「実はね名無しに合わせたい人がいるんだよ」

皆で朝ご飯のピザを食べている間、ドナテロが名無しに言った。
「名無しは知ってるかもしれないけどエイプリルとアイスホッケーマンのケイシーが来る予定なんだよね」
ドナテロの急な報告に名無しは慌てて残りのピザを頬張った。


「元気？久しぶりに此処に来るとやっぱり暗いしジメついてるのが気になるわね」
ホームに到着したエイプリルがガイズに話しかけながらやって来た。
あの人がミーガ...じゃなくてエイプリルだ！
すっごい綺麗な人！隣になんて立ちたくないくらい美人。
そんな事を思いながらドナテロの後に隠れて上半身だけ斜めに傾けて見ているとエイプリルが名無しに気付いてこっちに歩いて来た。

「ドニー、その人が話てた名無しでしょ？
よろしく、私はエイプリル」
ドナテロに大丈夫だよと背中を押されて前に出るとエイプリルが手を差し伸べてくれた。
名無しも同じように手を出して握手をすればスベスベのもちもちハンドに感動したが顔に出さないように頑張った。

「お前ら、俺の事忘れてないか？」
ケイシーだ。凄くハンサムな人。
そう思っているとケイシーも名無しの所に歩いて来て手を差し伸ばしてくれた。
「俺はケイシー、よろしくな名無し」
握手したらガイズより小さいけど手が大きかった。