ご飯を食べて落ち着いた頃、もう元気そうだし身体も大丈夫そうだね、お風呂に入る？とドナテロに言われた。
確かに体調を崩してから、勝手に外も出歩いたせいもあり体が大分汚い。
体力も戻ってきた事だしお風呂に入る事にした。

ドナテロと一緒に洗面所兼浴室に行くと大きな変化に驚いた。
出入り口の目隠し用シートは変わらないもののくぐると2倍は広くなった洗面所と浴室。トイレが無い事にも気付く。
壁は白いタイルで間接照明。浴室に続く扉は透明なガラスで出来ていて全体的にお洒落になっていた。例えて言うなら高級ホテルのよう。
金色の猫足が付いたバスタブはガイズ2人が入れそうな大きいサイズ。

「色々改装したんだけど、トイレは隣の部屋に移動させたよ。あとここに名無しの物を入れておいたよ」
ドナテロが指差した洗面台の扉を開ければ歯ブラシやコップ、スキンケアセットが入っていた。
続いて浴室に移動すると、今度はシャンプー類はこれねとドナテロが指差したのは紫とピンク色のシャンプーとコンディショナー。
トリートメント付きで更には洗い流さないトリートメントオイルまで手渡された。
「その洗い流さないタイプは髪を乾かす前と後、どっちもに使うんだって」

シャワーや蛇口の出し方や水とお湯の切り替え、浴室の使い方もろもろを説明してくれた。最後にこれ着替えね、あと着てた服をこの籠に入れておいてと言うとドナテロは目隠しシートをしっかり閉めてこの場を去った。

またパンツ洗ってくれるのかな...

もうドナテロだったら推しだし体拭いて貰った時に裸も見られちゃったし良いやと諦めて汚れた体を洗った。