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つい放送していた映画を見てしまってこんな時間。サスペンスホラーかな?
臨死体験実験を、自分達だけで行った医学生がとんでもない経験をするという内容。脳死状態を数分続けてから、蘇生する。死んでる間に三述の川が見えただとか、そういうのはマジなのかどうかを自らの体をもって実験した主人公たち。それぞれ脳死状態になった状態で見たのは、過去のトラウマや自分がやった悪いこと。いじめ、こっそりポルノビデオを撮影してた罪悪感、幼い頃の父の死などなど。それぞれ見たもの、そのあと感じたもの体験したものは違うけど、自分の罪悪感をぬぐえたら、そのあとに怖い思いはしないっぽいから、みんなはそれぞれ自分のトラウマや過去に向き合う。
いじめやってたやつは、いじめてた子に謝りにいけばいいけどね。いいってわけじゃないんだけど。
だけど、いじめで相手を殺しちゃったやつはもう救いようがない。なんだこれぇ…これは結局、幻覚を見ているのか?
誰かが自分を恨んでいるだろうな、という小さな罪悪感や後ろめたさが形になってしまって、襲いかかってくる。相手がすでに死者となるともう救いようがない。
死後の世界ってあるのだろうか、私はあって欲しくないなぁ。死んで会いたい人もいなければ、死んで待ちたいとも思わない。死んだら終わり、それが一番理想ですね。
臨死体験、みんながみんな似たようなものを見るのは「こういうものを見た」という話がどんどん世間に広がっているから、死んだときにそういうものを見てしまうんでしょうね。と、夢も希望もないことを言ってしまう。
でもきっと、あると思えばあるんだと思うなー。脳ってなんでも見せてくれるし、きっと会いたい人に会える。
見せたいものを見せてくれるってのは、映画の中でも描写されてるんです。良かったなぁ、どっちも救われたんだなって。死んだパパも、臨死体験をした娘も。どちらも謝ることができた。きっと死んでしまったパパだって、娘に謝りたかった。
映画はまだ見てる途中なんだけど、これは面白い。映像の表現も好きだなー。
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