南阿蘇の土砂崩れ。最後の行方不明者１名。
見つかったというニュースの動画を見た。
避けてきていたものだった。熊本地震。
水害の時もそうだったけど、自分が見たことのある景色が無惨な姿になっているのを見てしまうときのショックは凄まじい。
お世話になったくま川鉄道がひっくり返っているのを見てゲーゲー戻した。胃が空っぽになっても戻した。
熊本城が崩れているのを見て立ちくらみをしてやっぱり吐いた。
土砂崩れの現場が危ないからと行方不明捜査ができないからご両親が探しているというのは聞いていたんだけど、本当にご両親が見つけられたというのはあまりに酷だが、救いでもある気がした。
この間、と言っても去年の夏か。
でかい台風が直撃して、初めてそんな状況になったから本当に怖くて、ただ死を覚悟する時間はあったのでいろいろと考えたり吹っ切れたりしたが、ああいうふうに急に人が消えてしまうというのは本当にしんどいね。

あ、いや元夫の死は覚悟の時間があったのでまあそうでも…
そうでもない、と言い続けているがどこかで最後の行方不明者のお母さんのように崖の上から名前を呼んで叫んで、帰ってこないんだなと苦しんでいる自分もきっといるのだろうね。