氷帝生活
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私には最近、恋人が出来ました。
「えっ…!!マジで?!」
「マジ。だから一時期ミミズの肉だって言われてたんよ。」
騙されやすい彼女はもっぱら仁王君にからかわれています。
「ウソ…。今まで何個食べたことか…。どうしよう…(||Д||)」
仁王君の冗談を真に受けてる姿はとてもかわいらしいのですが…。
「お前はホントおもしろいのぅ。」
伝説のハジケリストさんは私を好きだと言ってくれましたが、こうも目の前で仲良くされては不安になります。
「伝説のハジケリスト、ちょっといいか?」
「はーい。今行く!」
いつかああして私の元から去ってしまうのではないかと不安です。
「練習再開じゃな。」
「……。」
「浮かない顔しよって。そんなに気になるなら確かめればいい。」
「人を試すような真似はしたくありません。」
愛しい人を試すなんて気が引けます。
しかし…
「恋愛に完璧さもキレイゴトもいらんよ。聞きづらいなら"俺"から聞けばいい。」
「…といいますと?」
「任せときんしゃい。」
「伝説のハジケリストさん。」
「あ、お疲れ!」
「帰りにお茶でもしませんか?」
「うん!するする!急いで着替えてくるね!」
「では校門でお待ちしてます。」
(彼女でも見分けがつかんとは…。)
「そんなに慌ててどこ行くん?」
「あ、仁王お疲れ!これからピロシと制服デートなのvVじゃ、あたし急ぐから!」
「待ちんしゃい。」
「?」
「ネクタイ、曲がっとうよ。」
仁王(ホントは柳生)は伝説のハジケリストのネクタイを優しく直した。
「あ…ありがとう//」
何故顔が赤く…。
不安が込み上げた。
「なぁ、柳生には内緒で俺とも付き合ってみん?」
試すような真似をしてすみません。ですが、さすがにこの不安には勝てません。
「…それ本気?」
「本気。」
どんな答えが返ってきても、私はそれを受け止めるつもりです。これからも貴女を好きでいることには変わりありませんから…。
「それはできないよ。そんなことしたらピロシ泣いちゃうし。」
「……。」
「それに、仁王みたいな危険な奴とは恐くて付き合えないよ!あたしはピロシしか眼中にないんだ。」
「そんなに好き?」
「大好き。」
胸が焦げた。
「じゃああたし行くね。」
貴女には敵いませんね…。
「お待たせー。」
「そんなに待っていませんよ。」
伝説のハジケリストさんが校門に向かっている途中、仁王君と入れ代わった。仁王君は何も言いませんでしたが、おそらく彼女の事を気に入っていたのは事実でしょう。
「制服デートってなんかいいよね!」
「…そうですね。たまにはいいですね。」
しかし…先ほど顔を赤らめたのは何故なのでしょうか…。
「先ほど仁王君と何を話していたんです?」
「あー…ネクタイ直してもらった。で、手つきが優しくて少し柳生とタブってドキドキしちった。」
「…そうですか。」
本当に貴女には敵いませんよ。
「あ!もしかしてヤキモチ??」
「ええ。」
「Σえっ?!(今日はやけに素直というかなんというか…///)」
「手、繋ぎませんか?」
「繋ぎます…//」
知っていますか?私が貴女をどれほど大切に想っているか…。
「やっぱり柳生じゃないとダメだ。」
「光栄です。」
終わり
[後書き]
上手くまとまりませんでした…(汗)
オチというオチが無いし!!しかも誕生日関係ないし!!
仁王の方言もよく分からなくて…ほんとすみませんでしたm(__)m
柳生HAPPY BIRTHDAY!