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胸くそ悪い映画によく、ミストがあげられますが私はこの『ハプニング』も嫌な気持ちになる、救われない映画代表としてあげたいですね。2003年くらいの作品ですが、まあミストみたいにCG技術も必要ない映画なので古くても良い作品って印象があります。
ミストはほら、なんとなくアクションアドベンチャーな要素もあるんだけど(ミスト見てない人には優しくない比較だね、ごめんね)このハプニングの方は、ひたすら逃げなきゃいけないことと、追い付かれたらおしまいって絶望感がすごい。しょっぱなから絶望。そして現実にもあり得る展開で、もっと怖い。ミストはまだファンタジーなので、どこか客観的に見ることができる。ハプニングは違う、世界の異常は、蜂が突然姿を消したことから始まるんですね。
蜂が滅亡すると、地球は終わると言われているんですが、この映画はマジで終わろうとしてるから怖い。科学的な要素をかなり現実的に描いているので、これマジであり得る話なんじゃねえの?ってとにかく怖い。
多くの死を描写してあるんですが、『あるある、あるねコレ』って死に方があるんですけど。は?嘘でしょ、どうやってそれで死ぬの…えっ……?えっちょ、まっ待ってギャアアアア!!!って死に方するからまあ痛いしグロいし。テレビの再放送で見ているので、そこらへんカットだったんですけどね。もう三回以上は見てる映画だから、ああそういえばそういう死に方でしたね、って懐かしくなったよ←
そう、この映画。ミストよりしんどいのは自殺者がめちゃくちゃ出るからしんどい。しんどいとき、ああ死にてえなって思ってる時に一番見てちゃいけない映画だと思うよ!!元気な時に見てね!!
こういう自然災害的なパニック映画は、結構好きです。似たような映画で、人類が急に眼が見えなくなっちゃう(全員が見えなくなるわけじゃないので、そこらへんで色々と揉める)やつとかあるんですけど、それも面白いのでオススメ。タイトル忘れた←
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