「最初は服を見ましょう、その服しか持ってないんでしょ？」
エイプリルは何でもわかっているように言い当てた。
着いた先のアパレルショップは様々な種類の服から年齢層幅広く置いているお店。
何着か選び試着をしてたら、試着室にエイプリルが入って来た。

「エイプリル！？」
「なに？女同士なんだから見られても問題無いでしょ？」
そう言って目の前で着替えを始めるエイプリルを見てそのスタイルに見入ってしまった。そして鏡に映る自分の姿...


お次はコスメショップへ、安い物から大きなブランド商品が並ぶ大人気のお店だ。

「名無しは？今使ってるスキンケア商品って何使ってるの？」
スキンケアコーナーに行くとエイプリルは名無しの肌を気にしてか合う物を探そうとしてくれた。
「ドニーが注文してくれたやつ使ってます」
名前が思い出せなかったがしっとり系でネット販売の物と言えばエイプリルは凄く良いやつじゃない！と驚いていた。

「名無し、これお勧めのやつ」
エイプリルが商品をもって名無しに見せて来た。その商品はアルガンオイルで主に化粧水前のブースターとして使う物らしい。
「これ化粧水使う前に塗ると一瞬で肌の角層に浸透させてくれるから凄くお勧め！」
ブランド物の割にはお手頃価格だったので購入を決定した。