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俺は今、部室の前にいる。
「バネさーん!今日雨だからミーティングやるから部室来てね!」
昼休みに剣太郎がわざわざ教室まで来た。
今日は俺の誕生日だ。きっとみんなで祝ってくれるんだろう。
「よぉ!お待たせ!」
部室の前からみそ汁のいい匂いがした。
『ハッピーバースデーバネさん!!』
みんなが俺を拍手で迎える。
「ありがとう!」
「さ、座って!おみそ汁冷めちゃう!」
伝説のハジケリストが俺の手を引き、誕生日席に導いた。
いきなり手を握るサービスとは……誕生日最高!!
席に着くと、目の前にはラーメンどんぶりすれすれに入ったみそ汁が。
俺への気持ちを表しているんだろう。
「始めるのねー。」
いっちゃんの合図と共に、シジミに接着剤で固定したロウソク(青雲)に火がつけれた。
『お誕生~日~おめでと~お~♪お誕生~日~おめでと~♪』
HAPPY BIRTHDAYの日本語バージョンに乗せて俺はロウソク(青雲)をふいた。
「バネさんおめでとう!ささやかながら俺達からプレゼントがあるんだ。受け取ってくれないか?」
サエが"対女の子用"の微笑みを俺に向けた。
「もちろん!ありがとな!」
伝説のハジケリストが机の下からビニール袋を取り出した。
「みんなで一生懸命作ったから!はい!」
伝説のハジケリストの百万ドルの笑顔付きで胸がいっぱいだぜ!
「おう!大切にするぜ。」
ビニール袋からみんなからの心のこもったプレゼントを取り出してみた。
「………?( ̄_ ̄)」
漆黒の羽が所狭しと並べられた大きめの輪っか。
なんだこれ…?
「気に入ってくれたかい?首飾りとして使ってもいいし、頭につけてもいいんだよ?」
いいんだよって…。
「ところで何の羽なんだ?」
「砂浜に落ちてたカラスの羽!みんなでがんばって拾ったんだ!」
「Σカラス?!」
「サエさんかっこよかったんだよ~!羽が一枚足りなくて、そこにいたカラスに『ごめんよ。友達のためなんだ。』って言ってそのカラスの羽2枚ぶち抜いたんだから~!」
「Σぶち抜いた?!」
「はは。よせよ剣太郎。まいったな。」
まいったのは俺の方だ。
「バネ、付けてみるのね。」
え…?
「そうだよ!きっと似合うよ!」
伝説のハジケリストが言うなら!!
おれは頭に漆黒のリングを乗せた。
「似合うよーvV」
「そうか?///でもなんでカラスなんだ?」
「先週みんなでプレゼントを何にするか秘密会議したんだ。」
みそ汁をすすりながらサエが言った。
その姿も中々男前だ。
「そしたらダビデが『黒羽なだけに黒い羽なんてどう…?』って!」
「んで、オジイに聞いたら最近海にカラスが大量発生してるって言うから♪」
「カラス"から好"かれるバネさん…ブッ!Σうわ!!バネさんたんま!!マジでそれは…!!」
俺はダビデのズボンを引っ張り、尻にロウソク(青雲)のロウを垂らした。
「そぉゆぅのが…好きなの。」
「ははは。過激だなぁ。」
六角中は今日も仲良しだ。
終わり
[後書き]
すみませーん!!ソッコーで書きましたがこれじゃ書かない方がよかった気が…。ま、そんなことは私の書くもの全てに言えますけどね☆
とにかく!!
バネさん、誕生日おめでとう!!