてからのお楽しみでしょ?フツー。」
「分かっとらんのぉ。」
ジャッカルの場合、あげる物は実用品というのがあたし達の中での暗黙の了解だ。
「…というわけです。」
「なるほどねぇ。」
「じゃあ真田から見せて。」
「うむ。」
真田が取り出したのは馬鹿でかい文鎮とお米券。
「文鎮はいらなくねー?」
「俺も誕生日にもらったんスけど、どっかいっちまいましたよ。」
どうやら真田は誕生日プレゼント=文鎮らしい。
「お米券は喜ぶよ!どこで手に入れたの?」
「向かいに住んでいる老婆にいただいた。文鎮のオマケにでもと思ってな。」
あくまで主役は文鎮らしい。
「ブン太は?」
「俺は…あった!」
鞄をゴソゴソと探り、封筒を取り出した。
「わー!いいなー!」
「へへーん♪スゴイだろ?」
封筒の中身はホテルのバイキングの招待券だった。
「あいつにはいつも世話になってっからな!」
「絶対喜ぶよー!ブン太やるじゃん☆赤也は何にした?」
「何がいいか見当もつかなかったんで、ありきたりなんスけど…」
そう言って赤也が取り出したのはスポーツタオル。
「いいじゃーん!あんたできる子だよ!エライエライ☆」
「へへっ///」
そういえばこの前体育着で汗拭いてたしね。
「柳生は?」
「私は仁王君と相談して二人で買いました。」
「プリッ。」
そう言って出てきたのは大きな袋だった。
「中身は?」
「…ヒマワリの種。」
「Σえっ?!」
ジャッカルはハムスターじゃないから!お前ら何相談したんだよ!!
「向日葵の種は栄養価も高く長持ちしますから。庭に蒔いて花を咲かせれば気分も明るくなりますし…。」
「そ、そうだね。じゃあ癒しということで…。」
「ピヨっ。」
「柳は?」
ブレーン柳は気の利いた物あげるんだろうなぁ。
「あぁ。」
柳は小さめの袋から3足セットの靴下を2組取り出した。
「すご…!!さすが柳!なんて実用的なの…!」
「靴を履き変える時穴が見えたからな。」
あたしは改めてこの男を敵に回したくないと思った。
「そーゆー伝説のハジケリストは何にしたんだ?」
「ちょっと早いけど…」
あたしは手編みのマフラーを取り出した。
冬を乗り切ってもらうためにコツコツ編んだのだ。
「あー!いいなー!伝説のハジケリスト先輩俺にも編んで下さいよ~!もちろん愛を込めてvV」
「考えとく。」
「やりぃ♪」
これだけあれば一年は持つだろう。
「ところで幸村は?」
「俺が預かってある。」
真田は袋からネピアを2つ出した。
「これ?」
「そうだ。」
そう…。
「彼の場合、買い物は病院の売店になりますから。そこでの生活用品でこれが一番良いと判断したのでしょう。」
いやぁ、絶対テキトーだと思うけどなー。
「じゃあ俺ジャッカル呼んで来るわ!」
「頼むぞ。」
毎年こうしてジャッカル の誕生日には、ジャッカルの一年間の生活が少しでも潤うようにと試行錯誤する。というのも、ジャッカルはみんなにとってやはり大切な仲間だから。
(ガチャ)
『誕生日おめでとーう!!』
終わり
[後書き]
ごめんなさい。ジャッカルの誕生日なのにジャッカル本人は出て来てません(爆)
自分の誕生日に友達が何かを用意してくれるのって本当に嬉しいですよね!
ジャッカルHAPPY BIRTHDAY!