4話 看病④ドナテロ
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「皆んな!集まってくれ!!」
ドナテロの大きな掛け声が下水道のホームに響いた。
ガイズ、名無し、スプリンターもドナテロのラボに集まる。
「名無しを詳しく検査する為に血液検査をしたんだ
そしたら大変な事がわかったよ
[#da=1」
「ニュートロニウム?」
皆んなのポカン顔を見てドナテロは頭を片手で抱えた。
「ニュートロニウムはシュレッダーの脱獄ワープ計画とクランゲがテクノドロームを転送させる空間を作ってた物質だよ!博物館でシュレッダーが持って行ったのと、ビーバップとロックステディがブラジルで回収した部品だ
名無しの血液にはその部品と同じ物質が入ってる
だから名無しそのものが異次元空間の素で、強いて言うなら名無しが異次元空間を自在に移動出来る者って事!」
「ぇっ...あたし何も出来ないよ?」
「まだ目覚めてないからだよ
僕達の世界に来ただろ?あれが異次元空間の移動なんだよ」
名無しは自分の手のひらを見た。
自分が異次元空間の移動を自由に出来るんだと。超能力者なんだと。一緒に気味悪いとも思った。
元々夢に映画の世界が広がってると思っていたから、けど実際に世界があって、自分自身が移動して、本物の体として生きている事に不思議な感覚を覚える。
夢を通じて誰かの体に転移して見た目も自分そっくりになったのかと思っていたけど、確かに元の世界の自分の見た目は何一つ違わない。自分の体。叩かれれば痛いし体を動かせば動いている感覚がある。
けど詳しくは解明出来なかった。
「名無し!シュレッダーとバクスターってどうなったか知ってる?
クランゲが現れた後話題すら出ないんだ。警察の所にもいないみたいで身元不明が気になってたんだけど」
「シュレッダーはクランゲに氷漬けにされてテクノドロームの倉庫に入れられてたよ
バクスター博士はシュレッダーに東京に移動させられてた」
「東京?何で東京なのかわからないけどバクスターは自力で復帰も出来るわけか...」
映画で映し出されていたのはそこまで、バクスター・ストックマン博士はその後どうなったのかは明かされていない。
そんな中ガイズはドナテロと名無しの話に置いてけぼりだった。
そこでラファエロがやっと口を開く。
「バクスターが何かあるのかよ?東京に行ってんならそんなに危機感持たなくても良いんじゃねえのか?」
「バクスターの専門は異次元空間の移動だよ
もしニューヨークに戻って来て名無しが見つかったら必ず利用される
またクランゲを転送するかもしれない」
先を見据えてのドナテロの推測だ。本当に起きるかわからない。けど最悪の場合にならない為の対策を考える。
しかし下水道での暮らしと外出時はガイズの付き添いの他安全策は無い。
とにかく見つからないように細心の注意を払いながらストレスがかかり過ぎない適度の外出をして過ごす事となった。
「俺達の血液に入ってるミュータジェン、名無しの血液に入ってるニュートロニウム
面白い!守ってみせよう!名無しを」
レオナルドはやる気に満ち溢れたように名無しの両方を持った。
「名無し、僕達絶対守るからね!」
ドナテロもやる気満々だ。
ガイズに守られながらの下水道生活。案外不自由しないかも。
ドナテロの大きな掛け声が下水道のホームに響いた。
ガイズ、名無し、スプリンターもドナテロのラボに集まる。
「名無しを詳しく検査する為に血液検査をしたんだ
そしたら大変な事がわかったよ
[#da=1」
「ニュートロニウム?」
皆んなのポカン顔を見てドナテロは頭を片手で抱えた。
「ニュートロニウムはシュレッダーの脱獄ワープ計画とクランゲがテクノドロームを転送させる空間を作ってた物質だよ!博物館でシュレッダーが持って行ったのと、ビーバップとロックステディがブラジルで回収した部品だ
名無しの血液にはその部品と同じ物質が入ってる
だから名無しそのものが異次元空間の素で、強いて言うなら名無しが異次元空間を自在に移動出来る者って事!」
「ぇっ...あたし何も出来ないよ?」
「まだ目覚めてないからだよ
僕達の世界に来ただろ?あれが異次元空間の移動なんだよ」
名無しは自分の手のひらを見た。
自分が異次元空間の移動を自由に出来るんだと。超能力者なんだと。一緒に気味悪いとも思った。
元々夢に映画の世界が広がってると思っていたから、けど実際に世界があって、自分自身が移動して、本物の体として生きている事に不思議な感覚を覚える。
夢を通じて誰かの体に転移して見た目も自分そっくりになったのかと思っていたけど、確かに元の世界の自分の見た目は何一つ違わない。自分の体。叩かれれば痛いし体を動かせば動いている感覚がある。
けど詳しくは解明出来なかった。
「名無し!シュレッダーとバクスターってどうなったか知ってる?
クランゲが現れた後話題すら出ないんだ。警察の所にもいないみたいで身元不明が気になってたんだけど」
「シュレッダーはクランゲに氷漬けにされてテクノドロームの倉庫に入れられてたよ
バクスター博士はシュレッダーに東京に移動させられてた」
「東京?何で東京なのかわからないけどバクスターは自力で復帰も出来るわけか...」
映画で映し出されていたのはそこまで、バクスター・ストックマン博士はその後どうなったのかは明かされていない。
そんな中ガイズはドナテロと名無しの話に置いてけぼりだった。
そこでラファエロがやっと口を開く。
「バクスターが何かあるのかよ?東京に行ってんならそんなに危機感持たなくても良いんじゃねえのか?」
「バクスターの専門は異次元空間の移動だよ
もしニューヨークに戻って来て名無しが見つかったら必ず利用される
またクランゲを転送するかもしれない」
先を見据えてのドナテロの推測だ。本当に起きるかわからない。けど最悪の場合にならない為の対策を考える。
しかし下水道での暮らしと外出時はガイズの付き添いの他安全策は無い。
とにかく見つからないように細心の注意を払いながらストレスがかかり過ぎない適度の外出をして過ごす事となった。
「俺達の血液に入ってるミュータジェン、名無しの血液に入ってるニュートロニウム
面白い!守ってみせよう!名無しを」
レオナルドはやる気に満ち溢れたように名無しの両方を持った。
「名無し、僕達絶対守るからね!」
ドナテロもやる気満々だ。
ガイズに守られながらの下水道生活。案外不自由しないかも。
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