銃兎さんとの小話
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好きな所。
それはもちろんたくさんある。
私は今、ソファに寝そべり目の前の景色を眺めている。
クーラーが効いていて涼しい。少し足先がひんやりして、気持ちがいい。左手を少し伸ばせばミニテーブルの上に乗ったグラスに手が届く。部屋が涼しいせいであまり、中身は減っていないがウーロン茶。しかもストローまでついていて、コースターもある。
その隣にはリモコン。
「快適だ」
「それは、それは、よかったですねぇ」
若干呆れたような声が聞こえ、視線を送っていたヌシが軽くこちらをむく。
その人はこちらをみて眉をさげ、口角を少しあげ笑みを浮かべると、また目線を手元のスマートフォンに向け、指を動かし始めた。
長い脚を組んで椅子に座っていて、背もたれに持たれず美しい姿勢をキープしている。スマートフォンの画面を見つめる目は真剣で、口元に手を当て考えている姿は美術品のよう。
切れ長の瞳はモスグリーンでガラス細工の様に綺麗だし、肌なんか嫉妬するくらい綺麗。
いつもはスーツ姿だが今日はVネックのシャツに細身のデニムで、ラフな格好。脚も長いからデニムがよく似合っていてモデルのみたい。
今日は髪もまだセットしていないので、軽く分けている程度。
…うん。かっこいい。好きだなぁ。
心の中で大きく頷いた。
でもやっぱり1番好きだと思えるのは
「あの、そんなに見られるとやりずらいんですが」
はぁ、と息をはきスマートフォンを机の上に置き、こちらを見る。
「だって、銃兎さんかっこいいんですもん」
「…よく飽きもせずにずっと見てられるよな。」
立ち上がってこちらに向かってくる。
うつ伏せになっていた私を仰向けにひっくり返し、覆いかぶさるように、私を抱きしめ首筋に顔を寄せる。私も広い背中に腕を回す。
「はぁ…この案件に区切りがついてからにしようと思ってたのに。」
首元で喋られると振動でくすぐったい。
「ふふっ、銃兎さん」
「なんだ」
「好きですよ」
銃兎さんはちょっとだけ目を見開くと、すぐにいつも通りの余裕たっぷりな顔に戻ってわたしの唇を塞いだ。
「知ってる」
余裕そうな顔がちょっと崩れた所が可愛くて好き、なんて言ったら、また彼は違った顔を見せてくれるだろうか。
それはもちろんたくさんある。
私は今、ソファに寝そべり目の前の景色を眺めている。
クーラーが効いていて涼しい。少し足先がひんやりして、気持ちがいい。左手を少し伸ばせばミニテーブルの上に乗ったグラスに手が届く。部屋が涼しいせいであまり、中身は減っていないがウーロン茶。しかもストローまでついていて、コースターもある。
その隣にはリモコン。
「快適だ」
「それは、それは、よかったですねぇ」
若干呆れたような声が聞こえ、視線を送っていたヌシが軽くこちらをむく。
その人はこちらをみて眉をさげ、口角を少しあげ笑みを浮かべると、また目線を手元のスマートフォンに向け、指を動かし始めた。
長い脚を組んで椅子に座っていて、背もたれに持たれず美しい姿勢をキープしている。スマートフォンの画面を見つめる目は真剣で、口元に手を当て考えている姿は美術品のよう。
切れ長の瞳はモスグリーンでガラス細工の様に綺麗だし、肌なんか嫉妬するくらい綺麗。
いつもはスーツ姿だが今日はVネックのシャツに細身のデニムで、ラフな格好。脚も長いからデニムがよく似合っていてモデルのみたい。
今日は髪もまだセットしていないので、軽く分けている程度。
…うん。かっこいい。好きだなぁ。
心の中で大きく頷いた。
でもやっぱり1番好きだと思えるのは
「あの、そんなに見られるとやりずらいんですが」
はぁ、と息をはきスマートフォンを机の上に置き、こちらを見る。
「だって、銃兎さんかっこいいんですもん」
「…よく飽きもせずにずっと見てられるよな。」
立ち上がってこちらに向かってくる。
うつ伏せになっていた私を仰向けにひっくり返し、覆いかぶさるように、私を抱きしめ首筋に顔を寄せる。私も広い背中に腕を回す。
「はぁ…この案件に区切りがついてからにしようと思ってたのに。」
首元で喋られると振動でくすぐったい。
「ふふっ、銃兎さん」
「なんだ」
「好きですよ」
銃兎さんはちょっとだけ目を見開くと、すぐにいつも通りの余裕たっぷりな顔に戻ってわたしの唇を塞いだ。
「知ってる」
余裕そうな顔がちょっと崩れた所が可愛くて好き、なんて言ったら、また彼は違った顔を見せてくれるだろうか。
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